「フィクション漫画の実写」沈黙の艦隊 北極海大海戦 むっ、むいちろうさんの映画レビュー(感想・評価)
フィクション漫画の実写
早起きして朝一の「ワンバトルアフターアナザー」を新宿のピカデリーで見ようと早めに映画館ついて座席でくつろいで空席多いなと思ってCMや予告編見てたらうとうとして「沈黙の艦隊」の予告編やっているがずいぶん長い予告編と思ってましたが、もしやスクリーンを間違ったかもと思ったものの今さら「ワンバトルアフターアナザー」に行っても20分は過ぎててこのまま見続けてみようと思って「沈黙の艦隊」視聴モードに入って完視聴しました。おそらく両隣のおじさんのどちらかは私の席だったに違いありません。どちらかの方大変申し訳ございませんでした。しっかりと見させていただきました。ありがとうございました。映画館前段のど真ん中とアクションもの見るには絶好の位置でした。
私は読んでなかったのですが「沈黙の艦隊」は週刊モーニングに連載されていて人気を博した漫画でまだまだ日本が今より元気な時代で経済大国だ、バブルだなどと言われて粋がっていて、アメリカに対して物言いたいと図に乗っていました。その頃の漫画としては時代性にマッチしていたのでしょう。しかし、今から30数年前で今の日本の置かれた状況からするとなかなか時代にそぐわないテーマの映画だと思ってしまいました。抑止力としての、大国に支配されない独立軍事としての、最強である核兵器によっての、平和維持軍の役割を果たすというのですが確かに国連軍が機能していない現在に一つのグッドアイディアでありますが漫画の域を超えていない気がします。漫画だったから極虚構でもよかったのですが実写となると戦闘シーンにしても人物描写にしてももう少しリアリティがほしくなります。
そして何よりもシリーズ物なので前作を見ていない人にはかなり興味がわかないものになっていて私にはハードル高かったです。
共感ありがとうございます。
自分は原作はポイントポイントだけ、前作は観ていませんでしたが、潜水艦戦と総選挙の2本立ては割と観られたと思いました。
ニューヨーク沖海戦はちょっとあり得ないだろ、クジラ?。多分次作が最終な気がしますが、必ず観るかと聞かれると・・。

