近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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終盤までは興味深く面白い作品で、ラストだけは好みが分かれそう?
ホラー映画は数多くありますが、正直なところ出来不出来の差が大き過ぎるように感じます。
個人的には終盤までは映像、物語も含め、とてもよく出来た作品だと思います。
ラストの展開には「なるほど、そういう落としか」と、それまでの完成度からは、やや外れたように感じましたが、これは単に好みの問題なのかもしれません。
ラストも含めて好きな人も少なからずいると思います。
最近では「ドールハウス」のクオリティーが終始高かったので、個人的には「ドールハウス」に軍配が上がりましたが、どちらも出来の良い作品であるのは間違いないでしょう。
原作未読 好ましい後味の悪さで大満足
やっばね
監督を分かっていれば乗り越えられたのかもしれない
原作が好きだったので観に行きました。
様々な映像素材の不気味さや、それによって浮き上がってくる真相。ぞわぞわしてとても引き込まれました。
配信者が縄が大量にぶら下がっている部屋に入っていく映像は嫌な感じがしてすごく面白かったです。
個人的にはラスト15分くらいまではめちゃくちゃ好みで、菅野美穂が車で突っ込んで女を轢くところとか最高やなwwwと爆笑だったのですが、まさか奴が、ちょっと可愛らしくクスッと笑ってしまうような……怖さの欠片もないお姿を見せてくれるとは思わず。これはあかんやろ!と声が出そうになりました。違う意味で衝撃。
好みは色々あると思いますが狂った人間見ると怖いなーと思うタイプなので、赤楚くんが操られたり、行方不明だった編集者のご夫婦が狂人になっているのも面白くて大好きでした。
最後なんやったんやと思っていましたが、一緒に観に行った人に感想を話しているとあの監督は……と監督さんの作品の傾向を教えてくれました。なるほどね。
最初から分かっていれば「こう来たか!」と納得できたかもしれないけれど、これ聞かされなかったらずっと「なぜ……」と思い続けていたと思います。
怖くはないけどうっすら嫌な感じがするところとか、もはや笑えるクオリティに持って行ったところは個人的に嫌いではありませんので、3.5つけておきます。
他のレビューにもあったように
ホラー映画。めちゃくちゃ良かった。
原作はネット小説の映画化みたい。読んだこと無いです。
この映画で記憶に残ったのは2点あって、1点目は色んなメディアを使ってて、怖さに説得力があった。昔見たブレアウィッチ・プロジェクトという映画があり、ホームビデオで撮った風の最後まで幽霊が出ない映画なんだけど、とても怖かったのを覚えている。登場人物が恐れているのを見て、間接的に幽霊の怖さが解ると言うか。今回も、80年代ホームビデオ風、ネット配信風、スマホで撮影した動画風とか、色々な撮影手法で見れて、色んな角度で怖さがこう増幅されてよかった。
2点目は、昔の価値観に近いのかなと思って。昔の人って科学的知識が無いから、雷とか、洪水とか、理由が解らないから原因を神様の怒りと断定して、お供え物とか、人身御供とかしてたわけでしょう。そういう感覚って現代人には無いけど、この映画にはあるんよ 笑笑 正体が見えないものへの恐怖、それが後々明らかになっていくけどもね。
まあ、最後のシーンが気にくわない人は多いみたいね笑 でもいい映画だよ、めちゃくちゃ怖いし、めちゃくちゃ良かった。いじょ。
近畿地方のある場所について(映画の記憶2025/9/14)
貞子vs伽椰子とかサユリの監督か。突っ込みどころちょいちょいあったけど、ストーリー的にはまとまってたな。2024年のこのホラーがすごい!に選ばれたホラー小説が元だけあるか。
菅野美穂のあの演技はあえてなのかな?
口調からすると役に合わせた感じだが。
資料設定が結構しっかり作られてたからそっちが相当時間かかってそう。
一度4:3映像撮影して、そこからアナログテープ的な使用に変更するとかめんどくさそうw
過去っぽく見せるエフェクトは多彩にあるだろうけど細かいとこまでやってた感じだしね。
どうでもいいが鉄骨ブレースが入ってるくらい旧耐震ビルの出版社ってまだあんのかなw
Jホラー要素を満載に搭載して、音びっくり、謎を解き明かす感。
学生の時はこれくらいでホラー感満足してたが今はもう楽しめてしまうくらいだったな。
リングとか呪怨とか観てるとイメージ近いかな?
