隣のステラ

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劇場公開日:2025年8月22日

解説・あらすじ

講談社「別冊フレンド」連載の餡蜜による人気コミック「隣のステラ」を実写映画化したラブストーリー。福本莉子と八木勇征が主演を務め、若手俳優としてスターへの道を歩み始めた青年と幼なじみの少女が織りなす、もどかしくも真っ直ぐな恋の行方を描く。

隣同士の家に住む千明と昴は仲の良い幼なじみだったが、昴が芸能界にスカウトされたことで状況が一変する。人気モデルになっても今までと変わらず接してくれる昴に対し、千明は一定の距離を保ちながらも、幼い頃から抱いていた恋心を止められずにいた。思いを募らせた彼女はついに昴に胸の内を明かすが、幼なじみとしてしか見ていないと言われてしまう。これまで毎日のように接してきた千明と昴は、この日からすれ違うようになる。昴の活躍を見て一念発起しアルバイトを始めた千明は、先輩アルバイトの高橋との距離が縮まっていくなかで、傷ついた心が少しずつ癒えていく。一方、昴は活躍の場をモデルからドラマの世界へと移し、スターの道を突き進んでいくが……。

共演には倉悠貴、横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花ら注目の若手俳優陣が集結。「明け方の若者たち」の松本花奈監督がメガホンをとった。

2025年製作/108分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2025年8月22日

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(C)餡蜜/講談社 (C)2025映画「隣のステラ」製作委員会

映画レビュー

4.5 通常の恋愛映画とは一線を画す、こだわりに満ちた映像美で表現された「王道的な青春ラブストーリー映画」。

2025年8月24日
スマートフォンから投稿

「青春ラブストーリー映画」は数多くありますが、本作は映像表現に強いこだわりを感じられるクオリティーの高い作品に仕上がっています。しかも、制作陣が技巧的な映像表現に酔いしれるタイプではなく、こだわりのカットを必要に応じて生み出していて、観客に寄り添った丁寧な作りに好感を持てした。
そのような環境の中、役者も生き生きとしていて、主演2人の演技もベスト級に映っていました。
ただ、少女コミックの映像化の難しさからなのか、終盤の展開は、いくつか伏線があるにしても、時間軸の関係での唐突感。そして、終盤の「よお、芸能人」のくだりなど、もう少し自然になるように描けていればといった惜しさを感じつつも、力作に属する青春ラブストーリー映画です。

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細野真宏

3.5 普通でいて普通でないかわいさ

2025年9月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

少女漫画原作のラブストーリーは少し苦手だ。でも、たまに観てしまうことがある。
芸能人になった幼なじみと、普通の高校生である主人公のラブストーリー。普通の女の子と、イケメンで高嶺の花である男の子の恋という、ありがちと言えばありがちな設定。この世界観が破綻しないのは福本莉子の存在だ。普通な感じがとても自然で、本当にクラスにいても違和感がない。でも一般人ではありえないかわいさだったりする。もちろんメイクや髪型の影響もあるが、この手のラブストーリーにとてもマッチした配役だったし、彼女の演技もとても役にハマったものだった。
最後に2人がある場所にそれぞれたどり着く場面はさすがに強引すぎる展開だったが、そんなことをツッコむような映画ではないのかも。2人のもどかしさや切なさがちゃんと伝わるラブストーリーだった。
この手のラブストーリーではつきものと言える、恋敵が出てこないのも印象的だ。悪意があったり、嫌なことを仕掛けてくる恋敵の存在は時代的に求められていないのかなと感じた。
エンドロールを最後まで観て、監督が松本花奈だったことを知った。なるほど。どうりで。彼女への信頼感がさらに強まった。

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kenshuchu

5.0 正統派の恋愛映画A classic romance film.

2025年9月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

画が美しく、
構図が素晴らしい。

映画館の会場は
アンパンマン以来の場違い感。
ほぼ若者ばかりで、
女性が多かった気がする。

原作の漫画は見ていない。

若い俳優さんたちが
繊細な演技で魅せてくれるので、
設定だけなら少女漫画全開なんだけれど
そんな事全く気にならず
ストーリーに真実味を加えていた。

主演の二人だけでなく、
演者全てが良かった。

ちょっとした仕草、
繊細な表情の変化、
みんな凄い。
監督の演出もあるのかなあ。

パンフレット見て一番驚いたのが
主演の福本莉子さんのライバル的な立ち位置役が
出川ガールの横田真悠さんだった事。

観ている時は全く気が付かず、
パンフレット見て「え!?」ってなった。

邦画の未来は明るいと感じた。

The visuals are beautiful,
and the composition is stunning.

At the theater, I felt out of place for the first time since watching Anpanman.
The audience was almost entirely young people,
and it seemed to be mostly women.

I haven’t read the original manga.

The young actors delivered such delicate performances
that, even though the premise could have been straight out of a shōjo manga,
it never felt that way.
Instead, their acting brought authenticity to the story.

Not only the two leads,
but the entire cast was excellent.

The smallest gestures,
the subtlest changes in expression—
everything was impressive.
Perhaps that was thanks to the director’s guidance as well.

What surprised me most when I read the pamphlet
was discovering that Riko Fukumoto’s rival role
was played by Mayuu Yokota, one of the “Degawa Girls.”

I hadn’t realized it at all while watching,
so when I saw it in the pamphlet, I thought, “What!?”

This film left me feeling that the future of Japanese cinema is bright.

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新米エヴァンゲリスト

3.5 ベタなラブストーリーを見たい時もあるじゃない!

2025年9月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

ドキドキ

もちろん少女漫画の世界のベッタベタ恋愛物ドラマでしたが予想外にしっかりと満足した映画でした。おじさんでも十分キュンキュンさせられました。後味も良好で弱った心でもミルキーにマッタリと包んでくれます。ちょっとテレビドラマっぽいけど日本映画はこれでいいんじゃないかなあ。【知らない彼女】といいフジTV系はこういうの得意なのかな。王道定番ベタなラブストーリーが見たいよ!って人にオススメです。

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涼介