「収監されることと演じること」シンシン SING SING ゆみありさんの映画レビュー(感想・評価)
収監されることと演じること
アメリカで収監されるということとはどういうことなのか、興味深かった。アメリカでは無実の罪で収監される人がとても多いということ、そして中での生活は思っているよりも自由であること。日本のようながんじがらめのルールなど存在しないらしい。収監された事実によって生涯前科者としての烙印を日本のように押されるということもなさそうだ。この烙印という十字架が犯罪の抑止効果を持つということは理解できるが、表裏一体の問題点も多い。良くも悪くも日本に比べアメリカは、犯罪や収監という事実に関して弛い感じだ。
収監された人々が更正のためにシェイクスピアや古代エジプトを題材にした本格的な芝居を演じることの意味、意義、なるほどと感心した。僕の芝居体験は小学校の時の学芸会、学生時代のおふざけ劇くらいかな、でもこうしてみると演劇って興味深い。そんなことを考えながら観てました。
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