「樹の上の乞食兵」木の上の軍隊 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
樹の上の乞食兵
木の上の軍隊
国も沖縄も伊江島も住民も護れずに、
2年間も樹上生活しながら、
敵国米軍の残飯やゴミ浚いをして命を長らえた二人兵隊さんの逃避物語
流石に原案、井上ひさしさんです。
彼の貧困、飢餓に対する怨念を感じました。
因みに、
50年前、伊江島の向かいの本島で1週間ほど、2回キャンプをしたことがあります。
確かに海に夕陽は綺麗ですが、
満天の星空に流れ星が最高です。
海も小さな島なので良く見れただろうに…
紹介映像がないのは残念だ。
今も、
伊江島米軍補助飛行場として占領されているようだ。
( ^ω^ )
木の上の軍隊
終戦に気づかないまま2年間も木の上で生き抜いた2人の日本兵の実話に着想を得た井上ひさし原案の同名舞台劇を、
堤真一と山田裕貴の主演で映画化。
太平洋戦争末期の1945年。
沖縄県伊江島に米軍が侵攻し、激しい攻防の末に島は壊滅的な状況に陥っていた。
宮崎から派兵された山下一雄少尉と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンは敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。
圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。
戦闘経験豊富で厳格な上官・山下と、島から出た経験がなくどこか呑気な安慶名は、噛みあわない会話を交わしながらも2人きりで恐怖と飢えに耐え続ける。
やがて戦争は終結するが2人はその事実を知るすべもなく、木の上で“孤独な戦争”を続ける。
原作舞台劇で上官役を務めた山西惇のほか、沖縄出身の津波竜斗、川田広樹(ガレッジセール)らが共演。
「ミラクルシティコザ」で知られる沖縄出身の平一紘が監督・脚本を手がけ、全編沖縄ロケで完成させた。
木の上の軍隊
2025/日本
