近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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低レベルのCGが恐怖を破壊する。
モキュメンタリー的なモノが好きなんでかなり期待してたんだけど、
伏線回収してないとかよりも、最後のもののけのCGクオリティが
あまりにも酷くて、前半のハイクオリティでリアルな素材映像で
繋がっていた恐怖心が一気に吹き飛ばされました。
もののけCGの動き、ライティング、構図、学生でも作れるレベルです。
AIのリアルな映像も実用レベルになってきた昨今、チープなCGで
映画のオチを構成した事が、低評価の最大要因だと思います。
わけわかめ
なんなんこれ?って言葉以外ない。
元々母親に代わる嫁さんを探してたんよね?
子供が居なくなったのは?
中学生がヒステリー起こしたのは?
目が穴みたいになったのは?
佐山さんはなんで死んだの?佐山さんの奥さんは?
動物を買う意味は?
みがわりとか子供たちが言ってたから、てっきり赤ちゃんを返してもらうためかと思ったけど違うの?
そもそもちひろさんは宗教の代表でもないんやろ?
あの女の幽霊何なの?首の伸びたのは首吊った男の子?他にも一杯死んでるはずだけど、こいつらだけ出てくるのなぜ?
ぱっと思い出したのだけでこれ。
久しぶりに呆れ返ったわ。
原作の最も素晴らしいところを改変…原作ファンはがっかりする。
そもそも、原作は文字媒体であるからこその恐怖の作り方がとても巧妙で、それが素晴らしいので、それを映像にするのは難しい。そこをあそこまで映像として消化して映像ならではのホラーに上手く変えたのは素晴らしいと思う。
中盤までは映像ならではにするためのストーリーの改変もうまかったと思う。途中まではいい感じだと思った。
ただ、後半にかけての流れや細かいところの設定等の改変も多いし、伏線も回収しきらずにあの終わり方はないと思う。
原作では主人公が「見つけてくださって、ありがとうございます」と言っている理由が最後の最後で小説自体を呪いの拡散媒体にしており、一読者がそこに巻き込まれるという一種の恐怖体験をするのが醍醐味なのに、変な怪物が出てきて終わった。
改変したところを無理にこじつけて原作の1番の醍醐味をぶち壊した感じがする。
映像作品としては素晴らしいが映画としては最低の出来。
原作を読んで欲しい。
映画の20倍は怖いし、鳥肌が立つ。
⭐︎3.6 / 5.0
ソレはソレ、アレはアレで
ジュラシックのチケット争奪戦に敗れ、こちらに流れ、
余裕でエグゼクティブ取れたので見ましたが、当日は満席でした。
入場特典の赤い短冊みたいなのは、縁起が悪いので捨てて帰りましたが、
裏のQRコードからのみ?アクセスできる背筋さんの文章は、
石や岩の信仰について言及されてました。
まぁ、そういう内容ですよねえ。
でも、そっちに本気で進まれると、ちょっと何日も後を引く怖さになったと思うのですが、
違う方向に流れてくれたおかげで、あっけらかんと帰れたというか。
帰りの夜道も怖くならなくて、翌朝にはぜんぶ抜けてる感じが、逆に良いかもしれません。
2ヶ月後にはアマプラで無料配信されているのが目に浮かぶような作品でした。
原作ファンとしては
最後が…
途中まで怖さは多少あり話も面白かったんですが、最後のオチで一気に萎えてしまいました。
今までのアレらは何だったのか?と疑問に思う部分もありました。
ただ佐山さんの奥さんのあの登場の仕方が本当に面白くて、申し訳ないですが吹き出しそうになりました。あと子どもの幽霊の首伸びてるのも良かったです。(面白さは求めてはいませんが)
「ノロイ」のようなオチを期待しましたが、最後だけが本当に残念でなりません。
まさるさま、下から呼んでも、まさるさま〜!
