木の上の軍隊のレビュー・感想・評価
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大きなガジュマルの上で
ガレッジセール・ゴリさんの映画「かなさんどー」と同じく伊江島が舞台だった。
本土防衛の前哨にされた沖縄の伊江島。
監督はミラクルシティー·コザの監督の平一紘。
沖縄の役者さん達多数。
㊗️全国展開シネコンデビュー。
ガレッジセールの川田さんが出てた。エンドロールで確認。
映画監督として先輩のゴリさんを意識しているんだなぁ。
山田裕貴はほんとに素晴らしい。
こんな暑苦しい上司と2年は耐えられない。
記録的な猛暑のなか、冷房の電気料金を節約しようと夏休みの土曜日にさいたま新都心のシネコンへ行ったら、とても混んでいて、ほぼ満席。最前列しか空いてなくて、断崖絶壁のスクリーンを見あげるような感じだったが、堤真一と山田裕貴のコンビを間近で観ているようでとても没入できました。
与那嶺〜
釣ではなくて素潜りのモリ突き。
お目当ては·····
あの雑誌はお宝級
笑ったヒト多数w
圧倒的な物資の差の表現。マリリン・モンローを戦地の慰問に遣る国と·····🤣
井上ひさしさんの戯曲が原作だったとは。
戦後80年で、皆んな今生きてる事を感謝しなきゃね。
戦争は無意味
実話に基づくということだが戦争が題材の映画としては地味な部類だ。
木の上に隠れることが出来たとはいえ周りは敵しかいない。
恐怖に耐え続け食料難も襲う。
座して死を待つような状況で正気を保つのは大変だったろう。
厳格な少尉とちょっとおとぼけな新兵の組み合わせが戦時の兵士の極限に追い込まれた心理状況の中でもユーモラスな雰囲気を醸し出していて良かったと思う。
やたらと愛国心の強い者同士の組み合わせだったらおそらく早めに自決してしまってこのような話が表に出ることもなかっただろう。そして表に出ないもっと悲惨なこともたくさんあったのだろう。。
やはり年に一度でも良いから戦争の悲惨さ無意味さを伝える作品は見るべきだなと改めて感じた。
今の日本は平和ボケすぎる。
事実かどうかは別として映画作品としては楽しめた
戦時中、運良く生き延びたおっかない上官と下っ端の兵隊との不思議な木の上での暮らしを描いた本作。
木の上で暮らして生き延びるにはそんなに米兵の食べ物ある?ってとことかツッコミどころ満載ではありますが山田さんと堤さんの間違いない演技力なのでエンタメ作品としては楽しんで見れます。
2人の中に絆のようなものが生まれ、時に怒りをぶつけたり別れたりしながらも最後のあの「帰ろう」は胸を打たれました。
冒頭は結構見ていて辛い戦争の様子も描かれています。
また、こういう戦争作品を見るたびに思いますが竹槍の訓練などあんなバカらしいことを日本は何十年も前に本気でそれが正しいことだと思ってやっていたのが本当にアホらしいなと思ってしまいます。そしてそんな思想をしっかり埋め込まれた本作の上官のようなお国のために戦わねばならぬという思いを持ってたくさんの人が亡くなっていった、それが戦争なのだと。もうこんなことは二度とあってはならないです。そんなことも本作では見ていて思いました。
実話をもとにしてるらしいので事実を焦点に見ようしてる方は見ない方がいいのかなと思います。あんな都合よく生き延びれるわけがない感じなので、あくまでエンタメ作品として楽しむ作品です!
リアリティが無さすぎでは?
戦後80年
夏になると戦争のことを少し考えます。戦後生まれなので、原爆投下も玉音放送も知識として知っているだけです。今作の他にも戦争を題材にした映画が公開されています。あまり観たい気持ちにもなれずにいたのですが、たまたまラジオに平一紘監督が出演されていて、興味を感じました。沖縄県出身の平監督は、沖縄戦に特段の思い入れもなく、敢えて目を向けることもなかったという話から、監督のオファーに戸惑いつつも原作を読み、調べていくうちに、歳の差のある上官と兵士が木の上でたった2人の軍隊を作り、戦後2年間にも渡って戦っていたという事実を描く意味を感じるようになった、というような話でした。様々な戦争映画がある中で、個人的に「父と暮せば」(04)は特に好きな作品なので、井上ひさし原案、こまつ座の舞台が元になっているということでも興味を感じました。戦争の悲惨さをリアルに描いたものもよいのですが、悲惨な戦時下でもユーモアや笑いを忘れず生き延びようとする人間の健気さや儚さにこそ、深く感銘を受けます。舞台版で上官役だった山西惇がちょい役で出演してましたが、戦後2年間も木の上の生活をやめなかった強情さ、滑稽さ、哀しさ、愚かさ、しぶとさのようなものが山西さんの上官で観てみたかった気もしました(堤真一さんも大好きな俳優でよかったのですが)。なぜ、戦争はなくならないんだろう。世界中の人がそう思っている中で、今現在も戦争が続いています…。
史実ベースなら仕方ない
堤真一さん、山田裕貴さん圧巻でした!
