デビルズ・ゲームのレビュー・感想・評価
全32件中、1~20件目を表示
切り刻むけど血飛沫不足
極彩色に溢れ、なんだか不気味な音楽と共に
ペインティングされた被害者たちは
すでに死んでいるのか、切り刻まれても
血飛沫があがるわけでもない。
それでもこの手の残虐性の高い映画は
最近めっきり減ったのでテンションはあがる。←変態w
殺人鬼と刑事の身体が入れ替わるなんて
記憶の新しいところでは「ザ・スイッチ」
古くは「転校生」みたいだなぁ、コミカルさは
なさそうだし、大丈夫かなぁとか思ってたけど
ネタあかしされればすごく納得!!面白い!!
急に現実味を帯びる。
チャン・ドンユン、オオカミ狩りの子なんですな。
血まみれになったお姿が相変わらずお似合いで(笑)
シリアルキラーも入れ替わった刑事の時も
なかなかの演技力で
刑事ジェフン役、大ベテランのオ・デファンとの
対峙も見応えありありのあり。
個人的には心優しいジェフンを慕う健気な後輩
ミンソン(チャン・ジェホ)が不憫で不憫で好きです♥️(笑)
映画あるある、二人で坂道をごろごろ落ちたら、相手と自分の精神が入れ替わりがち。
大林信彦の転校生とか、新海誠の君の名はとか、現実にはあり得ない人格が入れ替わるという設定だが、これを納得いく説明をしたのは「 フェイス・オフ」 以外には存在しないのだ!絶対にだ!
さて、この映画は刑事と犯罪者の頭の中身が変わってしまう事で、刑事の頭の中を、犯罪者が乗っ取って、刑事の家族の惨殺をやめさせる為に、犯罪者の共犯者を時間制限付きで共犯者をあげるというサスペンスなのだが、
映画における精神の入れ替わりは、理由は有耶無耶にして、そのまま勢いで話しは進んでいくものだ。この映画は珍しく、ちゃんと入れ替わった原因が分かるのだが...、
これは、いくら何でも無理があるんじゃね?
と、思うんだよな?その、原因のシーンがあるんだけど、まるで、撮り忘れたシーンがあるみたいに唐突で、
悪い奴が、何で、そんな行動をするに至ったかが分からない。唐突すぎるのだ。
映画劇中では、精神が入れ替わったかもしれないという事を、知っているのは、後輩刑事と、上司の二人なのだが、だからといって、人間の精神が入れ替わるというのは、一般的に理解できるわけがない。
だのに、登場人物達が、その入れ替わりを信じているかのように、強行におよぶのだ。
うーん、これはバカミスじゃね?設定に無理がありすぎるぜ?
フェイス・オフが如何に名作かを理解した映画。この映画は見ないで、フェイス・オフを見たほうがいいよ!?
この話をどう言う風に終わらせるのか?
