近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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新しいフォーマットの恐怖The Fear of a New Format
原作は出て(2023)すぐ購入して読んでいた。
面白いなあと、新しいなあと言う印象。
最近ようやく映画になった「箱男」の
原作のフォーマットにも似てるかも
と思った。
で、映画化を受けて文庫版が出るとの事。
結末が変わってるらしいと聞いて読んでみる。
終盤に「!?」となり「あれ?こんなだっけか?」。
単行本を見返す。「だよねえ」。
でもどちらなラストも好み。
映画はどうなってるんだろう?
から映画を観た。
あのままの映像化はありえない。
ただ原作のエッセンスは拾っているので
個人的には結構面白かった。
今の技術だから、映像化たり得た、
表現できたと思った。
同時に文庫版のラストも腑に落ちた。
背筋さんは映画の脚本協力もしているので
本人的には
原作
↓
映画脚本協力
↓
文庫版
なのかなと。
個人的にはどのラストも好き。
合わない人もいるかもしれないが、
じゃあピッタリってなんやねん
とも思う。
21世紀のホラーであり怪談の傑作だと
思った。
I bought and read the original novel right after it came out in 2023.
My impression was, “Wow, this is interesting… and new.”
It kind of reminded me of the original format of The Box Man, which was recently made into a film.
Then I heard that, following the movie adaptation, a paperback edition was being released.
Supposedly the ending had been changed, so I read it.
Near the end I went, “!?” — Wait, was it like this?
I checked back with the hardcover. “Right, I thought so.”
But honestly, I liked both endings.
I wondered how the movie handled it.
So I went to see the movie.
There was no way they could have filmed it exactly as it was.
Still, it captured the essence of the novel, and I personally found it quite interesting.
I felt that it was only thanks to today’s technology that it could be adapted to film and expressed so well.
At the same time, the paperback’s ending now made sense to me.
Since Sesuji -san also helped write the movie’s screenplay, I imagine it went something like:
Original novel → Screenplay collaboration → Paperback edition
Personally, I like all of the endings.
Some people might not, but then again — what exactly would be the “perfect” ending anyway?
I think it’s a masterpiece of 21st-century horror and ghost storytelling.
お〜い!お金がかかっても監督らしさはブレず、彼の得意とする分野が前面に出た白石晃士ワールド全開!!
様々な都市伝説や相次ぐ失踪事件など不可解な現象が一本の糸で繋がっていくカタルシス、総体として押し寄せる興味深さは、昔から変わらない。それを可能にするフッテージ・VTR映像の役割の重要さ。他人の原作でも、ハンディ多用によるPOVやフェイクドキュメンタリーとしての演出の自然さ等、白石晃士節全開!原作者も監督のファンらしいし、必然性すらある人選&組み合わせ。見つけてくださってありがとうございます!白石晃士ユニバース炸裂の安定キャスティングにニヤリ。
違うのは、名物暴力D・工藤も頼れる霊能者も出てこないことくらい?否!毎度のフィジカル"物理"になってい戦い方然り、洋画的にキャラ立ちした個性的ユニークな強烈キャラクター達が名物かつ魅力的なのに、本作は原作が小説ゆえか弱め。無論、赤楚くんは突っ走るし、菅野美穂はアウターいっぱい持ってる(?)けど。そんな、キャラクター主体でなく展開主体でどこか淡々とした語り口に"ドラマ性"の欠如は、本作の短所か長所か?つまり、どうしても小説的で受け身の印象を受ける。邪魔なんだよ~!!
