「反戦映画としては秀逸」雪風 YUKIKAZE PPさんの映画レビュー(感想・評価)
反戦映画としては秀逸
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たまーに見るのにはとてもいい映画だと思う。
内容は反戦映画。
CGがどうの、とか、ラストが余計とか言ってる人もいるが、ちゃんと第二次世界大戦を描けているという意味では秀逸の部類だ。
玉木宏演じる先任伍長(ってなんだ?笑)が戦死するシーンの直前、妹がリンゴを持ってるシーンが数秒あってから当該のシーンに移るなど、実は映画的な見せ方というものをちゃんとしている。一瞬、なんでこのシーン?と思うと間もなくその理由がわかるという流れだ。
その先任伍長の死を妹(當真あみ)に知らせる手紙を書く雪風艦長寺澤(竹野内豊)と、それを読む妹が同時進行したり、遺品の手ぬぐいも2人ともが見つめたり握ったりして、死をかみしめたりするシーンもある。
そういったことを抜きにして、最後のシーンがどうのとか言うのは、映像作品をちゃんと見ていない激しい戦闘とかを期待しすぎているのだと思う。
まぁ、賛否が分かれる作品だろうとは理解するが、悪い作品ではないというのが私の評価だ。
追記1:
當真あみ、初めて認識した。可愛かった!(笑)
あと、田中麗奈は良い感じに年を取ったと思う。
このまま行ってくれると良いと切に願う。
追記2:
本艦・雪風、これまでは知らなかった艦だが、銀河英雄伝説という架空の話にユリシーズという似たような不沈艦が出てくる。こちらは戦艦だが。これのことを思い出しながら見たことを書き記しておく。
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