やっぱり韓国
Top knife
殺人鬼と刑事の体が入れ替わってる〜とセカイ系な設定のはずなのに胸キュンもトキメキも無い血みどろノワールでキャッキャしながら楽しめました。
突然の体の入れ替わりに困惑するジニョクの体のジェファン、冷静に状況を見つめるジェファンの体のジニョク。
圧倒的にジニョクの方が自由にやれるからこそ優位性を保っているので、それにヤキモキするジェファンを応援する気持ちで観ていましたし、ジェファンが少しずつ解決の糸口を見つけていくところからどうにかして事件を解決してくれ〜と思っていましたが、それすらも前フリだったと明かされたところはすっ転びそうになるくらいには衝撃的でした。
突然の入れ替わりではなく、仕組まれた入れ替わりってところに驚かされましたし、映画だからこそできる荒技だったのもとても良かったです。
薬を用いて体を支配し、その上洗脳を仕掛けてジニョクをジェファンだと思い込ませるっていうのが面白かったです。
洗脳する前にメンタルをぶっ壊す理論で目をずっと開きっぱなしで薬を打ちまくるとかいうエグさ、目を開きっぱなしで涙止まらず白目剥きまくってとかいう絵面はインパクト大でした。
ただジェファンも中々にやりすぎであり、方で裁くにはこいつは至らないと決めつけて暴力を振いまくったりするところは本当に容赦なかったですし、そんな事せず警察として捕まえていれば部下のミンソンだって無事だったのに…と行きすぎた正義の結末を見ているかのようでした。
そっちがその気ならばこっちはこうだと言わんばかりのジニョクの反撃とジェファンの反抗の行く末は喧嘩両成敗でスッと幕引いていきました。
もう一捻りあるのかな?と思いましたが、スパッと終わるあたりも潔くて良いなとなりました。
洗脳されたんなら洗脳し返してやるよ!ととんでもないカウンターをぶちかましていくところはどちらの味方でも敵でもない立場から見ると燃えるものがありました。
R指定レベルのグロさはしっかりあり、釘を突き刺したり、耳に齧り付いたりなどなど視覚にしっかり痛いが伝わってくるのは強烈でした。
全編渡ってグログロでも大丈夫なのにな〜とは思いつつ、PG12とR15+の境目のような感じでした。
主演2人の入れ替わり模様が本当に素晴らしく、一人二役、しかもかなり複雑な演技をやってのけていたので、この2人に大感謝です。
やっぱジャンルものの強さは一級品だなと韓国映画を観るたびに思わされます。
予測不能な展開にしっかり振り回されて楽しい胸糞な時間を過ごせました。
鑑賞日 3/18
鑑賞時間 12:35〜14:35
座席 F-8
韓国版ハンニバル??ポスターとは違った!
ポスターが良さげで見に行ったが、配給会社の宣伝に負けました!宣伝でジキルハイド的なのを勝手に想像していったら単に覚醒剤で思い込ませるだけの刑事の話でした。。。チャンドンユンの爽やかさを期待している人は残念ですが一切無いです。ノワール感なのか、終始画面が薄暗くて重めなサスペンス的で。最近のリボルバーやキルボクスンにノリは近い感じ。
つまらなくは無いんだけど、スッキリもしなきし、アクションも期待した韓国モノとは違うし。この映画は、誰向けなんだ??客席は、1人おじさんだらけだったけど。チャンドンユンの裸があるからやっぱり女子向け??。その割にドンユンは、俯いた演技が多く、ノクドウ伝のイメージは無く、萌えポイント少なめ。オープニングのサイケなドラックパーティも???でマッツミケルセン版ハンニバルとか好きな人にはおすすめです。ドンユンのイケメンヴィジュはなく、ヤク中目の下クマで、下を向いているので、ぱっと見、ドンユンと気づかない。何でこれがR指定なのか??
配給会社の宣伝勝ちな映画でしたー
最後は気に食わないが、スリリングな展開がよかった
前日に観た「ロングレッグス」が思ったよりも非現実的な展開だったことに失望したが、本作は逆に思ったよりも現実的な展開だった。入れ替わりものとして楽しんでいた前半は、なかなかスリリングな状況。ここらへんは個人的に結構好きなジャンルだ。かなりグロテスクな描写もあるし、R15なのも納得。あの殺人鬼の異常性を表現するのに役立っていた。
