「今年は昭和100年で敗戦後80年の節目の年。今まで大東亜戦争の中でも原爆や玉音放送のような大きな出来事を扱う作品は多くありましたが、個々の小さな視点で表現する作品はこれから増えていくでしょうね。」木の上の軍隊 おつろくさんの映画レビュー(感想・評価)
今年は昭和100年で敗戦後80年の節目の年。今まで大東亜戦争の中でも原爆や玉音放送のような大きな出来事を扱う作品は多くありましたが、個々の小さな視点で表現する作品はこれから増えていくでしょうね。
前回観た「おい、太宰」の時もそうだったのですが、少ないキャストで演劇の舞台のように演じるスタイルの映画作品にはまりそうです。この作品も大勢のエキストラが参加していますが、話の根幹はガジュマルの木の上の堤真一と山田裕貴の二人だけで展開していきます。
原作は史実を元に構成されていると知りましたが、グアム島で28年間一人で見えない戦闘を続けた横井庄一さん、ルバング島で29年間日本軍の勝利を信じていた小野田寛郎さんという大きな報道で全国民に存在が明らかにされた例とは異なるので、2年という長さではなかったとしても、他にも目立たなくても疑似戦闘を続けていた将兵がいたのではないかと調べてみたくもなりました。
今年はこの作品の他にも、長崎への原爆投下を扱った「長崎-閃光の影で-」、戦闘の中で人命救助に尽力した「雪風 YUKIKAZE」、SF題材としては「沈黙の艦隊 北極海大海戦」など戦争を扱った邦画が多く公開されるので(単館上映の小作品ならもっとあるかも知れませんが)目の離せない一年になりそうです。
おつろくさま
コメントありがとうございます🙂
『木の上の軍隊』と『この世界の片隅で』は、レビュー下書きのままなのですが…🤔
偶然ですが今夜、『ひまわり』の地上波放送があり、『火垂るの墓』を続けて再鑑賞しました😙
8月15日にレビューを残しておきたくなり、戦争映画の名作2本のレビューをアップしました🤭
おつろくさま
ふわりさんのコメント欄を拝見しました🙂
昨日13日は、靖国神社には行かれましたか?私は靖国神社の遊就館には、何度か行ったことがあります🧐
戦後80年ということで、戦争をテーマにした作品のレビューを何作か書きかけて、しっくりこなくて迷っています🤔
『宝島』がもうすぐ公開になるので、戦後の沖縄について書いて見ようかと思っています🫡
こんにちは。
貴レビューのタイトルに同感です。ここのところ、ニュースなど見るたび「もう80年か…」と思っていました。これからも戦争映画は沢山製作されるでしょうし、語り継ぐ意味でも色々鑑賞したいですね。
おつろく様
コメント、ありがとうございました。
>グアム島で28年間一人で見えない戦闘を続けた横井庄一さん、ルバング島で29年間日本軍の勝利を信じていた小野田寛郎さん
壮絶ですよね…。同じ人間の一生でありながら、信じられないことです。戦争を未然に防ぐために、叡智を結集させねばと思います。
赤ヒゲでした。
コメントありがとうございます。
>他にも目立たなくても疑似戦闘を続けていた将兵がいたのではないか
私もそう思います。ついに終戦を知ることなく、ジャングルや木の上でひっそりと亡くなった人もおそらくいると思います。
何のための人生なんだろうと思わざるを得ないです。戦争は残酷だと改めて思わされます。
共感&コメントありがとうございます。
戦後80年ということで、戦争関連の作品が目白押しですね。なるべく多くの作品に触れ、さまざまな立場の視点から戦争を考え、改めて戦争の愚かさ、平和の尊さを噛みしめる夏にしようと思います。
共感&コメントありがとうございます!
本作の場合、元ネタの舞台が三人芝居なので仕方ないですね。
帰還兵ものとしては、古くて恐縮ですが、『硫黄島』も実話ベースの作品でした。
終戦を知らずに隠れ続けた兵士は、横井さんや小野田さん以外も多数いて、誰にも知られず亡くなった方や隠れ続けた方のほうが多いかと。
今晩は。今朝は失礼しました。
仰るように、今年は戦争映画が多くって、近年殆ど公開が無かった事を懸念していたのですが、来週の「長崎-閃光の影で-」、「雪風 YUKIKAZE」は必見ですね。では。