「タイトルなし(ネタバレ)」近畿地方のある場所について りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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オカルト雑誌の編集者・小沢(赤楚衛二)がベテランライターの瀬野(菅野美穂)に泣きついてきた。
特集を担当していた先輩の編集者が突然、書きかけの原稿を所持したまま姿を消したのだ。
手元に残された資料をもとに特集を短期間で仕上げなければいけない、と。
調査を進めると、資料すべてが「近畿地方のある場所」を指し示しているように思われるが・・・
といった物語。
前半は資料検証のモキュメンタリーホラー。
怖い描写も多いが、すべては過去譚。
まぁ「何か怖いことが起こるんでしょう。が、主役二人には関係ないよね」と高を括れる。
物語を前進させる「運動性」に欠けているため、怖い描写が続いても、次第に退屈してきました。
後半は二人の調査物語。
時間軸どおり、物語が前進するので、運動性と面白さを取り戻す。
諸星大二郎的な結末は、画面・造型も含めて結構好きだが、「ウソー!」 と意見も分かれそう。
息抜きシーンも取り入れた『ヒルコ/妖怪ハンター』が懐かしい。
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