ところが後半、入れ替わりの経緯が語られるあたりから若干肩透かし感が強くなる。いや、まぁそれも悪くないけどねと心の中で一旦整理が必要だった。でも、そう考えると作戦は穴だらけなんだよな。そもそも脱走できるかどうかも運まかせだし。彼をどこまで自由に操れると思っていたんだろう。お前のせいだぞ!と叱りたくなる。
ラストの決着のつけ方は嫌いじゃない。それはいい。ただ、エンドロール直前に放たれる同僚のあのセリフを聞いたら、最後にもうワンシーンあるんじゃないかと期待してしまった。だからなぜだかスッキリしない終わり方に感じられた。まぁ、元々韓国映画ってエンドロール後の映像なんてほとんどないんだけど(理由は不明)。どちらがどんなふうに目覚めるのかを一緒に観た人と話し合うのも一興なのかも。
主演2人の演技が一番の見どころってことか。オ・デファンは元々人相悪いから殺人鬼になった演技も違和感がないし、チャン・ドンユンもイカれた感じと正義感あふれる刑事の雰囲気の演じ分けがとてもよかった。
三人目の悪魔がいるとしたら、色々と教えちゃったあの人だと思います
2025.3.13 字幕 MOVIX京都
2022年の韓国映画(106分、R15+)
連続殺人鬼に体を奪われた刑事を描いたボディチェンジサイコスリラー
監督&脚本はキム・ジェフン
原題は『악마들』、英題は『Devils』で、ともに「悪魔たち」という意味
物語の舞台は、韓国のソウル
ソウル警察広域捜査隊はすでに8件は発生している連続殺人事件の犯人を追っていた
チーム長(チェ・グイファ)を中心としたチームには、チェ・ジェファン(オ・デファン)がいて、彼は相棒のスンヒョンと(キム・テギョム)とともに捜査にあたっていた
ある日のこと、情報を元に寂れたマンションに向かった二人だったが、二人で動くという原則を無視したスンヒョンが単独で中に入ってしまう
犯人グループに見つかったスンヒョンは刺されて死亡し、犯人グループをみすみす逃してしまうことになった
その後、ジェファンの相棒にはミンソン(チャン・ジェホ)が付くことになり、再び、情報提供を受け、提供者が指名した場所へと向かう
通報したのは共犯者の一人・ヨハン(ユン・ビョンヒ)であり、そこには主犯格のジニョク(チャン・ドンユン)がいた
ジェファンは逃げる犯人を追って山中を駆け巡り、押さえ込もうとしたはずみで二人とも崖下へと転落してしまう
広域な捜索活動が行われるものの、1ヶ月経っても音沙汰はなく、その間にも殺人事件は起こり続けるのである
物語は、捜索が打ち切られた直後に、ソウル市警察の玄関先で車両事故が起こるところから動き出す
その車にはジェファンとジニョクが乗っていて、それぞれは病院へと運ばれた
そして、ジェファンが目覚めた時、なぜか自分に手錠がかけられていて、見た目がジニョクになっていた
一方のジニョクもジェファンの姿になっていて、二人は何らかのきっかけによって、体が入れ替わってしまっていた
ジェファンは自分が刑事だと訴えても相手にされず、バディを組んでいたミンソンにだけ「1ヶ月間の出来事を話す」と言い出す
チーム長はそれを許可し、ジェファンは自分とジニョクの体が入れ替わっていることを告げ、自分しか知り得ない情報をミンソンに伝えた
それでも信じがたく、そこでジェファンは共犯者をミンソンに捕まえさせることで、自分自身を認めさせようとするのである
映画は、このボディチェンジがどうやって起こったかを描く後半があり、そこでは三種類の薬剤を混ぜ合わせたものを使用して洗脳する、と示されていた
その手助けをしたのが監察医である法医学者のギナム(キム・ウォンへ)であり、ジェファンはジニョクに自分が刑事であると洗脳させることになった
この目論見が成功する前半があり、後半ではその計画の破綻が見えてくる
ジニョクの姿で共犯者の元に行っても、それぞれが「別人」だと感じているところがあり、それによって無益な犠牲が生まれてしまう
そうした先にあるのが、洗脳が強制的に解かれてしまうというハプニングになっていた
本作の見どころは、「ボディチェンジあるある」を逆手に取った構成で、それを感じさせない演者の演技力であると思う