白石監督ありきで見て賛否が分かれるのかなと。
私は低評価の方々が言うほど、悪くはないと思いました。
伏線回収と言うけれど、実際に、身の回りに怖い現象が起こると、一言「あれは何だったのか」に尽きるかと。
私の家族に実際に起こった怪現象で言うと、突然始まって突然終わり、あれは何だったのか、今も分からない。だから、とても怖い。
理由を求めたくなるのが、映画なのかもしれないけれど、怖さを求めるなら、事象だけで私は十分かと。
なので、宗教団体からのくだりはなくてもよかったかなと思います。
急速に怖さがトーンダウンしてしまったので。
赤ちゃんの写真(それだけで怖い)が、意図的に映りこんでいて、説明もなく、顔だけがちょっとずつモーションかかっているぐらいの説明ぶりでも、十分に伝わったのでは、と。
何より一番怖いと思ったのは「まさるさま」。
原作を読んだ時も、こういう、地方のなんだかわからない民話の怖さってあるなーと思った。
かきあるよーって、意味を探りたくなる。
原作ファンは呆れる内容
起承転…まではしっかり作っていたという部分は多くの方も既に述べているので端折る。
出演者の演技もまあよかったと思う。
やはりラストが大問題だと思う。
そもそも原作のラストの話のまとめは「怪異などは存在せず、人が作り上げた産物なのだ」
という昨今のオカルトに対する姿勢に対して見事な結論でもあった。
それなのに何故映画版では「全ての原因はバケモノ(石)だった」になってしまったのか?
「原作者の背筋氏は白石監督のファンであり、白石要素をもっと出してほしい」
という要望もあった…というインタビューの記載もあったが正直真偽がわからない。
何よりも本作が好きで盛り上げていった原作ファンがこのラストを見てどう思うか?
という事を製作委員会の誰も想像しなかったのか?という部分だ。
正直なところ白石節を出したいなら原作ありの作品には関わってほしくない。
ノロイでもコワすぎでも自分のテリトリ内でやってほしい。
いち消費者の願いである。
もしも今後
「幽霊ミミズが怖かった」
「幽霊を物理で攻撃するのがおもろかった」
そんなチープな内容で作品が賛美されて行ってしまうのであれば、
今後、原作ありのホラー映画はどうなってしまうのか?心配でならない。
割と誰でも見れそうなホラーミステリー作品
ホラー初心者かつ、原作を知らない私にとってはまあまあ面白かった気がする。(ミステリーとギャグ両方の面で)
感想を一言でいうと、途中まで作り込まれてるなーって思ってたら最後の方あれれ〜?という感じ。
調査するときの資料やビデオが、みんなお馴染みの既視感ある番組(◯ってこらえて、みたいな?)に似ていてリアルだった。純粋にすごいと思った。
考察しがいのあるシーンもいくつかあり、子を失った母の悲しさと母を失った子の悲しさがマッチングしてしまって、新たな犠牲者を生んでしまうのかな?と、浅い考察をしてみるものの、よく分からない。分かる人いたら誰か教えていただけるとありがたい。
個人的おもしろいシーンもあった。例えば、菅野美穂が赤楚衛二に「このビデオを見てほしい」とさらっと呪いのビデオ見せられるシーンがあるのだが、そんなこと本人はつゆ知らず「呪いのビデオ見ちゃったじゃん」(たしかこんな感じでした)と漏らす。菅野美穂は映画の中でも割とそのまま菅野美穂なのでホラーなのにかえって安心感がある。実際本物の菅野美穂も、もし呪いのビデオを見たら同じことを言いそうなので笑えた(個人的主観)。
冒頭でも言った通り、途中まではなんだかんだクオリティが高いことに感動。だが、最後に出てくる化け物はにゃんこ大戦争にいそうだな、と思ってしまった。あれれ~?である。また、安心感をもたらしていた菅野美穂が実は黒幕に加担していたというオチであることに関しても同じことを思う。かといって特別ショック(ずっと仲間だと思ってたのに!!)を受けるわけでもなく、そうやってつながるんだ〜、と納得。
結局何が言いたいかというと、個人的に悪い映画とは思わないし、見る人によってはミステリー的面白さとホラー要素を楽しめる作品だと思う。特に、私のようなホラー初心者にとっては怖すぎなくて丁度良かったかもしれない。この映画に興味がある方やちょっとした恐怖を味わいたい方は観に行っても損はないのではないか、と思う。
心霊スポット巡りのビデオに隠された秘密