最後は自分はえーってなったが、人それぞれか。
(個人的評価5.5点/10点中)
終わり良ければ全てが良かったはず
原作ファンとして期待と不安を抱えて臨んだが、結果は賛否が分かれる仕上がりだった。
白石監督によれば、脚本構想は単行本発売前の2023年8月より前に始まり、日本テレビが権利取得後、
・全編フェイクドキュメンタリー案
・全編劇映画案
・原作同様の「本当にあった話」風の別物語案などを検討。
最終的には全国公開規模に合わせ、スター主演を活かしつつ違和感を避けるため劇映画を軸にし、その中でPOV映像(Point of View 登場人物の視点から撮影された映像)を挿入する“融合型”を選んだという。幅広い層に届けつつ、原作の空気を残す狙いだった。
前半は原作の選り抜きエピソードをモキュメンタリー調で描き、「これだ!」と思わせる空気感と恐怖が際立ち、この部分は高く評価できる。
一方で後半は劇映画寄りにシフトし、骨太なリアリティが薄れた印象も否めない。謎を一点に集約する展開は分かりやすさの反面、恐怖や余韻を削ぎ、前半との落差を感じた。
R指定なしという間口の広さは理解できるが、「世界に通じるホラー」という触れ込みはやや大きく出過ぎた印象。『カルト』や『サユリ』的なノリを好む人には楽しめる一方、『ノロイ』のような骨太なガチ感を求めた層には物足りなさが残る。原作通りに突き抜けていれば邦画ホラーの代表作になり得たのでは、という惜しさも拭えない。
結果として⋯
・原作ファン→原作の世界観を活かした白石作品「ノロイ」を期待したが、後半の展開に落胆
・白石監督ファン→「コワすぎシリーズ」や「カルト」系の路線に慣れているので納得
・原作&白石作品未見層→怖さとエンタメ性の両方で楽しむor楽しめない
この組み合わせを“良い”と感じるか、“悪い”と感じるかで評価が分かれる作品になった。
そして今回も、触手描写を欠かさない白石監督。それを「お約束」と楽しむか、「またか」と捉えるかも、観客の評価を左右しそうだ。
ラスト、すっごいすき。
アハ体験がすごい。
アハ体験とも違うのかな。
価値観がひっくり返るっていうか、「医師」って聞いて男性だと思ってたら「医師が旦那に連絡し」って文章出てきて、女医だったか。って思ったら、医師も男性で同性カップルだった。みたいな。
(そこまで二転三転した感は鑑賞中には感じないけど)
小沢君が可愛いな、とは思ったんですよ、
千紘さん、世話の焼き方手厚いな、とも思ったんですよ(弁当シーン×2)、
いやもう、終わった今となっては「そうだったんだな」過ぎるくらいそうだったんだな、だし、何が起こっていたのかが、最後まで見た事で紐解かれてスッキリって気分ではあるんですが、
小沢くんヒロインだったな。って。
小沢くんのこと、随分かわいいわんこですなぁと思って観ていた感性が肯定されたように感じて安心しました。(斜めに見過ぎかしら、と思いながら観ていたから)
信頼していた相手が実は元凶だったって、時々見掛ける展開だけど、
千紘さんが、途中多分ガチで小沢君を引き下がらせようとしたとこ良かったな。と思いました。
あそこで小沢君が引き上げたら、多分諦めてたと思う。
千紘さんがそんなんだから、小沢君も信頼しちゃってなんか山の中までついてっちゃったんだと思ったし。(冷静に考える余裕がもう無くなっちゃってたんだろな、とも思うけど)
ホラーで怖い。も、保証されつつ、
あーなるほどね的人間解釈の楽しみもあり、
とても良かったです。
好きな話でした。
そうよね。世の中、そんな正しくあれるばっかりじゃないわよね。という気持ち。(その結果、彼はモグムシャアされた訳ですが。)
コダマみたいなやつのことは宇宙生物かなんかなんだろな、と思っております。
ラスト15分前までは神映画、期待より楽しめた
ラストのオチは肩透かしだったものの、
そこに至るまではかなり楽しめた
オチは原作があるから仕方ないとはいえ、もう少し迫力を出すみせ方も出来たのでは?と思うので少し残念
主演お二人の演技が素晴らしいのはもちろん、
監督のセンスが凄いなと思った
00年代や10年代などの過去の資料映像の当時の再現度のクオリティーが異常に高くて正直、それ観てるだけで楽しめたし
ホラー表現もあからさまに怖がらせる雰囲気ではないタッチでコメディー色の日常シーンに挟まれていてそこも逆にリアリティーがあって楽しめた
繰り返しだけど原作あるとはいえ、オチだけ急にやる気落ちたみたいに安っぽい映像になってしまってたのが残念
せめて演出と映像の力でいい映画に仕上げて欲しかった
ラストまでは神映画だっただけに残念
と思ったらあのオチは原作とは違うのね、どうりで安っぽいはずだわ
ビデオやyoutube投稿の映像再現化は良い
原作拝読済みで鑑賞しました。
序盤〜中盤は元編集者の主人公と現編集者の後輩が様々なTV番組の切り抜きや雑誌、投稿映像を見ていき真相に近づいていくのですが、その過程や表現は流石「ノロイ」の監督!という出来栄え。ローカル感やリアリティはピカイチで、説得力のある映像に仕上がっています。古い謎の映像が好きな方、youtubeモキュメンタリ企画の「Q」が好きな方は刺さるところでしょう。
しかし後半からのオリジナル要素がチープで投げやりな作りでがっかり…原作では幽霊の実態なんか出て来ませんし、ましてや最後に出てくるエヴァンゲリオンのリリスみたいな怪物は捏造レベルです…
主人公に死んだ子供がいるとか宗教に入っていたとかはオリジナル要素なので、ラストの「犯人はヤス」的展開も先読み出来てしまいました。
主人公には余計な味付けをせず、原作の通り、主人公がカメラに向かって「この話を聞いてしまったあなたももう助かりません。ごめんなさい」的なラストにしたほうがより怖さを残せたと思います。
それなりに面白くはあった
2025/8/9 始まってすぐにちょっとやばめな雰囲気。途中で出た...
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