#真相をお話ししますのレビュー・感想・評価
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1つの作品によくまとめ上げた!
原作を読んでいたのですが、もう内容をすっかりと忘れていて…汗。見ながらあぁそうだった、そうだった、と思いだし二度楽しんでいた気がします。それぞれが短編だったと思うのですが、こうやって映画としてひとまとめに仕上げてくるのはさすがだと思いました。
ラストも原作とは違うのですが、とても面白かったです。私なら…とちょっと考えてしまいました。原作ではたしか私は離島の話が恐怖だった覚えがあります。映画で見るとテイストが変わっていて、それもまた良かったですね。
大森さんの演技は最初すこし違和感がありましたが、最後の独壇場は素晴らしかったです。やっぱり歌手の人って、声色の使い分けが上手いから、Fukaseさんやmiletさんなどもセリフが聞き取りやすくて上手い。ただ表情や世界観の入り込みが少し時間がかかるのは致し方ないのですよね。映像は周りの役者さんと比較できてしまいますから、一目瞭然。だけど作中後半になると気持ちが作れている~やっぱりアーティストは世界の没入速度も速いなあ~と違う目線で感心しておりました。ちょっと原作とは違ってトリッキーなお話になっているから、好き嫌いもわかれるとは思いますが、エンタメとして楽しめました。ぜひ♪
落ち着く暇がない
この映画を観なさそうな方にこそ届いてほしいお話でした
なんでこの2人が友達なんだろう?と、なんとなく桐山→鈴木と鈴木→桐山のベクトルの長さや太さに差がある感じが冒頭から違和感でしたが、後半で一気に回収されていって爽快感がありました。それと同時に、自分自身も不意に殴られたような複雑な感情になりました。自分自身のSNSの使い方、自分の顔と名前が出ているときのそうでない時の責任感の違いについて考えさせられました。そして、鑑賞直後の感想は、安易に自分の情報を晒す行動は慎もうということでした。ネットで安易に個人情報や決済情報を入れて生活を楽にすることを優先している今の生活についても、見直さないとと身が引き締まる機会になりました。
また、W主演の鈴木と桐山役が大森さんと風磨くんであったことにも大きな意味があったと感じました。特にお二方のファンの方こそ思うところが多くあると思います。昨今のSNSの使い方や他人に対しては匿名の立場から何とでも言えてしまう風潮への警鐘を鳴らす存在として、このお二人が起用されたことは納得でした。私は、ファンの立場として観るきっかけをもらえて良かったです。ただ、このお二人に誹謗中傷ができてしまうような方には観てもらえないのかと思うと、一番伝わってほしい人たちに届かないとも思ったので、同じようなメッセージを持つ映画やドラマが様々なインフルエンサーの方々から発信されていくムーブにつながっていくと良いなと感じました。
今回、映画を見た方々がSNS上で面白かった、考えさせられたにとどまらず、自分自身の言動やあり方を省みていらっしゃるように見受けられたのも、この映画の大きな役割を果たしているように感じました。映画館は満員近かったですが、老若男女多様な方々が観に来ていらっしゃり、起用された出演者のバリエーションの高さもこの映画のメインメッセージを届けるために必要だったのだと思いました。友達や家族などと観ることで、考えさせられたポイントを言い合っていらっしゃる方も席の周りに多くいて、制作側の狙い通りになっているのではないかと思います。
最後のエンドロールで、ハッとさせられて見逃していたことに気付かされたところがいくつかあったので、最低でももう1回は観に行きたいです。
満点評価にしなかった理由としては2つです。
1つ目は、この映画は番宣のプロセスを観ていた人がより一層楽しめる映画だと思いました。だからこの方法を取っていたのか、あの時のあの言葉はそういうことだったのか、、、とYouTubeや出演者の方々の言葉を振り返る楽しみもありました。観ていなかった方にとってはそこまでのめり込むポイントがなかったかもと思ったので、そこを考慮しました。
2つ目に、年齢制限はない映画で社会に出る前の子どもたちにこそ知ってほしい内容なのだろうとは思っていたのですが、前半はなかなか残酷なシーンも多く、その点がなかなか見せるのは難しそうだと感じました。ただ、無意識に子どもの将来をつぶすような行動をしていないか省みてほしいという点で親御さんにはなんとしても観てほしい映画ではあります。親子で観てもらうことを推奨しづらいという点を考慮しました。子どもが題材の中心にあった分、子どもたちでも自分ごととして捉えてもらえそうだとは思うので、何らかの形でこの映画のメッセージが届いてほしいとは思います。
現在のSNS社会への問題提起?
チョモランマ(漢字難い)w
意外と
意外と面白かったです。
現在のネット上の問題点とか、確実に突いていて
また各エピソードもわかりやすく破綻が無く話に
入り込みやすかったです。
ただラストの尻切れトンボ(言い回しが古いw)
が評価のわかれるところかな?