説明的に淡々と映像素材・資料をひたすら見ていくという作り。主人公がキャラ立ちして生き生きと動き、葛藤し、自ら決断をする(=観客が共感する)タイプの所謂"ドラマ性"のある作品ではない。だけど、その色々な時代からの映像資料のクオリティが(出典元の再現度・解像度含めて?『笑ってコラえて』『まんが日本昔ばなし』)、赤楚くんもファンと公言する監督の代表シリーズ『コワすぎ!』に通ずる白石晃士監督らしくべらぼうに高いから、面白く見ていられる。むしろ、それこそが本作最大の見所!同監督の普段の作品と比べるとかなりの規模の大予算が付いているのを感じさせながら、根幹は変わらないのが安心できてよかった。
我らがフッテージキング晃士によるフェイクドキュメンタリー✕劇映画!ワクワクという表現が合っているかわからないけど、自分が子どもの頃にTV地上波で(ビートたけしとかが出ていたような)超常現象とか宇宙人UFO・UMA系の追跡検証系の特番を夢中になって見ていた気持ちに近いかも!そして、そういう番組内の映像を、白石晃士監督などのホラー監督が撮っていたという話を友人から聞いたことがあったことを思い出した。プロダクションデザインというか本当にこだわりを感じさせるそれぞれの時代感や番組感のリアルさ。にしても、そこまで期待させながら爆発力に欠けるクライマックスが薄く、キャラ立ちとオチが弱め。
P.S. 結局、菅野美穂が一番怖い?報連相できず単独で暴走しがちな赤楚くん演じる小沢を自宅に招いて怒りながらお弁当出すときの突然のおちょぼ口かわいかったけど!あと、「死ぬわけねーだろ!」平成JKの演技が最高で印象に残った。もし続編があったら『コワすぎ!』のトーンでやってほしい(赤楚くんが時空の渦・歪みぐるんぐるん?)。や〜る〜よ〜。
割り切って楽しむタイプ
原作とは色々違いますがこれはこれ…と言う楽しみ方で観る感じがいいと思われます。元のあのニュアンスは文章ならではの部分や見せ方が多々があり映像化する上での判断ではあったかと…
〇〇って何だったの?と言う辺りは原作で説明されてたり完全にオリジナル要素
だったりします、気になる方は鑑賞後でもいいので原作を読むのもいいかと。
役者さんの部分は不気味でいいんですがCG部分は少し微妙に見えたりしてしまったかなと…(見え過ぎと言うかもっと分からん方が良かったかと…)ただエンタメとしては楽しめると思います。
このレビューを見つけてくださってありがとうございます
ここ数年の日本のホラー映画の中ではダントツの出来。ここの評価は気にせず観に行くべき。
原作は読んでから観ました。背骨さんも「白石晃士のモキュメンタリーっぽいことを文字でやってみた」とインタビューで答えたとおり、原作からして白石晃士っぽい。映画化にあたって、相性が悪い訳がない。原作の良さを失わず、それでいて白石映画としか言えない素晴らしい作品になったと思う。
ここ映画.comのレビューでは、とにかく終盤の評判がすこぶる悪い。原作改悪じゃないかとか、物理的すぎるとか、見せすぎているいう意見が多いように思う。
だが、私は少なくとも原作改悪だとは思わない。菅野美穂の突然の暴走は後から理由あってのことだと分かるし、トリッキーということであれば原作のラストからしてそうでしょう。少なくとも、原作も映画もJホラー的な「見せない怖さ」をキモにしていない。
終盤が嫌いな人も、中盤までのモキュメンタリー部分の出来の良さには納得したのではないでしょうか。もはや名工の巧みですね。アニメまであって、バリエーションに富んでいる。怖いわ、笑えるわ、本当に楽しめました。音楽、音響も良かった。
キャスティングもよかった。菅野美穂があんなに怖いとは…
とにかく、ここ数年の日本のホラー映画の中ではダントツの出来だと思います。ここの評価は気にせず観に行くべき。
いうほど悪くない
原作しらず、ホラーは苦手ですが、お盆休み、他に見る映画もないのでついでに鑑賞。
けっこう人気があるのですね。
評価が割れるのは納得。
多分、原作ファンはもっと怖いのにも思ったのだと思います。原作知らないので、私には充分怖変わったですが。ホラー映画あるあるで、なぜ夜に行く!?とか、笑っちゃうところもありますが、総じて怖い。
少し先が読みやすいけど、大どんでん返し的なものもあるので、ストーリーとしても良い。
ただ、、、最後の15分くらいは怖くない。気持ち悪いけど。
見えそうで見えない、ちらっと映り込むとかが怖いのに、あんなに堂々と出てくると怖さはない。
実写向きじゃないとしか言えない。
ところで、、、「了」と「女」の違いがわからないので、小説のネタバレサイトみたら、全く違う話だったと知る。ファンは怒るよね。そりゃ。
原作ファンとホラー映画好きには物足りないのでしょうが、その他の人にはオススメ、、、しても観ないか、ファンしか。
中盤まで80点、終盤120点(白石晃士ファン視点)
「近畿地方〜」の原作はネットでつまみ食いした程度です。
本作を拝見したのはむしろ白石晃士監督作品だから、というのが大きいです。
良くも悪くも白石作品で、前半は丁寧に原作の各要素を映像化しており、その意味で申し分はありません、
真骨頂はラスト近くで、原作の良さを踏襲しつつも完全に白石監督の作品のよさがギンギンに発揮されたものになっています。
と、書けばわかる通り、一般受けを狙った作品ではなく、映画を楽しむとは何か? 面白い映画とはどういうものか? という問いを持った観客の一部には刺さりまくる作品だと思っています。
その意味で不評なのは理解しつつも、白石晃士という人の癖強すぎる素晴らしさを、より多くの人に伝える役目果たす作品になることを期待しています?
