劇場公開日 2025年7月25日

「終戦間際の悲惨さがよく表現されている」木の上の軍隊 梅じんの相棒さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 終戦間際の悲惨さがよく表現されている

2025年8月15日
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鑑賞方法:映画館

終戦の日にこの映画と雪風を梯子しました。
映画製作費という点ではこの映画の方が低予算であることは誰でも理解できるが戦争の悲惨さや平和ボケした現代人に伝えたいことは断然こちらの映画に軍配が上がる。
上官の堤真一と島の若い兵隊の山田裕貴のほぼ2人のストーリーながら、戦争がもたらす悲惨さ、失うもの守るべきものなど、いかなる理由をつけても戦争はしてはならない事は伝わります。
山田裕貴の演技にリアルが伝わります。台詞の一言一言が現代に生きる平和ボケした私達に伝えたいことが表現されていて凄く入り込めます。
こんな日本のために生命を捧げたなんて思ったら戦没者はどう思うだろうかとさえ考えさせられます。

梅じんの相棒