「原作のテーマを完全無視」沈黙の艦隊 北極海大海戦 iwamoogさんの映画レビュー(感想・評価)
原作のテーマを完全無視
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原作は最初から最後まで見どころ連発スタイルで押す漫画だが、それでもあえて言うと「最も美味しいところ」の映画化ということなので期待。
本作で描かれる原作の対応は以下(全16巻版における巻数)
北極で原潜対決 7巻
総選挙 8巻
大西洋艦隊 9-11巻
となっており、あれ!?となる。132分では尺が足りない!2時間映画でできるのはせいぜい選挙まででは?チラシにもそう書いてあったぞ。
案の定それぞれのエピソードがスカスカになってしまっている。話なぞっただけやんけ…。
所詮はAmazon資本のテレビドラマに毛が生えた程度の出来なんやな、と残念。
しかしそれだけではなく、本作には決定的にあかん点がある。
核の脅威「一切なし」で大西洋艦隊が降参!原作で最も盛り上がるところなのに…。
沈黙の艦隊のテーマを根本から否定していてこりゃダメだ。
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