近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
全476件中、221~240件目を表示
このオチはちょっと・・・
原作が好きで、映像化したらきっと怖いだろうと期待してました。
まず全体の感想としては、うるせえ。単純に効果音、BGMがうるさい。
恐怖演出でもないところで鳴る不必要な和太鼓はなに?
あとここが映像化したら絶対怖いぞ!と期待していたシーンが全く映像化されていない。
なんで?
そんであのオチはなに?急にSF。
日本のホラーが最後の最後で地球外生命体に乗っ取られた。
怖い日本ホラーだったのはトンネルまで。
個人的に見どころは九十九黄助の名演技だけ。
九十九黄助のファンならあのシーンだけは見る価値がある。
ひどい
とんでもない大音量でビビらせてくるだけ。内容薄いし謎も多いし意味がわからないくだりが多い。久しぶりにこんな駄作を映画館で見た。
星0.5も付けたくない。
まさるさまと幽霊親子の関係は?
幽霊親子はなんで襲ってくるの?
団地で飛び降り自殺したのはなんで?
編集長共々奥さんがおかしくなったのはなんで?
何も分からないまましょうもない話続けられてすごく退屈だった。
強いて言うならニコ生の所と最後のコダマみたいなやつが出てきたところが笑えた。
※ご覧のスクリーンは正常です
小説にはまったく惹かれなかったが、よく見かけたし、菅野美穂だしで鑑賞。
序盤はひたすら資料映像ラッシュ。
画質は荒いしカメラは揺れるしで見づらいことこの上ないが、まぁここはリアルな部分か。
家で見てたらTVが壊れたかと思うようなノイズや静止も、雰囲気出しとしてはアリ。
しかしなんだか一つ一つが冗長な気が…
YouTuberのとこは飛ばし飛ばしかと思いきや動画の時間は5分台で、え、ほぼあのまま上がってたの?
クイズ番組の映像は、街ブラ系でもこのままは使わないという程のグダグダ感。
それでも中盤までは、謎の貼り紙や“まさるさま”と“ましらさま”といった緩やかな繋がりで興味深く観た。
しかし終盤、撒かれた“点”は像を結んでくれない。
貼り紙の「了」は分かったけど「女」は?
首の折れた少年と赤い服の女は了母子だとして、何故ああなって一体何をやってるの?
「見つけてくれてありがとう」も冷静になると意味不明。
目玉を取られることも、それに小沢が襲われることも、目玉が球体でないことも、理由が分からない。
冒頭で佐山の目を奪ったのが(未来の?)自分なのも謎。
最後は『もののけ姫』のコダマまんまの怪異が出てきて笑った。
頭の怪我から、冒頭の千紘の動画の時系列や、“探し人”が誰かは早々に気付くし、そうなるとオチも…
でもあの流れで千紘が小沢を探す意味は何?
アハ体験的に変化する菅野美穂の顔は面白かったけどさ。
恐怖の対象(貞子とか)が定まってないと、怖さも面白さも生まれないのかな、なんて思った。
ちなみに一週間ちょいで調査して記事を書き上げるのも、一つの特集で25ページ埋めるのもムリだと思う。
ストーリーは悪くないが、荒も目立つ
原作が面白かったので、期待半分不安半分で観てきました。
日本ホラー特有のジメジメした気持ち悪さや後味の悪い怖さは表現されていて、引き込まれる展開は良いです!
序盤は、平成時代にありがちなオカルト話しのオムニバスのような構成です。テレビの特番や掲示板、生配信のいわゆる「ありがちな話し」が多く出てきます。子供の頃にオカルト話しで怖さを感じる感覚を得ることが出来ます。
中盤は、ある地方で起きている怪奇現象にフォーカスして取材を行う主人公達、そして取材をする中で呪いのような奇妙な現象は主人公達にまで及んでいく
終盤は、何かに導かれる様にある場所に向かう。そこで真実を知ることになる。
大まかなストーリーはこんな感じです。
ホラーとしては王道展開で、ちゃんと怖いワクワク感があります!
ただ、残念な点もありました。
まずは菅野美穂の演技がわざとらしく感じてしまったこと、なんかリアクションが大げさで個人的にはうるさく感じてしまいました。人を罵るセリフも頑張って言ってる感じがしてしまいます。
次にCGのチープさ、ラストで出てくる異形と目玉の集合体がダサ過ぎます。アレなら出さない方が良かったと思う。あれで一気に冷めた人も多いのではないでしょうか?
最後のオチに関してはあの「後味の悪さ」は個人的に嫌いではないですが、全体的に呪いのルールや死のパターンなんかをもう少し解明してほしかったです。
完全に突き詰めることはしないにしても、ある程度ルールがないとご都合理不尽な死があまりに多くてモヤモヤしてしまいます。
オカルト雑誌編集者が残した記事を作成するため、謎を紐解いていく。残...