原作は、オカルト・ホラー作品としてSNSでも話題となった『背筋』の小説。フィクションの事案を、さも事実の様なノンフィクション仕立てで展開するホラー・モキュメンタリー小説を、ホラー作品を多く手掛けている、白石晃士が監督し映画化。かなり、原作とは違う展開と内容ではあったが、ジャパニーズ・ホラー独特の見えないに『何か』が迫り来る恐怖を浮かび上がらせてくる。
その舞台となるのが、近畿地方のあるダム湖に隣接する一帯。過去にその地方で起きた、オカルト現象を取材していた雑誌編集長が、疾走するところから物語は始まる。同じ編集者の小沢衛二とオカルトライターの瀬野千鉱は、失踪した編集長が携わっていた事案を引き継ぐことになる。そして、編集長が残した資料やビデオを頼りに、様々なオカルト現象の事案を紐解いていくと、それらが近畿地方のとある場所に集中している事に気づく。そして、それらの現象と編集長失踪の真相を探る為に、2人はそれらの現場へと足を運んでいく。
その中で、
・行方不明となったランドセルを背負った少女
・昔話で語られてきた、山へ誘い込むような薄気味悪い声
・赤いコートを着て、現れる髪の長い女
・林間学校で起きた集団ヒステリー
・「まっしろさん」という子供の中で流行っている遊び
・自殺が頻発に起きる薄気味悪いマンション
・街中に貼られている呪いのシール
等、悪寒を感じて、ついつい自分の背後を振り返ってしまうような世界観に、引きずり込もうとする意図は感じた。そして、これら事案が近畿地方のダム湖と繋がった時、呪われた扉の秘密が明らかになる、クライマックスへと向かっていくのだが…。
あまりに都合よく録画されたオカルトビデオやUSBの資料を次から次へと見せるだけの展開と大きな効果音だけで脅かす様なチープな演出。そして、CG頼みのラスト・シーンの描き方には、怨念や呪縛をテーマにしたジャパニーズ・ホラーならではの恐怖は、今ひとつ感じなかったのが正直な感想。
出演は、編集者の小沢衛二役には赤楚英二、そしてオカルトライターの瀬野千鉱には、菅野美穂が務めていたが、劇中、ほぼこの2人だけで物語は展開する。クライマックスからラストシーンにかけての、菅野の表情と演技だけは、鬼気迫るモノがあった。
こういうのが観たかった!
白石作品が好きかどうか
伏線が
全く回収されず、吐息が漏れた。
怖さは初めから期待していなかったが、
びっくりするシーンすらなく高く評価はできない。
起承転結があるとすれば起承位までは悪くなかった。
スリラーというよりはミステリー要素が散りばめられて
最終的にどう落としていくのかに期待が高まった。
ところが、転辺りから雲行きが怪しくなり、
昔話と怪しげな宗教団体からは一気に流れが淀んだ。
結に至っては上記の通りでこれまでの流れがぶった切られた。
個人的には近畿地方のある場所ということで同和問題?
過去の悲惨な差別の怨念?と書き対していたのだけれど・・・・。
近畿地方の意味あった???
こういう原作なの???
興味はあるが、今のところ読む気にはなれない。
作品自体とは無関係だが、お盆ということもあってかそれなりに入っていた。
多かったのが咳をする人。
咳き込んで途中で退席する人までいた。
新型コロナや百日咳が大流行していると聞く。
私自身は初め外していたマスクを途中からかけたが、
作品より感染リスクが怖かった。
白日のもと
激ヤバホラーと聞いて小説と漫画版を観てから映画を鑑賞。特典はお札風しおり(書き下ろし小説付き)でした。
しっかり怖い要素も盛り込みつつ、ミステリー要素も入れつつ、白石監督らしさも交えたらしさ全開の作品に仕上がっていました。
原作との怖さとは違うベクトルには行ってしまったかなとは思いましたがそれはそれで楽しめました。
オカルト雑誌の編集長が失踪してしまい、企画の穴を埋めないといけないので残された資料を元に企画を作っていく中で怪しい情報がバンバン出てきて…といった感じの作品です。
出てくる映像がどれも絶妙なバランスを突いてくる怖さで、修学旅行での山から声が聞こえたかと思ったら生徒がバッタバッタ倒れていったり、配信系はガッツリ取り憑かれたり、首吊りの紐がぶら下がってたり子供の写真の目がギョロッと動いたり後ろに気づいたらいたりとJホラーらしい怖さを醸し出していましたし、突撃バラエティでの番組での子供の遊びがカルトじみていたりとゾワゾワさせられました。
インタビュー動画や見たら死ぬ動画の不気味さも最高でしたし、それらの映像が繋がっていって近畿地方のある場所になっていくってのもミステリー的に楽しめました。
