劇場公開日 2025年4月11日

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シンシン SING SINGのレビュー・感想・評価

全135件中、101~120件目を表示

4.5最高

2025年4月13日
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泣ける

幸せ

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ボブす

3.0典型的な刑務所モノというか、最初反発してた元ギャングのヤツも徐々に...

2025年4月13日
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典型的な刑務所モノというか、最初反発してた元ギャングのヤツも徐々に演じる楽しみに目覚めるとか、演劇のリーダー的な主人公が色々な事情で途中挫折しかけるも・・・、とか普通だったらよくありすぎる話だけど役者のほとんどが本当の受刑者・元受刑者の当事者キャスティングだから文句は言わさないよ、というつもりはないんだろうけどそう感じてしまう自分は心が汚れているのだろうか。
コールマン・ドミンゴは素晴らしかったです。

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teraox

2.5掴めなかった・・

2025年4月13日
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鑑賞方法:映画館

予告やポスターでイメージしていた内容とは違って最後まで掴み切れないまま終わってしまいました・・・
コメディもドラマもなく、その代わりに実際の囚人が演じるというリアルがこの映画にはあるのかもしれませんが物足らない
特に山場のない前半は辛い、実際の囚人さんが出てるということで一人一人の過去まで深堀りできるわけでもなく、メインを含めて登場人物の誰にも感情移入できなかった
唯一の展開としては、2番手のディヴァイン・アイの心情の変化
でも刑務所ものの傑作ショーシャンクの空にのトミーのエピソードに比べるといまひとつ
これがリアルといえばリアルなんでしょうが・・

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m

5.0事実に対する敬意とあたたかさ

2025年4月13日
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傑作。素晴らしい。
刑務所の囚人たちの演劇更生プログラムRTAが舞台になっています。
事実に対する敬意とあたたかさと優しさが素晴らしい。カメラの接近する感じや揺れ動く様子、音楽のささやかさなど、「今」何者になるかを支える役割が見事。

エンドロールやその付近で実際の舞台映像が流れて来たところで、これまで描かれていた映画の中のフィクションが現実と合致し、カーテンコールのように拍手をしたくなった。

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まるのすけ

5.0リアルに描ききった感動の物語

2025年4月13日
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泣ける

知的

カメラワークとか演出がかなりリアリティ溢れるもので、少しずつ変化していく雰囲気を丁寧に描いていて、かなり見入りました。なので、最後はヤバかったなー・・・
リアルな人も結構出ていたみたいですが、まぁ見慣れない人ばかりだったので・・・、にしても名優に引けを取らないそのパフォーマンスで、本当に徐々に引き込まれていった感じです。

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SH

3.5実話ベースで勉強になる

2025年4月13日
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幸せ

予告から感動の物語を期待して、公開初日に鑑賞してきました。最終上映回でしたが、観客は中高年中心にそれなりに入っていたようです。

ストーリーは、ニューヨークのシンシン刑務所に無実の罪で収監されたディヴァインGが、所内で収監者更生プログラムとして行われている「舞台演劇」に参加する中で出会った仲間たち、とりわけ遅れて仲間入りした気性の荒いディヴァイン・アイと交流していく姿を描くとういもの。

刑務所内でこのような更生プログラムが行われているとは知らず、しかも実話を題材にした作品ということで、とても勉強になりました。特に、参加者たちが過去を振り返るかのように語るシーンは、自身を見つめ直しながら自己開示をしていくようで、セラピーとしての役割があるのではないかと思います。あわせて、収監者たちを指導する立場の人の重要性を感じます。

全体的に登場人物の心情に寄り添いながら物語を進め、丁寧に描いているのは伝わってきます。それだけに、大きな感動で涙が止まらないかと思いきや、作品世界にイマイチ浸れず、期待していたほどの感動が得られなかったのは残念です。この手の作品は、登場人物にどれだけ感情移入できるかで、味わいが大きく変わってくるのですが、作品に浸れなかったことで、目の前の出来事を客観的にただ眺めるだけになってしまい、共感的に味わえず、感動につながりませんでした。

というのも、仕事帰りの鑑賞で、先に「プロフェッショナル」を観た後、調子にのって本作をハシゴ鑑賞し、完全に集中力が落ちていたからです。作品は何も悪くなく、全て自分が悪いです。しっかり覚醒している時に改めて鑑賞したいと思います。

主演はコールマン・ドミンゴで、細やかな心情の変化が伝わる演技がよかったです。脇を固めるのは、クラレンス・マクリン、ショーン・サン・ホセ、ポール・レイシーら。元収監者らが本人役として多数出演していることが、説得力を高めています。