いずれにしろ、ネットへの書き込みは気を使わないと
大変なことになるよ。ということですね。
(自戒を込めて)
何でもコンテンツにされる現代社会の歪さ。
めちゃくちゃよかった!
全体のストーリーがありつつ、ショートドラマのオムニバスも3本楽しめるという構成。結末は人によっては全くピンと来ずに終わるかもしれないけど、自分はめちゃくちゃ刺さった。まじで現代の全人類に見てほしいし、改めて真剣に社会のあり方を考えるきっかけになる作品だった。
導入も長ったらしくなくてすごくよかった。重要な人物の名前が超キラキラネームなのも助かって、オムニバスパートでいろんな人物が入れ替わり出てきても「この人誰だっけ?」みたいにならずに済んだ。
そして、そのオムニバスパートそれぞれのクオリティがめちゃくちゃ高い。構成も、映像も、演技も全部よかった。伏線の散りばめ方も絶妙で、最初はただの違和感に思えたところが、ほぼ全部意味を持っていた。推理しながら観るのがほんと楽しかった。
キャストも豪華すぎる。
正直「キャスティングに金かけすぎて中身スカスカなんじゃ?」って舐めてたけど、全然そんなことなかった。
むしろ脚本・演出・演技、全部ガチ。
カメラのアングルや画質の細かい違いなどにも伏線が散りばめられていて、違和感に気づくのが楽しい。
話の角度が90度変わるような展開をしても、無理矢理感ゼロでスムーズに繋がっていく脚本も見事だった。
テーマとしては、何でもエンタメとして消化されてしまう現代社会への問題提起。
誰でも発信できる時代だからこそ、何もかもが「コンテンツ化」されて消費されていく。顔を出す作り手と顔を出さない受け手のパワーバランスの歪さ。
もちろん一人一人の意識を変えていくなんて夢物語かもしれないけど、こんなテーマを持った作品によって訴え続けることに意味があると思った。
ラストまで観て、ただのエンタメで終わらせず、ちゃんと考えさせられるのがすごかった。
キャストの演技力、映像、脚本、設定、すべてに抜かりなくこだわられていて、ハイクオリティなミステリーで最後まで楽しませてくれたうえで、ちゃんと心にもズシッと残る作品だった。
最後まで分からない
予告編からの、本編鑑賞
真相をお話だから、ネタバレになるので、見た人だけ見てね
ネット社会に警鐘を鳴らす作品だったのかと
しかし、結末をどうするのかが難しいですね
結局、見ている人に委ねられたような
しかし、最後まで真相が分からずに、どうなるのか
ワクワクでした
はぁ…
原作読んだ上での感想
原作読んだ上で鑑賞しました。
2時間があっという間で、一つのエンターテイメントとして楽しめました。
人気俳優陣による豪華な共演、またミセス大森さんの歌手とは思えない迫真の演技、皆さんとても素晴らしい演技でした。
ただ原作の短編集を一つの映画としてうまくまとめていますが、各主役が原作のイメージと違ったりしていて、ちょっとムリヤリ感があるかなあと。。あとラストエピソードで何でSNSで復讐しようとしたのか、そのきっかけともいえる幼馴染のセリフが映画で省かれていたのが残念(著作権のせい?)。ですので、原作未読の方が先入観なく楽しめるのかもと思いました。
終盤までは
楽しく観られた。
私孫たちが子供たちの(くだらない)チャンネルを見ているのに眉をひそめていた身としては
溜飲が下がる思いだった。
ターゲットがあの女の子だけなのはどうなの?
本当に悪いのは親なんじゃ?
なんで縛っているロープがゆるゆる?
などいろいろ違和感がありつつも3作連続で邦画の良作を観賞できた♪と思っていた。
それが最終盤で一転。
匿名で自らは安全な場所から勝手なコメントをしてしまう人々のリテラシーにフォーカスし、
それこそが真のターゲットと近年オールドメディアが喧伝してきた展開に。
そこで頭に浮かんだのが冒頭に出たTBSの文字。
そうか、つまりはそういうこと?
