「音楽、映像ともに美しいです。」(LOVE SONG) Aiさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽、映像ともに美しいです。
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映像美、主題歌始めとした楽曲はどれも本当に素晴らしかった。
キャストの演技はさすが実力派俳優の森崎ウィンさんといった感じで、圧倒的に演技が上手かったです。上手すぎて逆に若干浮いていました。
というより、森崎さんと向井くんの演技の相性があまりマッチしていないように感じた。
ボーイズラブにおける繊細な表現においては向井くんが一枚上手でした。
前半はミステリアスなカイの心情があまり伝わってこなかったけど、後半は自然とカイに感情移入していました。
向井康二さんの顔面が好きな方は二度も三度も楽しめると思います。地上波のイメージと違い、カッコ良かったです。
また、いい意味でも悪い意味でも、及川光博さんの存在感が大きかったです。作品にユーモアとスパイスは必要だけど、ご本人のカリスマ性もありジンさん(ミッチーの役名)に目が行くシーンが多々あった。
正直、主役の二人よりも印象が強く残っています。
あくまで個人的にですが、ストーリーとしてはカイとソウタのお母さんとのやり取り、ソウタの親友発言、カイと女性陣の絡みに苦悩するソウタなど、同性愛におけるリアルな苦悩が描かれていて非常に良かったのですが、一方で、BLカップルがあちこちで爆誕していて少し萎えました。
リアリティを求めるのか、ファンタジーを貫くのか、どちらかに舵をきった方が視聴側としては萌えると思います。
両片思いがテーマなんだろうけど、カイもソウタの事が好きって事前告知でわからないようにしていた方が、よりストーリーに引き込まれたかも…。
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