体がぶつかって入れ替わったようにも思えるし、特に裏がありそうな刑事と純朴な正義感を演じ分けているのはすごいと思う
犯人側も気弱で戸惑いを見せる青年と、猟奇的な殺人鬼を演じ分けているのだが、刑事側は洗脳がないのに演じ分け、さらに1ヶ月だけ記憶がないというのを周囲に示して日常に戻りつつも、裏の顔ははっきりと効果的に見せていく
この両者がいてこその企画であると思うが、鑑賞後感はどんよりとしたものになるので、激しい暴力表現も含めて、観る人を選ぶ映画なのかも知れない
いずれにせよ、薬を使って洗脳をするというもので、知り合いの医者に聞いたところ、登場する薬剤は架空ではあるものの「元ネタがわかるぐらい」になっているとのこと
実際に元の薬剤をあの比率で混ぜてもあんなことにはならないそうだが、真似をする人がいても困るのでこれ以上は書かないこととする
精神錯乱状態を体罰、薬剤などで起こしたところで、自我に別の記憶を刷り込むということになるのだが、これまた「鏡に向かって○○だと言い続ける実験」にも近づいてしまうので、できなくもないのかなと感じた
DEVIL'S PROOF
悲鳴が聞こえたとかでもないのに突っ込む後輩に、それを追って大声出しながら突っ込む主人公。
なんだかちょっと嫌な予感のするスタートです。
再び主犯を追い詰め、いよいよ入れ替わりかと思ったら一カ月経過。
インプットに時間がかかったにせよ、色々無理がある。
ミンソンも、疑念の段階とはいえ殺人鬼が潜り込んだかもしれない状況を放置し過ぎ。
犯人の脱走は横浜流星の『正体』と酷似した強引さ。
ってか、脱走しなかったらどうするつもりだったの?
この辺の導入が雑だったのは残念。
その後の、「共犯者を捕まえる」という共通目標から奇妙な関係性になるあたりは面白かった。
ただ最後まで見ても動機が弱いんだよなぁ。
確かに義弟でもある部下が殺されてはいるのだけど、それであそこまでやります?
法で裁くつもりなら廃校に連れ込まないし、個人で復讐するつもりならジジイを捕まえさせたのが解せない。
ミンソンを動かすより、「自ら制裁したい」と言って連れてこさせればいい話だし。
そして案の定、洗脳を過信してミンソンが殺され、チーム長に半端に情報が渡った結果自らが死ぬ。
というか手軽に洗脳できすぎじゃないですかね。
それが出来るならあんな回りくどいことせずに全部自白させればいいだけだし。
そしてジニョクさん記憶力よすぎ。笑
全部うまくいっても、あれだけ“記憶”を与えてたら後から自分がジェファンと証明するの大変そう。
「まだ息がある」がどっちのことか分からず、場合によって更に最悪な事態が起こりそうなラストは好み。
鑑賞後にHP見たらジニョク役のファンサイトのリンクがあったのだけど、アイドル映画なの?
2人に1人
壮絶だった。
ツッコミどころもあるにはあるが、やはり韓国の脚本は面白い。またそれを体現する役者がいるからこそか。
連続殺人鬼と刑事の体が入れ替わる。
いや、そういう設定は過去にもあった。ありはしたが、ここまで動悸が早くなるような作品はなかった。
出来るかどうかは別として「洗脳」がキーワードで、仕掛人は刑事側だ。
殺人鬼達4人を検挙する為、主犯格の男を洗脳する。そして、刑事が殺人鬼を演じるわけだ。
「俺の言う事を聞かなければ、家族をレイプして八裂きにするぞ。」
この時点で殺人鬼は精神が入れ替わったと信じ切ってる。前半の刑事も思わせぶりな芝居をしやがるから半信半疑だ。いや、そんな事が出来るのか?
ここできっちり作品に騙されておけば、これ以降はデビルズゲームの観客として参加できる。
俺は騙された派だ。
演じ分けも上手くて…元々がベイビーフェイスだから、良い人適正も高いのだ。
かくして洗脳された殺人鬼は妻と娘を人質に取られたと思い込み、共犯者達を探しにいく。実際は、刑事が家に帰っただけなのだけど。
それに加えて、刑事の相棒も「入れ替わり説」を信じてしまうから、二重の罠が仕掛けられてるみたいなもんだ。この相棒の視点も面白かった。
結局は覚醒した殺人鬼に殺されてしまうのだけど。
そう、途中から殺人鬼は自我を取り戻すのだ。
その上で、いまだ洗脳にかかってるフリをする。
いやいや、どうなっていくんだ?