今回は近畿地方だったけど、全国にも必ずある“ある場所”…
我が町には映画館は一つしかなく、時代に取り残されたような古い映画館で、インターネットも無く、上映作品もメジャー会社の作品のみでメチャ少なく、メジャー作品でありながら時々上映しない作品も。
故にコアな白石晃士監督の作品など上映した事など無い。
作品の規模や話題性もあるが、今回初上映!
中田秀夫と清水崇がJホラーの二大巨頭とふんぞり返る中、こちらもJホラーで気を吐く。
時々作品に落差あれど、それが激し過ぎる中田・清水両名よりB級的ながらエンタメに徹した堅実派。昨年の『サユリ』もエンタメ・ホラーとしては面白かった。
白石作品初劇場鑑賞と、この題材に興味惹かれて。
史上空前の酷暑の今夏、涼みを求めて近畿地方のある場所へ行ってみました。
オカルト雑誌の編集長が行方不明に。部下の小沢はオカルトライターの千紘の協力を得て、編集長の行方と彼が何を調べていたのかを探る。
幼女の失踪、林間学校での中学生集団ヒステリー、今は削除された動画配信、謎の絵…。曰く付きの怪現象や未解決事件、それらにまつわる映像、番組、インタビューばかり。
何の繋がりも無いように思えたが、それらが近畿地方のある場所で起きている事を知り…。
近畿地方のある場所で、一体何が…?
こういう特定の地域に伝承する恐怖話って、例えフィクションでも、本当にあるんじゃ…? もしくは何か基になって…? と妙にリアルに思わせてゾクゾク興味惹かれる。
さらにそこに、その地に根付く風習や歴史。
これが日本ならではの不気味さ、怖さ、陰湿さ、面白さ。
題材はばっちり。
白石監督の以前の作品でもあったが、フェイク映像や偽番組の作りがユニーク。
古いビデオテープのノイズや動画の突然停止感。ちょっと過剰な気もするし、異常現象や“何か”も結構しっかり見せちゃってあざとさもあるが、恐怖掻き立てるには充分。
集団ヒステリー映像や首吊り屋敷潜入もなかなかだが、何気に『まんが日本昔ばなし』風の“まさるさま”が不気味。
“ましろさま”と呼ばれる鬼ごっこを取材したTVバラエティー、完全に笑コラで笑いを堪えた。
モキュメンタリー・ホラーに手腕を発揮してきただけあって、前半はほとんどこういうフェイク映像や偽番組で見せて興味惹き付けるのは天晴れ。
数々の残された映像、当該者の証言、実際に身の回りで起きる奇っ怪な現象…。
謎に迫り徐々に解き明かしていき、ある場所へ繋がっていく展開はホラー&ミステリーで面白い。
この前半部分だけなら星4でも良かった。
でも、それに届かなかった理由は…。
多くの方はラストの展開や“アレ”に対して厳しい声。確かに恐怖や謎を煽って煽って、突然木の陰からこんにちは…はコメディかと思った。(って言うかそもそも、あなたはだぁれ…?)
でも、ああいうのを最後にがっつり見せるのは白石監督のみならずJホラーでもよくあるし、賛否は分かれるけど、そこまでの流れは良かったのでテンション急落にならず何とか持ち堪えて見れた。
それに、白石監督のこれまでの作風。貞子と伽椰子のガチバトル、『サユリ』の怨霊少女vsスーパーばあちゃんを思うと、ブレてはいない。
また終盤、千紘の突然の…。最初からそれを企んでいたのか、それとも途中からか。何にせよ、ある悲しみがあって、それを忘れられない苦しみ、恐怖や自身の中の邪心が…。なかなかゾッとするラストではあった。
残念だったのは、前半あんなに集めた怪奇映像や現象や謎。それらがもっと巧みに伏線回収なるのかなと思ったら…。
失踪や集団ヒステリー、謎の絵や“まさるさま”など、具体的にどう関与しているの…?
ある場所の何かが引き金になって…とは思うけど、もうちょっとこう…。中途半端にも感じてしまった。
名のある役者は菅野美穂と赤楚衛二のみ。ほとんど二人だけで話が進んでいく。
周りの面子が誰も知らないので妙なリアルさや不気味さあるが、こぢんまりとした印象もあり。
後、勿論熱演はしているが、所々に演技の拙さを感じてしまった。いかに『ドールハウス』の長澤まさみが迫真だったか。
少し前に近年Jホラーの最上作『ドールハウス』を見てしまったので、どうしても見比べや見劣りも…。
演技は長澤まさみの方が圧倒的。
恐怖演出や話の面白さもこちらも悪くはなかったが、あちらの方が巧み。
時々、見てしまった…と恐怖じゃなくて後悔するJホラー氾濫する中(誰のとは言わないけど)、一定の面白さ。
フェイク風見せ方もホラーとユニークのバランスもエンタメ性も、安定の白石ホラー。
今回は近畿地方だったが、全国にだって必ずある。
見るのも聞くのも、ましてやそこに足を踏み入れるのも絶対ご法度のある場所。
次は東北地方の…。
赤楚衛二さんのファンだから、観るよ!