正直なところ戦争ものはどちらかというと不得意な分野でした。昭和一桁生まれの父はかろうじて徴兵年齢手前で逃れられ(上官に聞こえたらぶん殴られます)同い年の母は近くの軍需工場で勉強そっちのけで紙をペタペタ貼り付けた『風船爆弾』製造に勤しんでた話をよく聞かされました。世界では色々不穏な状況ですが絶対、二度と起こしてはいけない戦争にはとても拒絶反応があったためかと思います。
しかしながらほとんどふたり劇と言っても過言ではないこの作品。主演は『やまとなでしこ』から注目していた(いるんですよね、売れる前から目をつけてたみたいなこと言う奴、そいつぁいったい誰だ?私だよ!←にしおかすみこネタ、これ前にも使った気が!)堤真一さん(今回は信長より時代が新しいです。)様々な作品で頑固で怖い中にも人情味あふれる演技に毎度泣かされてしまいます。
そして我が名古屋出身、地元を代表する企業『CoCo壱』や『ReFa』のCMで毎日見かけ、かつここのところの銀幕でめざましい活躍、『ヒノマルソウル』や『ゴジラ-1.0』でも異彩を放ってた山田裕貴さんが「憧れの堤真一さんと共演できることが本当に嬉しい」みたいなコメントを述べられてて興味があったこと。そして何よりここでフォローいただいてる会員さんからのレコメンドが一番でした!
シリアスな中にもちょっとユーモラスなやりとりもあって楽しませていただきました。彼の沖縄言葉(最近再び活躍されてるオレンジレンジのみなさんの発音ですよね)、そして沖縄出身の監督さんの想いが伝わってきます。
井上ひさしさんの原案が彼の没後に陽の目を見た形ですが古くは高校時代、学園祭で『十一匹のネコ』を演じて初めて彼の作品に触れテレビドラマ『モッキンポット師の後始末』が面白く単行本を買って読んだこと、懐かしい思い出です。
製作陣が日本国民に伝えたかったこと、朧げながら感じることができた気がします。何十年もジャングルに潜伏してた横井庄一さん、小野田寛郎さんもずいぶん昔の話になってしまいましたが、場所は違い直接のつながりはないもののこの映画に例えると上官的立場の小野田さんが一兵卒的横井さんとの対談を拒んだみたいな逸話(真偽は定かではありませんが)を聞くと当時の歪んだ日本を感じざるを得ません。
毎年8月のこの時期、みんなが考えなければならない戦争と平和のこと、この作品を老若男女が観て考えたいものです。いい映画でした。
こえー!
こえーよ!いつ撃たれるか分からん怖えーよ!
頭撃たれたくねーよ!頭以外も撃たれたら痛いから怖いよ!
どこから飛んでくるか分からんから怖い!
山田くんは、日常では虫が嫌いらしいから手で持つ事も出来ないらしい。
日常が永遠に続く事を願っているが、食肉加工場に運ばれてくる畜産達は、日常が終わる時刻を分からないまま日常を過ごしている、
認めたくないけど、考えたくないけど、我々生物は俺以外全部そうなのだろう。非日常を芝居でやってのける山田くんは凄いが、日常は永遠ではないのかも知れない(俺以外)
願望
知ってほしいのは(知ったとこで…)、8月15日より後も、真珠湾より前も、この地球で紛争が起こらなかった日は、1日も無い。(少なくても西暦元年以降)
差別?上等ですよ。残念ながら人間の限界が見えたので。少なくとも俺がいきている時代では。そもそも全ての生物に愛し助け合いならば、食事そのものが矛盾している行為なので哀
だから強い側は「感謝」しないといけない
期待しすぎは禁物
山下少尉が米兵の小便を浴びる姿が滑稽
那覇港から与論島へ行く途中に眺めた伊江島は、島の中央にある城山以外は平らで、とても優美で印象的な島でした
この映画は、この島を舞台に米軍との戦闘で、城山のガジュマルの木の上で、生き残った軍人二人の実話ですが、山田裕貴演じる安慶名は、この島で現地召集され、他にも住民は徴用・勤労奉仕・防衛隊・義勇隊という名で戦闘参加を強いられ、沖縄戦同様に多大な民間人犠牲者が出た島でした
堤真一演じる職業軍人の山下少尉は、戦闘で殺した数の自慢や、精神論による女子の竹槍訓練等、見ていて笑ってしまうバカげた軍人の象徴的行動で、映画でも民間人を守らない軍人の姿勢が一部出ていましたが、身勝手な軍人の代表の山下少尉が米兵の小便を浴びる姿は、井上ひさし氏のせめてもの反戦の表現だと思いました
1944年5月からバカな日本陸軍幹部によって、平ゆえに米軍に対抗する飛行場建設を、島の住民や沖縄等から民間人を使って伊江島で始められ、6月にマリアナ沖海戦で制海・制空権を失うと、その後完成間近の飛行場を破壊し、10月10日には、この飛行場を米軍に爆撃され、同時に住民の避難手段の船も破壊され、以後1945年1月22日、3月1日、3月23日にも空襲を受け、3月28日には艦砲射撃と爆撃の両面攻撃を受け、4月16日に米軍が上陸し、対抗して戦う日本軍は戦力が無く、夜闇に乗じて箱型爆雷を背負い敵陣地へ侵入し、爆雷もろとも体当たりする陸上特攻を仕掛けるしかなく、4月21日に日本軍が玉砕した島だと知りました
戦争が終わっても元には戻れない
よくある戦争映画の爆音が轟き、人が沢山死んでドンパチばかりではないのが良かった。
欲を言えば、もっと死ぬシーンが想像だけで映ってない感じがいいな。
全く考え方も年齢も違う二人が、終戦を知らずに2年もの月日を飢えに苦しみながら生き延びるけど、苦しい辛い生活でも少し癒されるところがあったりで悲壮感があんまりなく良かったけど、
朝一番の空いた映画館で、斜め後ろのおばあさんの常に物を食べる包装紙のパリパリ音が大きくて集中出来ず、最後よくわからなかった。
戦争作品にしてはソフト描写
戦争は誰のため
殺戮が少ない戦争映画
狂気の芝居の凄み
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