沈黙の艦隊 北極海大海戦のレビュー・感想・評価
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オーロラ作戦は。。
テンポは早かったが端折ったなぁ
タイトルからベイツブラザーズとの戦闘をガッツリ描くと思っていましたが、そこは割とアッサリ終わり、その後のNY決戦も原作をだいぶ端折ったカタチになっていたので、想定していたよりも少し物足りなかったかな、という印象でした。
選挙箇所も含めてアマプラで補足されるのかなぁ、といった感想をもちました。
上記もありましたが、薄くしたことでテンポは良かったのはポジティブな感想です。
原潜バトルは見応えあり
北極海での原潜バトルは、2対1の圧倒的不利な状況で
魚雷の撃ち合いになり、あたるかあたらないかの
非常にスリリングな展開で実に見応えがあった。
特筆すべきは、海江田四郎による操舵指示がすごすぎて
原潜をまるで手足の如くあやつるのは神技だ。
このあたりは原作もそうなのだが、
実写だとより臨場感があった。
ベーリング海峡での対空母戦も
魚雷を撃たずに、やまと自身大きな傷を受けながらも
ビーコンを全艦に命中させ、アメリカ大統領を
引きずり出す海江田四郎の佇まいが圧巻であった。
政治シーンもそれなりに面白いのだが、
本作の見どころはやはり上述なのだろうと思う。
30年以上前に原作を読んでいたので、
ほとんど内容は覚えていなかったが、
このスリリングさは、まさに沈黙の艦隊ならでは。
できればドラマシリーズでの展開ではなく、
劇場版で続けてもらいたい。
どこまで考慮するかという問題はあるものの。
今年192本目(合計1,733本目/今月(2025年9月度)11本目)。
去年もこの作品はありましたから続き物ですね。もっとも、元はコミックの模様です。
どうしても現在(2025年)の国際相場をもとに見ると、やや不親切な部分もあるし、作成当時のままなのかな、と思える点もあります。ただ、このシリーズは独特で、他の似たような作品で「代替がきかない」という特徴があり、また多少の傷はあっても、人を不愉快にさせたり、ストーリー自体が成立しないといった問題は基本的には起きないので、そこはまぁ仕方なしかな、という気がします。
全般的に、海軍など海上自衛隊などに所属していたことがある方が有利になるのかな、というのはどうしてもシリーズものを通じて否めませんが、そんな視聴者が何人いるのか謎ですし(日本で有名なところで、舞鶴や呉あたりの当事者?)、極端に難しい語も出てはきますが、漢字文化圏である日本ではかなりの類推がきくので、そこはまぁあれば有利かな、といったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/「法の適用に関する通則法」や条約他に対する配慮が足りない)
日本人が日本国外で何らかトラブルに巻き込まれたとき、どこの国の法律を適用するかを定めた法律で、実はこの映画では重要な意味を持ちます。ただ、この通則法自体が実際に持ち出されるケースはまれで(国際結婚など、一般的にありうるものは同法の適用以前として、扱う人(外国人関係を扱う行政書士ほか)では常識扱い)、解釈が微妙かなと思える点もいくつかありますが、憲法や民法といった一般的な法律と違い、国際公法に近い分野でもあり(国家間で発生する紛争に対して決められている条約や各国の取り決め等を総称してこのようにいいます。「国際公法」という一つの法律があるのではありません)、意識的にこれを扱うことは少なく(外国人が絡む婚姻や雇用等は行政書士の扱い範囲ですが、こちらは「国際私法」です。これも総称で、そのような名称ずばりの法律は存在しません)、資格持ちは気にするかなぁ、程度のところです。
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NY 原潜一隻 夜も眠れず
沈黙の艦隊 北極海大海戦
いや、漫画みたいに面白かった
面白過ぎて、突っ込みできないわ
正に、「レッド・オクトーバーを追え!」を彷彿する北極海大戦、
ニューヨーク侵入海戦でのクールでニヒルな攻撃は堪りません
原作知らんので、続きはあるのでしょうか?
今回はそんな所もお首にも出さないのが、
また憎いニクイ
大満足しました。
あんまり多く書くとツッコミが出るので、
ホナさようなら!?
おしまい
レビュー38
(^ν^)
沈黙の艦隊 北極海大海戦
かわぐちかいじの名作コミックを、大沢たかおが主演およびプロデュースを務めて実写化した「沈黙の艦隊」シリーズの映画第2作。
2023年の映画第1作および24年に配信されたドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦」の続編で、
原作随一のバトルシーンである「北極海大海戦」と、連載時に大きな話題を呼んだ「やまと選挙」を描く。
日本政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」建国を世界に宣言した海江田四郎は、その卓越した操舵で数々の海戦を潜り抜け、東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒した後、国連総会へ出席するためニューヨークへ針路をとった。
そんな中、アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったやまとの背後に、ベネット大統領が送り込んだアメリカの最新鋭原潜が迫り、流氷が浮かぶ極寒の海で潜水艦同士の激しいバトルが幕を開ける。
一方、日本ではやまと支持を表明する竹上首相を中心に、衆議院解散総選挙が実施される。
海江田役の大沢をはじめ、
上戸彩、中村蒼、笹野高史、江口洋介らシリーズでおなじみのキャストが続投するほか、
津田健次郎、風吹ジュン、渡邊圭祐が新たに参加。
前作に引き続き「ハケンアニメ!」の吉野耕平が監督を務めた。
沈黙の艦隊 北極海大海戦
2025/日本
魚雷の衝撃とアクティブソナーの波動で涙と鼻水
世界レベル
圧倒的存在感
戦闘も政治パートも見応えあった
なかなか見応えあった。
ただ、北極海の戦闘は海江田の天才的な操艦(戦術?)が見どころなんだけど、改変されてその要素が薄くなっていたのが残念だった。
CGはよくできてた。
特に潜水艦の浮上航行が、めっちゃリアル!・・・と思ったら、クレジットに海自が入ってたから、さすがにあれは実写だったのですね。
素晴らしい映像だったので、協力が得られて良かったと思った。
白組の水上艦はCGくさくて好かんのだが、水上艦がアップで映ることがほとんど無かったので今回は気にならなかった。
え〜と、上戸彩って必要だった??