もう少しリアリティーのあるホラーは作れないものか・・・
“事故物件”に続いてのジャパニーズホラー。あまり好きなジャンルではないが、予告編でヒロイン菅野美穂に惹かれたのと赤楚衛二も比較的好きな男優なので、それなりに期待を持って観賞したのだが・・・
【物語】
あるオカルト雑誌の編集長が行方不明になる。
編集長は一人で次号の特集記事をまとめていたが、どんな特集をまとめていたか誰にも知らせていなかった。 残された編集部員小沢(赤楚衛二)は特集に穴を空ければその雑誌は廃刊にすると会社幹部に言われ、ライター千紘(菅野美穂)に助けを求める。
ふたりは編集長が資料室に残した収集資料・動画を片っ端から見て、編集長が何を書こうとしていたかを探る。残された資料は幼女の失踪、中学生の集団ヒステリー事件等過去の未解決事件や怪現象だったが、調べを進めて行くとそれらの事件や現象がすべて近畿地方のある場所につながっていることを突き止める。
ふたりはその場所へ向かう。
【感想】
残念ながら、ひと言で言えば「つまらない」。
最近観た“事故物件”のレビューにも書いたが、俺的には「こんなこと、もしかしたら起こるかも」というリアリティーを感じられないと「怖い」と思えない。言い換えれば「こんなことあるわけないだろ」思ったら白けてしまう。
本作では肝腎のクライマックスが一番ひどかった。そこに至る過程においても、「なんかなあ」という展開が続き、序盤で「ああ、もうだめかも」と諦め気分でスクリーンを眺めていたが、クライマックスで白けた気分もMAXになってしまった。
期待していたヒロイン菅野美穂も、彼女の良さは引き出されておらず、ガッカリ。ホラー好きはどう感じるのか良く分からないけど、一般の人にはおススメできません。
何とも言えない「手抜き感」。ホラーの名を借りた高校の文化祭的な作品。
本作の原作は未読なので、原作者に対するレビューではないことをご了承ください。
今年は戦後80年の節目の年で、戦争関係映画の鑑賞スケジュールが数珠つなぎになっているので、箸休めの意味も込めて別のジャンルの映画を観に行くことにしていました。
演技に一定の評価のある菅野美穂が主演である事と、映画館の座席表が味付け海苔みたいに真っ黒になっているので本作を急遽観に行きました。
まず始まってすぐにオカルト雑誌の編集者が失踪するという展開。ホラー作品にはよくある手法なのでこのあたりは別に問題はないのですが、失踪した男を探すために彼が取材していたSNSや心霊特集番組の動画を、菅野美穂と赤楚衛二が視聴し始めるけれど、これがYoutubeのフェイクホラー画像みたいなお粗末な出来。画像が揺れていて解像度も荒く内容がよくわからないうえに少しも怖くない!