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おじゃる

3.5Sweet Land of Liberty

2025年4月13日
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泣ける

知的

難しい

本作の主人公は「第2級殺人」と余罪で「シンシン刑務所」に収監されている
『ジョン・“ディヴァイン・G”・ウィットフィールド(コールマン・ドミンゴ)』。

彼は無実を訴えているのだが、それはさておき
まず驚くのは刑務所の場所。

敷地内には鉄道が通り、
ハドソン川は目の前。

警備レベルは「maximum」とされているものの、
世間はすぐ身近にあり、
郷愁を掻き立てられる環境は
囚人たちにとっては辛いものだろう

もっとも、それが刑罰の一部か?
映画ではその立地が繰り返し映される。

次いで所内の自由度の高さ。
制限はつくものの、居房内は多くの私物で埋まっている。

ただ、受刑者服の着用は定められているらしく、
冒頭に舞台の上で拍手喝采を受けた役者たちが
袖から戻って来た後で皆同じ服に着替えるシーンは、
改めてその場所の特異さを認識させる。

所内で行われている更生プログラムの一つが、
「RTA(Rehabilitation Through the Arts)」で、
演劇のプロが指導する「舞台演劇」は
立ち上がってから三十年近い歴史があり、
受刑者たちの意識改善や再犯率の低下に効果があるのだと言う。

エンドロールでは
顔のアップと役名が流され、
数名のプロを除けば
ほとんどが「himself」と示され
本プログラムを受けた元収監者たちが
出演しているのが理解できる流れとなっている。

公演の企画、脚本や演出、はては劇団員の募集や入団後の面倒まで
『ディヴァイン・G』が「RTA」に深くコミットしている理由は良く判らない。

自身の再審や刑期の短縮になにがしかの効果があるとの思いは、
無いといったら嘘になるだろう。
一方で、他の囚人の恩赦に尽力するなど、生来の人柄の良さはありそう。

劇団の中での反目、
団員の不慮の死、
幾つもの障害を乗り越え、
新たな演目を世に出すまでの過程が映画の主線。

とは言え、プロの演出家が演技論により
囚人たちに課す基本練習の場面では、
正直、眠くなってしまった。

並行し、主人公の(囚人としての)葛藤も描かれるが、
共にありきたりの内容で、
舞台設定の妙は生かせていない。

囚人間で結ばれる友情には感銘を受けはするものの。

登場人物同様、本編では
実際に行われた舞台の模様も写し出される。

ボカシが入るわけでもなく、
彼等は堂々と作品の中で顔をさらす。

このあたりの感覚も日本とは大いに異なり、
作品への感情移入が薄くなる一要因かもしれない。

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ジュン一

3.0思い込み怖い

2025年4月13日
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もっといっぱい作中で歌や踊りが出るもんだと『勝手に』思い込んでたから肩透かし……
本人たちが出演するドキュメンタリー作品だったのね。

自分の思い込みと実際とのギャップに困惑してる間に話が進み、少々置いてけぼり感。同行者は大号泣していたからきっと心に響く作品なんだろなー、普通は😅

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らまんば

5.0限界点はみんなある。今度は俺が寄り添う番だ。

2025年4月12日
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幸せ

涙が溢れては流し、溢れては流し…。ゔぅ…っとなる瞬間が幾度もありました。細かな心の描写が刹那的で感動的で。それを感じ取るのが好きな方におすすめ。

演劇に取り組むシーンは犯罪を犯した者だということを忘れてしまうほどに、純粋で無垢。好きなことに夢中になっている少年たちのようだ。皆の瞳がキラキラと輝いており、ひとりひとりがアクターとして、そこに存在していた。そんな姿を見ただけで、なんて美しいんだろうかとなんだか泣けてしまった。

優秀で完璧に見える人にだって、限界点というボーダーラインが存在していて、壊れてしまうこともある。そう見える人だって一人の人間だ。決して強くはないのだ。誇りやプライドでそんな自分を守っているのだ。「今までやってきたことってなんだったんだ」「プロセス?そんなもんクソだ!」誇りをズタズタにされ、大切な仲間も予期せぬ出来事で失い、自暴自棄になった。自分や周りの環境が嫌になった。しかし、そんな自分を救ってくれたのは、かつて自分が救った相手だった。人を思って行動した無償の愛は、必ず自分のもとに還ってくる、という可視化。自分に救われたとも言えるかもしれない。

その相手は、演劇に入りたての頃はトゲトゲしていて反抗的な態度で周りを困らせることもあった。演劇を馬鹿にすることもあった。けれど、そんな彼をまわりの仲間とともに否定せずに受け入れた。どんなふうに伝えれば乗り気になってくれるかをいつも考えて寄り添っていた。そんな二人のあいだには、いつしか強い友情と絆がうまれていた。彼の横にそっと座り、無言で寄り添う姿がとてもよかった。そしてラストシーンもたまらない展開だった。

