MY MOTHER NEVER CRY

こういうギョーカイとは関係ない、とは今では会社同士の契約書でもこのようなギョーカイ人とは絡んでいけないご時世。出演者のご縁で観ました。肝心のみつきちゃんはようやくでてきましたね。もっと出るかと思いました😭。

古臭いケジメにこだわる若いヤクザが、昔の仲間で半グレの先輩や、実の家族と関係に葛藤する話。

自分に憧れる若者のやらかしにブチ切れまくりながらも、寿親衛隊と勝手に名前をつけられ慕われる主人公に始まって、シーンが変わって昔の話し、そして今度はプロポーズされる女となっていくけれど、シーンが変わってもすぐに誰が誰だかわからず解り難い始まり…ちゃんと見てればまあその後わかるけれど。

ヤクザじゃないけれどヤクザとのケンカで殺された父親を背景に、父親よりも強い心を持つ母親と、ヤクザになったことで母親に会ってもらえない息子と、兄貴がヤクザである為に色々と躊躇する妹、そして主人公を取り巻く仲間に、対抗する勢力にと熱く哀しくかなり面白かった。

ただ、メインどころのキャストはまだ良かったけれど、ちょっと外れると演技力が…
そして山場の流れは、言いたいことはわかるけれどどうも中途半端な感じが…
更にその直後の逃走中のしょっぱい独り言(*_*)

この流れだったら、もっと哀しさが強いドラマの方が個人的には好みだったかな。

ヤクザの男が裏社会で生きる事と家族との間で葛藤する様子を描いています。

認知症を発症した母親のことや妹の縁談話にも支障がでてきたことで次第に足を洗う決意を固めていきます。組織にいる仲間も家族であり、主人公の寿が属している組はヤクザなので荒々しいのに温かい温度を感じました。

葛藤する様子もいつの間にか感情移入して、引き込まれた作品でした。

上映後の22時半から舞台挨拶があり、監督キャスト含め10名という豪華さでした。『野球どアホウ未亡人』の森山みつきさんが「未亡人には慣れている」と言っていたのが可愛かった。

これから徐々に各地域で上映されるそうです👏