題名が「近畿地方のある場所について」なので、謎を解き明かしていくうちにある場所に辿り着くのかと思っていたら、色々うやむやの状態の中で失踪者を発見。クルクルパーになっている彼を説得して連れ帰ろうとするけど、彼の妻も彼自身も、ベランダの柵の矢のように尖った所に自分から突っ込んでいって死んでしまう。普通はここで警察を呼ぶはずなのにただ逃げ帰るだけという謎行動。
更に他の動画を精査していると、変な新興宗教の活動を収録した画像にクニャクニャ踊る菅野美穂が写っているのを見つけてしまう。理由を聞くと以前子供を亡くして心神喪失状態になっていたのを新興宗教に救われたのだという。
それから観客を怖がらせようとして実質滑りまくっている映像を延々と見せられて、ラストで「子供が還ってきた」と、嬉々としている菅野美穂が赤ん坊にしては大きすぎる「おくるみ」を抱いて画面に現れて、中からイソギンチャクのバケモノが出て来て終了という鑑賞料金とポップコーン代を無駄にした最低な終わり方でした。
唯一救われたのが椎名林檎の主題歌が良かった事なのですが、随分久しぶりに10人以上の途中退席者と、初手から終わりまで気持ちよさそうに昼寝している観客の多い作品でした。
『サユリ』に続いての奇跡は起きなかったという見解(2回目視聴後の追記あり)
何がしたかったのか?
怖かった…!
原作未読で観賞。
おばけ信じないタイプですが…怖かった〜!
突然失踪した先輩の仕事を引き継いだ編集者が、複数のオカルト現象に共通点を見つけ、謎の本丸に迫っていく。よくあるプロットですが、各事象が古いテレビ番組や動画などを用いて語られるため、それぞれが怖い!モキュメンタリータッチで映し出されるので、一歩間違えればチープになりそうなものもしっかり怖い。個人的に首吊り屋敷のニコ生動画が一番怖かった…。
ミステリーのセオリー的になんとなくオチは読めるのと、ラストでは本丸をガッツリ映すので急にジブリみたいな画になり拍子抜けしてしまいましたが、クライマックスに辿り着くまでがすごく怖かったので大満足です。
ジャンプスケアをほぼ使わずに怖がらせられるというのが本作の一番凄いところだったと個人的には思います。期待通りでした!
最後…
原作を読んだことがあり、とても楽しみにしていました。正直内容をほとんど忘れていたので、新鮮な気持ちで観れると思いました。映画前半の方は、原作通り様々な話が次々と繋がっていき、とても楽しむことができました。しかし、話が続いていくに連れ、あれ、と思うところが多々ありました。最後の方はCG要素も多く、正直がっかりしました。背筋さんの作品はあのような結末のものなのだなと誤認させてしまう可能性があると思い、少し残念です。監督の自我かわかりませんが、この作品に関わらず、他人の作品を借りている立場なのに、エゴを出してしまうのを抑えられないのかなと疑問に思います。
評価は割れると思うが、もっと変なJホラーよりマシか
今年179本目(合計1,720本目/今月(2025年8月度)7本目)。
この原作は知らない一方で、監督さんの過去作はよく見ているので、原作はともかくもテイストはある程度把握した上で見に行ってきました。
結局のところ、日本のホラー(俗にいうJホラー)が極端に監督さんが少ないため切磋琢磨する環境になく、そのために極端に採点不能な作品が出てくる(よって、ホラー映画に関しては、日本の視聴者でも、文化の推定がしやすい韓国・台湾映画を見る方もいらっしゃる模様)という事情であるところ、この監督の方の作品であれば何とか…といったところです。
他の方も多々触れている通り、エンディングを完全に描いていないため、各自で考えてねというようなフシが一部あり、この意味ではフランス映画のようなテイストがあります。ただ、どう考えてもホラー映画なので、フランス映画にいうそうした余韻を残すタイプと同じか?というとまた違います。
また、2024~2025年のように新しい文化ではなくかなり古い文化(折り畳み式の携帯や、ビデオテープ等色々)が多数出てくるので、ある程度の背景知識(1980~2000年頃の文化?)がないと理解そのものが詰まってしまう(ホラー映画としては楽しめますが)点が、やや想定年齢層を上にあげてしまっており(実質的に40~50歳以上の層でないと全部理解しきるのは大変?今時、VHSなんてそもそも購入できるのだろう?)、そこがやや厳しいかなといったところです。
採点上特に気になった点は以下ですが、フルスコアにしています。
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(減点0.2/心裡留保と第三者対抗要件)