白石晃士監督『ノロイ』の進化系か。
赤楚衛二さんの新作なので早く観たかったが、
ジュラシック〜の新作に公開日が重なるし、
今日も家を出ようとしたら、静岡県伊東市百条委員会LIVEなんて始まってしまい、
観る上映時間を遅らせなければならなかった。
予告篇では赤楚衛二さんの肌が荒れていて、
売れっ子だから休みがないからお肌もお疲れなのかと心配したが、
役作りかもしれない。
イケメンゆえのサービスショットはなかった。 (まあ、イケメンはイケメンであるが、 赤楚衛二の甘いイケメンぶりはないという意味。)
菅野美穂さんのキャスティング、不思議だったが、
まあ、怖い時ある感じの女優さんだから、
かなあ?
と納得もさせられた。
個人的には終盤は惹かれた。
アクビが3回ほど出たが居眠りしなかったので、退屈はしなかった。
『サユリ』の後では撮りづらかったのではと心配するが、
CGに頼らない次回作に期待します。
最後にガッカリ
オカルトを再定義した傑作かもしれん怪作
原作小説を読んでいるため鑑賞しやすかったが、未読の場合、主演たちの登場する本編動画に、ホームビデオ風動画や昭和ワイドショー風動画、Youtuber配信風動画、まんが日本昔ばなし風動画など、様々な短尺動画が差し込まれるので、面を食らう人が続出しそう。点数評価が芳しくないのも然もありなん。
とは言いながら、その内容はぶっちゃけ支離滅裂で、全編通して「誰かが作った生理的に怖い描写」の映像を散りばめているだけ。
なぜこういったオカルト現象が発生したのか? 恨みを持ったなにかしらの怨念なのか? 忌まわしい凄惨な事件が過去にあったのか? といった「オカルト世界観」の一貫した説明は提示されず、物語性を愚弄するかのように、投げっぱなしな印象なんですよね。
ところが、これが現代視点で見た際のオカルト世界観なのかもしれないと思い至った次第。
だってこのネット集合知の時代、「怪異現象」はあっという間に「極めて稀な現象」と解明されてしまい、オカルトではなくなってしまう。逆にオカルトらしさを維持しようとすればするほど、なんだか滑稽に見えちゃうんですよね。菅野美穂さんの演技力が冴える「なにこの繋がり(怖)!」の台詞のシーンとか、まさにそんな心境で笑ってしまった。すまん。
結局のところ、すべてのオカルトホラーはドリフターズの「志村、うしろうしろ!」的な作り方に行き着いてしまうのかもしれんなー。
ホラー初心者でも楽しめた!
造形はこわくない、菅野さんはけっこうこわい
白石
ストーリーの7割ぐらいまで白石監督らしくない不気味さがあり、これほんとに白石監督撮ったのか?感が。
しかし8割あたりから白石監督節炸裂。
原因の石、怪異と戦う武器にバールを選んでて
おっ、やっとか!となる。工藤呼べ工藤!!ってなってしまった。
普通のホラーを撮りたくない新ジャンル
白石ホラーはまともに見るべきではない。
白石監督を知らないで見るべきではないなぁ...と常々。
まともに考察しようとするだけ無駄なのが白石ホラー。
幽霊や怪異を暴力でねじ伏せようとするのが白石ホラーなんで。
近畿と相性は良かった...はず笑
近畿がコズミックホラーなので。
原作はまあまあ面白くて好き。
コワすぎ!
怖くは無いですが面白かったです。
中盤以降からコワすぎ!がチラチラ顔を出し始めてました。ビンタしたり轢いたり、やっぱ物理が1番ですね。
ただ、その白石監督節というか、笑いと表裏一体なホラー演出で評価が割れてるのかなという印象です。
ニコ生の映像もよかったです。
かいばしらさん、あんなに演技上手だったんですね。コメントの雰囲気もほんとにニコ生見てるみたいで懐かしくなりました。
あと、音楽がめっっっちゃよかったです。これは映画館で見て正解でした。大満足!
ノロイとコワすぎ!シリーズ見返そうと思います
まさるさま
終盤までは良かった!
終盤までは怖く不気味で、少しずつ点が線に結びつきそうなワクワクもあって、近畿地方に向かうという、リング的な進み方もとても良かった!しかし!ラストいきなりジャンルが変わってしまい、何だこれ?な展開に。それまでの構成や見せ方が良かっただけに本当に残念です。昔話も絡んでたので、たたり的なものを期待していたのですが…あーほんとに残念。そして、点が点のまま終わってるものが沢山あって、そちらも消化不良。終盤までは良かったのになぁ。私には受け入れられないラストでした。
全476件中、221~240件目を表示