まさるさまエピソードはかなりぶっ飛んでおり、お母さんが好きなのに亡くなってしまっておいおい泣いていたら、神様からお母さんに変わる嫁さんを見つけて甘えなさいという指示を受けて、村に突撃するのかと思いきや、山の上から柿があるよ〜と呼びかけまくるという遠距離にも程があるストロングスタイルで攻めていき、しかも死後もその呼びかけは続くという持続っぷりはやってんな〜ってなりました。
そこから編集の小沢くんがガッツリ取り憑かれたり、編集長を見つけたかと思ったらとんでもないくらいカオスな状況になっていたりと、ゾクゾクさせるホラー全開で超楽しかったんですが、終盤はいつもの白石節が抑えられなくなったのか、赤い女を物理でいってしまったり、微妙なCGでウネウネしたバケモンをバンバンお出しして、最後のメッセージでさえもバケモンをニュルんって出したりと遊び心しかないんですが、今作の真面目なミステリーパートと比較するとどうしても別もんになっていたのは惜しかったです。
白石監督は基本的に物理で攻めてくる監督なので、ジワっとしたホラーとはちと相性が悪いようにも思えましたが、ホラーというよりかはホラーコメディになっちまったかなとは思いました。
まぁゲロビンタがあった時点で節ははみ出ていたんだと思います。
菅野美穂さんが面白いくらい作品を引っ張り上げてくれるので頼もしいですし、喜怒哀楽全部やったんじゃないかってくらい動いていますし、パールでドカンや車でズドンとか大女優にやらせることじゃないっすよ〜と色々と最高でした。
赤楚くんの頼りない感じもホラーの餌食として最高の塩梅だなと思いました。
特典の小説も面白かったですし、小説と合わさって1本の映画になった気がします。
白石監督は大舞台でも自分を貫き通す漢なんだなと再確認することができました。
もっと暴れちゃってくださいな。
鑑賞日 8/9
鑑賞時間 18:45〜20:45
素晴らしいホラー映画だ
単行本も文庫本も読破済みで映画に臨んだ
まず、想像の5倍怖い。多分Jホラーで一番だ。
全ての日本ホラー映画を恐らく見たが、ここまで直接の恐怖表現に真正面から挑んだことが天晴れ。かつ、物凄く怖い。
ホラー映画としてこの時点で満点である
そして後半、白石監督が「コワすぎ!」シリーズのような癖の片鱗を見せる(これでも控えめではあるが)そこが評価の分かれ目となる。
なので減点方式ならここで減点する人も多いだろう。納得である。
だが私はとうにこの監督の作品全てを視聴しこよなく愛し呪われてしまっている
故に満点は覆らない
ちなみに原作者の背筋氏も白石監督に呪われてしまっている
この作品ができたことは必然か
最後はコズミックホラーと化すが、一応は原作でも少し触れられてはいるので唐突な流れという訳でもない
原作者はBloodborneが好きである
やはり誰も止める者はいないだろう
この作品を初見で最高だ!と言える人は是非同監督の過去作も楽しんでくれ
富江、やん。
レビュー見て不安になっている白石作品ファンの方、安心して下さい。
原作小説を見てみたくなった人にはなんだこれ??な作品ですが白石監督作品を見たくて来た人にとってはそうそうこれこれ!!な作品でした。
白石監督作品はノロイからずっとコワすぎ、カルト、それなりに踏襲してきていますが今作も白石イズム的な気持ち悪いテイストは健在です。無論怪奇現象も物理でやっつけられます。
ただ原作小説ありということでテイストはやや抑えめです。作品の規模も大きいので好き放題できなかったんだろうな、という苦労が感じ取れます。
やはり『彼』が居ない世界線は出来ることに限界がありますね。
ファンタジー
原作はまとめ動画観ただけで詳しくないです。
ラストがファンタジー全開な展開でちょっと拍子抜けした。
原作と違う点は、小沢くんの存在自体無いことかな?あと(やはりホラー映画の展開上、)呪いを解くことが目的になっている。最近観た別のホラー映画と同じだ。
レトロな映像資料風のものをたくさん使っていて、不気味で面白かった。
さまざまな映像資料から怪異の真相を追っていく感じになっているのだろうけど、まとまっているのかまとまっていないのか、私にはよくわからなかった。
あと、怪異を車で轢いたのには笑いそうになった。実体あるんかい!
全体的にありがちなホラー映画という感じでした。私は好きです。
全463件中、261~280件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。