心裡留保は、善意(無過失かどうかは問わない)の第三者には対抗できません(身分行為を除く。身分行為にはそもそも心裡留保の適用がない)。
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壮絶なラスト(笑)
終盤の描写が本当に残念
■ 作品情報
監督は白石晃士。主要キャストに菅野美穂、赤楚衛二。脚本は白石晃士と大石哲也。原作者の背筋が脚本協力。音楽はゲイリー芦屋、重盛康平。主題歌は椎名林檎「白日のもと」。
■ ストーリー
行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象だった。同僚の編集部員・小沢とライターの千紘は彼の行方を追う中で、これらの出来事がすべて「近畿地方のある場所」に繋がっていることを知る。数々の残された資料や映像を手がかりに、謎めいた「ある場所」の真相に迫っていく中で、彼らは想像を絶する恐怖に直面することになる。
■ 感想
ホラーは苦手なのですが、予告におもしろさを感じて公開2日目に鑑賞してきました。強烈な描写は少なく、なかなかおもしろかったです。特に前半は、期待どおりのおもしろさでグイグイ引き込まれます。残された膨大な資料を読み解き、共通項を探しながら少しずつ真相に迫っていくミステリーのような進行がたまりません。そこにゾクゾクと鳥肌が立つような恐怖体験が絶妙に織り交ぜられ、物語は最後まで途切れることなく緊張感を持続させます。
ただ、数々の映像資料と不可解な怪現象がやがて一つの点に結びついていくのですが、その情報量の多さには正直頭が混乱して、理解できてない部分が多いです。せっかくここまでミステリーライクなストーリーテリングで引っ張ってきたのに、最後に観客を置いてきぼりにしているようで、これが本当に残念です。単に私の頭が悪いだけなのか、観せ方がよくないのか、そもそも伏線回収できてないのかわかりませんが、もっとスッキリさせてほしかったです。
ラストも、それまでのじわじわとした恐怖の積み重ねとは一線を画す雰囲気に転じ、これには少々拍子抜けです。どう見てもコダマのようなアレを描く必要性があったのでしょうか。あと、もし彼女の狙いがそこにあったのなら、なぜこれほどまでに回りくどい方法を取る必要があったのか、という疑問も残ります。まあ終盤の不満はありますが、深く考え込まず、目の前で繰り広げられる恐怖にただ身を委ねる姿勢で観るのが正解かもしれません。
ちなみに個人的に最も恐怖を感じたのは、序盤に登場する首吊り屋敷の配信シーンです。あれは今思い出しても背筋がゾッとするほどです。殺人的な猛暑が続くこの夏、本作で涼を取るのも悪くない選択肢ではないでしょうか。
こわい!…けどなんか違う!
初めての映画がこれは最悪でした。確かに怖いのですが、分かってない部分が多い(赤い女、動物を飼うなど)
お化けや幽霊ではなくモンスターらしきものが出てくるのがほんとにだめだった。
鑑賞前のドキドキ度 ★★★★★
鑑賞後の満足度 ★★☆☆☆
おすすめ度 ★★☆☆☆
面白かった…かな??
原作が好きで、映画化とても楽しみにしてました。
集めた資料映像はとっても良く出来ていて、邦画ホラーの面白さが際立ってたと思います。
単行本版で1番好きな話が、母の引っ越し先の団地が飛び降り自殺の名所の話なのですが、映画のシーンは短いなりにまとまっていて、小説とは違う怖さがあり良かったです。
あと、失踪した編集者の奥さんが怖かった…。人間なのに、人間の動きしてないのが怖くて良かったです…。
2階でバタバタ暴れてるのも、得体の知れないバケモンすぎて好きです。
でも、邦画ホラーの面白さはトンネルのところまでかな…と、個人的に思います…。
正直トンネルもあんまり怖くなかった。
終盤は、ギャグ?かな…??という感じです。
岩に引き込まれるシーン、笑っちゃいそうになりました。
やっぱり、幽霊?の全貌がはっきり分かると、想像の余地が無く白けちゃいますね。
どんなバケモンなのか分からない、白い手だけが映ったり、赤い女の後ろ姿とか、正面から見ると頭がないとか、想像掻き立てられる方が恐怖心煽ってくるよなー…と思ったり。
ジブリの白いこだまの手がうじゃうじゃ版、全然怖くない上に登場の仕方も迫力ないです。
ジャンプスケアが無く、全体的にジトっとした怖さでした。
個人的にジャンプスケアが苦手なので、安心して見れましたが、人によっては物足りなさあるかも…。
全464件中、341~360件目を表示
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