塀がない、時間の拘束もない、どこまでも広い空の下。好きなところにいつでも行ける。まっすぐな道を車で駆け抜ける。「自由」を風で浴びる。相棒の愛車で。君という相棒と二人で。

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羊

3.0怒り

2025年4月12日
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yukarin

4.5一見地味だが地味にいい

2025年4月12日
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泣ける

悲しい

難しい

 映画館サイトの上映スケジュールの写真1枚だけの情報でなんとなく興味を惹かれ...。
ポスターも見た記憶がなく、タイトルも知らなかったので、事前情報ゼロでしたが、写真の主演らしいおっさんの面構えが期待を感じさせました
(後から考えたら、アカデミー賞のノミニーにいらっしゃったような記憶が薄っすらある...ような)

 近県で4〜5館しか演ってなくて、すぐに見られなくなりそうな気がしたので、とりあえず映画館へGO!

 直感当たって、いい映画でした。TOHO CHINEMAS ◯◯◯、ナイスプレイ!!

 ある刑務所内の限られた場所(中庭、食堂、独房、会議室、展望室...たぶん全部で10カ所くらい?)だけで進行する会話劇。絵的にもストーリー的にも地味な映画ですが、そこがいい。
 後から紹介記事を見たら実話ベースの物語だったようですね。事前情報がなかったので、序盤は場面の状況がよく分からず、テーマを理解しようと自然と物語に引き込まれた感じでした。話が進むにつれ、登場人物(刑務所なんで当然、全員服役中の犯罪者)の境遇が少しずつわかって行き...という流れ

 大どんでん返し、みたいなことはなく、地味に行き着くラストにジワッと来ます。そしてラストの後エンドロールを眺めていると、さらにジワジワっと来ます

 鑑賞後、エンドロールで出てくる、RTA(Rehabilitation Through the Arts)について調べたくなります

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K2

3.5ジワる本物感

2025年4月12日
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実話がベースになっているということ以外いっさいの前知識なしで鑑賞に臨んだ。

エンドロールを見ると一部を除いたほとんどがご本人役だったようで、脚本上それほど荒々しいやり取りがある場面も無く、刑務所の中という事を忘れるくらいフラットなテンションで話が進んでいくが、後から考えるとこの人達って過去に強盗だったり、人を殺めたり、ドラッグの常習者だったんだと考えるとジワジワとよくわからない感動の様なものが湧き上がってきた。

せっかく元RTAメンバーが沢山いるので、劇中劇はもう少ししっかりと見せてくれても良かったのではと思った。

本物の役者のコールマン・ドミンゴの顔が一番怖かったけど、それなりにカタルシスを感じることができる作品(ややショーシャンク風味)。

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カツベン二郎

4.0実話‼️

2025年4月12日
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楽しい

幸せ

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活動写真愛好家

3.5人生も物語も悲劇の方が多い

2025年4月12日
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演じること自体は他人になることかもしれない。そのプロセスにて人物を深掘りする時に、同時に自分の隠れていた一面にも触れる。そこから自分や仲間を理解できるからこそ、古典的演劇が今まで愛されてきたのだろう。
himselfを感じさせないほど、脇の人物に違和感がない。

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ななな

4.0希望

2025年4月12日
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泣ける

幸せ

無実の罪で刑務所に収監された男が、演劇を通して他の受刑者との絆を深めながら、生きる事と釈放への希望を見出していく話。
実話ということで興味を惹かれて鑑賞。
希望を持ち続ける事の大事さとともに、現実の厳しさ、理不尽さが描かれている。

どんなに気丈な人でも持ち合わせる弱さも。
個人的にここが一番グッときました。

主人公以外のほとんど(85%)が実際の受刑者本人役で出演しているらしく、それも作品のリアリティを作り上げている。
派手さはないが、良質のヒューマンドラマ。

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猫男爵

4.0罪を犯した人に対する正しい接し方

2025年4月12日
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刑務所が舞台の作品では、厳しい監視下の元での刑務生活の厳しさが描かれがちだが、この映画だとそういう場面は最初に少しあるだけで、基本は学園生活っぽかった。
収監者更生プログラムの舞台演劇は部活動みたい。
見た目はゴツい人だらけで『ROOKIES』みたいな設定だが、みんな常識人ばかり。
どんな理由で刑務所に入ったかはあまり描かれないが、刑務所がちゃんと更生する場所として機能していることがわかる。

