フライト・リスクのレビュー・感想・評価
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最後まで気が抜けない
手に汗握る状況が続く中、不穏に揺れるハワイアン人形が乗客の気持ちを体現してるよう。
とにかく、ずーっと飛行機の中でも外でも危険な状況が数分毎に続いて、本当に飛行機の中なのかと思うほど忙しい。
こんなに始まりから最後まで気が抜けなくて釘付けなのは初めてかも。
乗り合わせた人達全員ヤバいけど、証人の彼が地味にずっと笑わせてくれて大好き✨
緊迫した空気に反して、笑っちゃいけないけど、でもどうにも面白い彼の焦りと止まらないお喋りに、所々でクスクスが止まらない。
そして超クールな彼女の大活躍も凄かった。あの狭い空間で長い手足をブンブン振り回して動き回るのカッコよすぎるでしょ。
忘れちゃいけないアイツも良い。
まさかの髪の毛事情に皆んな目が釘付け。
とりあえず、めっちゃ面白かった!!
みしか
スッキリとコンパクトにまとめた作品
小型飛行機内でもアクションできます!
始まりはいつものイケメン♡マークウォールバーグ♡ある時点からトンデモウォールバーグに😱メルギブソン監督作品
登場人物ほぼ3人、小型機内での密室劇 誰を信用していいのかも分からず、とてもハラハラで面白かった
相席スタートのお二人登壇の吹替版試写会で鑑賞
出来は残念、でもメルギブ作品らしさも
2016年の『ハクソー・リッジ』以来久々のメル・ギブソン監督作は、飛行機内での密室スリラーという、フィルモグラフィの中でもエンタメに振り切っており、主要キャスト3人であるマーク・ウォールバーグ、ミシェル・ドッカリー、トファー・グレイス各自が演技プランを持ち込み、セリフも即興のものを多く採用。撮影も22日間で済ませたというコンパクトぶり。
搭乗者全員訳アリで、通信相手さえも信用できるのかというサスペンスや、『アポカリプト』、『ハクソー・リッジ』で白眉だったサバイバル要素もあるが、いかんせんメイン舞台が飛行機内という限定空間ゆえにどれも淡泊。キーパーソンなはずのウォールバーグ扮する怪しいパイロットも、役作りで本当に髪を剃ってハゲ頭にしたにもかかわらずインパクトに欠ける。要するに、予想を超えた展開にならないまま終わってしまった感。どうもメルギブ監督は、本作撮影前から『パッション』続編のプリプロダクションに力を入れていたらしいので、その煽りを受けたのかも。
ただ、メルギブ作品で欠かせない「贖罪」は本作にもあったし、終盤である人物が深手を負う箇所が、キリスト同様に“脇腹”なのも何らかの意図を感じた。あと、彼の作品で外せないサディスティック描写もちゃんとあるのが抜け目ないというかなんというか。
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