「現代の日本人が見るべき映画」雪風 YUKIKAZE やすさんの映画レビュー(感想・評価)
現代の日本人が見るべき映画
この映画は勇ましい軍人もでてこないし、英雄もでてきません。大東亜戦争中に駆逐艦「雪風」という艦内で戦い続けた軍人たちのリアルな日常が出てきます。艦長、砲雷長、水雷長、航海長、先任伍長、若い水兵たちの日時用と戦場の日々です。将棋をしたり、笑いもあります。皆家族を思い、国を思い戦ってくれた人たちです。このような映画が戦後初めてできたという感動的な気持ちもあります。伊藤長官が水上特攻の命令を連合艦隊参謀から受け取るときに、参謀との口約束が多くの軍人を救います。「この国には必ず若い力が必要になる。」生き残った人たちがいてくれて今の私たちが存在しています。そのことに感謝するとともに、今を生きる我々は先人に対する敬意と今できることを一生懸命に行い、それができなくて亡くなった人たちに顔向けできるように胸を張っていきられるようになりたいと思いました。映画館では背筋が伸びた状態でほとんど動けませんでした。
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