そんな中、新入部員のディヴァイン・アイが加入後、悪態つきまくってチームの和を乱すわけだが、この映画を観ていて思ったのは、問題を起こす人間に対し、簡単に見放さすのではなく、粘り強く寄り添うことの重要性。
主人公・ディヴァインGが利他的行動をとることによって、後に絶望的状況に陥ったディヴァインG自身を救うことになる作りは見事。
後半の「話、聞こうか?」に感動。

あとこの映画を観て感じたのは、冤罪の罪深さ。
人格者で模範的だった人物が、狂人になってしまうぐらいの絶望感を与えているわけで、冤罪を受けた苦しみは、他人が想像できるレベルを遥かに超えたものがあると痛感。
それなのに、冤罪を必死に真剣に訴えている人間に対し、「演技?」という台詞を聞いて、刑務所より世間の方がよっぽど冷たく感じた。

エンドロールがhimselfだらけで、そういう仕掛けがあったと知らなかったのでびっくり。

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おきらく

3.5シェイクスピアも喜んでるはず

2025年4月12日
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NYにあるシンシン刑務所で更生プログラムである演劇を通じて仲間たちとの友情を築いていく作品です。

実話がベースというだけあって、元収監者が本人役で登場しています。収監されている理由はそれぞれ違えど演劇に夢中になって取り組み、友情を育んでいく流れはとても温かくて、感動的でした。

ゾンビになりきって歩く練習楽しそうだったな笑

皆んなが楽しそうにダンスバトルをするシーンがとても面白くて良かったです。

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Yum

3.5娯楽ではなく記録映画として。

2025年4月12日
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リボン

4.5更生する必要のない者がRTA

2025年4月12日
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悲しい

シンシン SING SING

多くの収監者達がどんな犯罪をしたのかよりも、犯した事の改悛や家族への郷愁が中心なり、刑務所と言う怖い嫌悪感よりも、
正に更生所なのだと言うことがシンシン刑務所で展開された。

だからディヴァインGは、
無実の罪で収監された男として設定されていることも分かり難く、冤罪主張者なのに大人しく穏やな出来過ぎ君過ぎる。

それ故に、減刑や仮釈放にならなかったショックにより演劇を辞めた行為が理解し難かった。

それを考えると、
友情よりも刑務所拘置期間は、Gにとって何だったのかを考えさせられる。

それにしても、あの演劇指導者が指導する黙想や集団行動療法にロールプレイなどのファシリテーションは素晴らしかった。

出演者の演技も極悪人が素直な人格に豹変し、科人とは思えない雰囲気がRTAの効果となんだろう。

エンディングまで観てね。

RTA(Rehabilitation Through the Arts、リハビリテーション・スルー・ジ・アーツ)は、
1996年にアメリカのニューヨーク州にあるシンシン刑務所で始まりました。
犯罪者の再犯率を下げること、収監者に人間性や希望を取り戻させることを目指している。
芸術を通じて、参加者が自己認識を深め、他者との協力を学び、社会復帰に向けた準備を整えるのが主な目標。

( ^ω^ )

シンシン SING SING

米ニューヨークで最も厳重なセキュリティが施されたシンシン刑務所で行われている収監者更生プログラムの舞台演劇を題材に、無実の罪で収監された男と収監者たちとの友情を描いた実話を映画化。
主演を、「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」でアカデミー賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴが務めた。

無実の罪で収監された男、ディヴァインGは、刑務所内更生プログラムである「舞台演劇」のグループに所属し、収監者仲間たちと日々演劇に取り組むことで、わずかながらの生きる希望を見いだしていた。
そんなある日、刑務所で一番の悪人として恐れられている男、通称ディヴァイン・アイことクラレンス・マクリンが演劇グループに参加することに。
そんな中で演劇グループは、次の公演に向けた新たな演目の準備に取り掛かるが……。

主人公ディヴァインGを演じたコールマン・ドミンゴは、第97回アカデミー主演男優賞にノミネートされ、「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」に続いて2度目の主演男優賞ノミネートを果たした。
そのほかのキャストには、シンシン刑務所の元収監者で、舞台演劇プログラムの卒業生及び関係者である俳優たちが多数参加している。
監督は「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」などの作品を手がけてきたグレッグ・クウェダー。

シンシン SING SING
Sing Sing
2023/アメリカ

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カール@山口三

4.0 獄中の更生プログラムとしての舞台演劇の練習過程…という筋立ては地...

2025年4月11日
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 獄中の更生プログラムとしての舞台演劇の練習過程…という筋立ては地味だが、実際の受刑囚も参加した役者陣にとにかく凄みと味がある。一癖も二癖もありそうな男たちが、ハムレットもエジプト人もカウボーイまで出てくるハチャメチャな喜劇に真剣に取り組む姿も、奇妙な微笑ましさと、自由を希求する切実さを同時に感じ取れる。

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sugsyu
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