一気に冷めた。
オウム真理教に関する報道等、リテラシーのかけらもなく、
いまだに怪しげな情報ばかりを垂れ流しているオールドメディアに言われたくないね。
厚顔無恥。
ベースはおもしろかったが、エンタメに徹して欲しかった。
配信を見る自分の内面について考える機会に
真相をお話しした後の結末
GWに公開された作品としては、なかなかヘビーな内容だった。
SNSで匿名という安全な場所から誹謗中傷し、人を裁くということの恐ろしさ、人の人生を狂わすことを想像もせず、無責任に投稿する現代社会に対する警鐘を鳴らす作品だった。
役者陣も皆好演していたが、ラストの結末はモヤっとしてしまった。この作品なりの落としどころをしっかり作り込んでほしかったなという点が少し残念でした。
#真相をお話しします
Mrs.のアレかな、結構な入りでした。
そのMrs.云々抜きにしても、面白かったです。
安定の岡山さん、やっぱり上手い伊藤さん。
これは?と思った伏線もキチンと回収して頂きました。
終わり方も、色々有るだろけど、良い選択かと思います。
大森さんも、続けていくなら、頑張って下さい。
応援してます。
見たかったものではなかった
Z世代、ミセスファン、SNS大好きというこの映画の典型的なターゲットである私の意見を述べさせてください。
まずPGがG(全年齢対象)なのにあそこまでサスペンスになるのはびっくりでした。
と思ったら脚本の方は貞子を作っている人でした。だからホラーチックなんですね。
役者の方の演技はとても良かったです。7人目の殺人鬼の方と菊池風磨の友人のサイコパスの演技はやりすぎぐらいがちょうどよいので、あそこまで振り切ってくれてると共感性もクソもないので素直に楽しめました。
「役者は」とても良かったです。
脚本とキャスティングのターゲットは別なのでしょうか?
この映画はミセス好きのZ世代にしか刺さらず、若者の流行りを毛嫌いするTwitter世代に届かない気がします。SNSを利用する世代が目当てなのであればドラマで良かったかなーと。勝手に誰かが切り抜きして刺さって欲しい人にも届くでしょうし。
「あなたならどうする?」みたいな終わり方をしてしまったので、少なくとも映像を見た人の中にはこれから大森元貴を「匿名性を嫌っている人」と見てしまう人もきっといるんでしょう。だってぼくらZ世代はネタをネタとして受け取れないので。
「映画の中の物語」にしなかったのは悪手なのかなぁと感じました。大森元貴が利用された感がありますね!
もう一度いいます、
この映画は映画じゃなくてよかった。
現代を風刺しているとは思いますが現代人の認識が浅すぎましたね。届きません。
なんだかドラクエのユアストーリー見てる気分でした。見たかったものではなかった。
すこし考えさせられる
匿名性という目に見えない安全ヴェールにつつまれて私たちはネットを使ってるんだなとおもいました。
真相を話しだすと、再現映像になり出して飽きずに見れました。本当にあった怖い話みたいな感じの流れでしたね
余命宣告されたら、最後に真相はなしたいですよね。
狂気的でもありましたが、悲壮感もありました
真相をお話しします
映画内の真相はみんな狂ってた
SNS時代に一石を投げっぱなす良改変。
ラスト賛否は、賛!で。
原作を読んでたので、ハマらないだろうけど、キャスト良いし観るかーって気楽に観たのですが、原作小説が会話劇メインで情景描写少なめなので、映画の方がかなり面白くて!良作でした!
伊藤英明がナイスキャスティング過ぎる!とか、大人キャストの面影ある演技うまい子役よく見つけてきたな!とかw
サプライズ声の出演もわかりやすいかも。
我が子2人が風磨担と、ミセス推しなのでよく知る2人が主演なのも楽しかった。大森元貴が俳優初挑戦で主演と思えないぐらい良かった。特にラスト、良かったね。エンドロールまで良かった。YouTubeチャンネルの真相の部屋、見返すと伏線まみれですね。凝ってるー。
原作で記憶に残らないぐらいの長めの短編1本は完全カット。いいバランスで面白くまとめられてて、原作では真相が明かされてるとこも映画では明言しないことで深みを増してたり。脚本抜群に良くないですか!
メインになる離島の話が原作でも一番最後に載ってて一番面白かったのですが、それをうまくアレンジして再構成、映像で見てこそ!というシナリオに改変してるのが凄く良かった。入場特典とも繋がってくる。ネタバレありで友達と話したくなる映画でした。
【パンフレット 1320円 A5 横開き表紙込60頁】
表紙の装丁が豪華で厚めなせいか、お値段が高いよ⋯。でも主題歌「天国 movieVer.」の歌詞が読めるの善き!
最後に1頁グッズの宣伝が入るぐらいであとはほぼスタッフキャストのインタビューも劇中写真モリモリ。情報量多くて良いです!ふるはうすデイズのサムネイルやタイトル、時系列でのちょっとした説明もあったり、読み応えありでした!7頁目に「このページ以降はネタバレしかありません」と親切に書かれてます、そう、ほぼネタバレありのパンフレットですw
なのでスタッフキャストコメントは全力でネタバレありきでお話されてるので、面白いです。てことは、ネットでは読めない内容なので、買ってよかったです。
全132件中、41~60件目を表示
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