「戦争ネタコントを延々と観させられているような」木の上の軍隊 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争ネタコントを延々と観させられているような
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期待していたほど面白くなかったかな。
井上ひさしさんの脚本は、くだらない中に人間的な可笑しさと切なさがあると思うけれど、そういうものが物語として生きていなかったように思えました。
途中から、登場人物よりもお話しの中に戦争の緊張感が無くなって、弛緩した日常が繰り返されるだけ、みたいな感覚になってしまいます。
まるで堤真一さんと山田裕貴さんの戦争ネタコントを延々と観させられているような。
若い人から見たら、木の上で戦いを続けていた2年間が全く個人的で愚かな勘違いと無駄に思えてしまうのではないでしょうか。
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