「やまと」の絶対的な強さに説得力が感じられない
「政治と軍事を分離して世界規模の超国家軍隊を創設する」という海江田の構想は、明らかに「核抑止」の理論に基づいていて、更に言えば、「核の脅しによって世界平和を維持する」というものだろう。
こうした考え方は、「沈黙の艦隊」の原作漫画の連載が始まった冷戦時代だったら通用したかもしれないが、現代の世界情勢に適用できるかどうかは疑わしい。例えば、ロシアによるウクライナ侵攻のような国家間の戦争は抑止できた可能性はあるものの、「9.11」のようなテロ事件や、ハマスのテロに端を発するイスラエルによるガザ攻撃のような事態を、抑止できたとはとても思えない。
そんなことを考えながら、この映画を観ていると、国連の会議に出席するためにニューヨークへと向かう「やまと」の行動や、「やまと」支持への賛否を問う衆議院選挙が、どうしても絵空事に感じられてしまって、今一つ、物語の中に入り込むことができなかった。
更には、その選挙の結果も、いくら「やまと」が無敵だからといって、たった1隻の潜水艦に国家の命運を託すという民意が示されたことには現実味が感じられないし、ましてや、全世界の武装放棄という荒唐無稽な構想を標榜する政党が、多くの票を集められるとも思えない。そもそも、「やまと」に保険をかけるという政策にしても、配当金を得るよりも、「やまと」が撃沈された場合の保険金を得た方が、余程「得」をするのではないだろうか?
本作の最大の見どころとなっている海戦シーンについても、潜水艦と魚雷による、同じような「絵柄」が繰り返し出てくるだけなので、何だか単調に感じられたし、パッシブソナーしか使っていないのに、狭い氷の間をすり抜けていったり、ホーミング機能を有しているはずの魚雷を、ことごとくギリギリでかわしたりと、トンデモな描写が多過ぎて、興醒めしてしまった。
こうした海戦の場面では、やはり、「優れた作戦や戦術によって勝てた」ということを、きちんと描いてもらいたかったと思えてならない。
その点、北極海での海戦の米海軍側の原潜に、「2隻で1隻のように見せかける」という作戦があったのは面白かったのだが、その一方で、ニューヨーク沖での海戦で海江田が採用した、「こちらが攻撃しなかったら、相手も、きっと攻撃を控えるはず」という方針は、とても作戦とは言えない代物で、単なる希望的観測と言っても過言ではないだろう。そんな状況で浮上してしまうのは、間が抜けているとしか思えないし、そこで、もし、ミサイルや艦砲で攻撃されていたら、いくら「やまと」でも、ひとたまりもなかっただろう。
冒頭で述べた、海江田の「超国家軍隊の創設」構想は、「やまと」の絶対的な強さが前提になっているだけに、それに対して説得力を与えることができなかったのは、この映画の致命的な欠陥だと言えるのではないだろうか?
⭐︎4.7 / 5.0
壮大で目が離せない
4DXで観れば良かったー😫
前劇場版鑑賞済み。ドラマ未鑑賞。
前作観てるのになんだか話が繋がっていないような…って思ってたらこれ、ドラマ観てないとダメなヤツでしたか?冒頭ダイジェストでさらっとおさらいしてくれましたが、何が何やら(笑)
それでも観ているうちになんとか話についていけるように。玉木宏出ないんですね…。ちょっと残念。まぁ、津田健次郎が良かったので良しとします😊
タイトルの北極なんちゃらは前半でしたね。このあたり、潜水艦とかミサイルのこととか全くわからないのでチンプンカンプンで…。(前作観てるのにこの有様…)中盤の政治サイドのお話でようやく集中して観始めた感じです…。なんかすみません…。
後半のニューヨークの戦いは凄かった!映像と音の迫力に圧倒されてしまいました。あのクライマックスシーンだけでも映画館で観て良かったと思えました。
全体的に戦略的なお話が多かったかな?政治パートでは信念を持った政治家達が登場してきて好印象。もうちょっと人間ドラマが観たかったというのは超個人的な感想。大沢たかおが目指す世界平和とは…?今後も目が離せません👀✨️
原作知らなくても潜水艦好きなら楽しめる!
原作はまったく知らず、潜水艦知識は2027ですが、とても楽しめました。
陸海空とありますが、個人としては陸海空潜と思ってます。
潜水艦って目視で相手を確認する事が出来ず、ソナーやモニターを使ってデータを集めて相手の動きを予測しつつ指揮者である艦長同士の読み合い&クルー達の一体感がたまらないです。
とても素晴らしい映画でした!
プライムビデオシーズン1は必見
プライムビデオのシーズン1は、見ていったほうが良いかと思います。
今回は、タイミングがあい4DXで見てきました。
潜水艦のシーンは、4DXで迫力、臨場感バツグン。政治的な話がメインではありますが、それも含めてあっという間の展開でした。
ちなみに、原作は見ていません。
海江田四郎のセリフ一つ一つに引き込まれる良い映画だと思いました。
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