ハラハラドキドキ…。
いったいどっちに軍配が挙がるのだろうか?
悪魔のような猟奇殺人犯か
それとも
悪魔に魂を売ってでも犯人を挙げようとする刑事か。
この刑事には、義理の弟でもある元相棒をこの殺人鬼に殺されたって背景まである。血眼になるお膳立てはバッチリ整ってるのだ。
綿密に練られた脚本だなぁと感心する。
ラストシークエンスは、ちいと疑問を呈せずにはおれないものの、最後の最後まで、見応えはあった。
あの局面で、洗脳を解いた後どうするつもりだったのか分からずで…先に洗脳が解けた時に混乱するような事も放心するような事もなかったし…。
後は注射がなぁ。
そんな即効性の代物ではなかったろうと。
が、この2つは後の展開を考えると致し方ない事でもあって、おかげで最後の最後まで、どっちが勝つのか分からなかった。
が…脚本上の都合を回避出来なかったのは残念だった。
結構、グロテスクな描写も多いのだけど、それこそ作品な質には大貢献しており、韓国の業界は元気だなぁと羨ましい。
役者の熱と、作品の質感に押し切られた感じもするが、ホントに最後の最後まで、どっちにも転びそうな展開で…刑事は同僚に撃たれる。それも2発も。
致命傷だ。
これで息絶えて終わりかと。殺人鬼に軍配が上がるのかと思いきや、最後の力を振り絞って包丁を殺人鬼の胸に突き立てる。
刑事の体重が包丁を深く深く突き刺していく。
断末魔の声を上げる殺人鬼。どちらの息の根が止まるのが早かっただろう。殺人鬼の方がほんの少し早く息絶えたように思う。
が、そのラストカットに声がかかる。
「おい、まだ息があるぞ!」
刑事の首元を押さえて言った台詞にも聞こえるのだけれど、どちらに向けて掛けられた言葉か判断し辛いのだ。なかなかに味な幕引きをしやがると、最後の最後まで楽しかった。
病院のベッドに運ばれ、目が覚めた時、起き上がりふと鏡に映り込む顔はどっちの顔なのだろうか。
余談だが…
序盤のミスリードではあるものの、1ヶ月後の車内を想像すると可笑しくてたまらない。
運転してた殺人鬼は気を失っていて、助手席に乗っていた刑事は手錠を嵌められてい多様に思う。
刑事の自作自演なのだろうと思う…w
手が込んでるなぁと。
ベッドで起き上がった時に、殺人鬼は刑事である事に気づいた様子だったしな。
つまりは、助手席からハンドルとアクセルを操作し、暴走したてい、つまりは車内で一悶着あったという既成事実を刑事が作ったって事だもんなぁ。
…作り込み感半端ねぇなw
かなり過激で猟奇的な殺人シーン多数あり!
殺人鬼と刑事の巧妙な心理戦を描いた結構グロい感じの韓国映画。 本年度ベスト!
殺人鬼と刑事の心理戦と言うよりも、作品と鑑賞客の心理戦って言った方が合ってるかも(笑)
観ている人を騙す感じの脚本。
自分もまんまと騙されたけどメッチャ面白かった!
残虐な殺人鬼のジニョク。
刑事のジェファン。
この2人を軸に展開するストーリー。
ネタバレ厳禁な作品なので詳細はあまり書けないけど面白かった!
義弟の後輩刑事が殺人鬼のジニョクらに惨殺。
刑事のジェファンが執拗に殺人鬼のジニョクを追い、捕まえたと思いきや2人が崖から転び落ち行方不明になる展開。
警察が捜索するも2人を見つけられず、1ヶ月後に捜査が打ちきりに。
(この1ヶ月間の出来事がポイント)
そんな中、忘れた頃にジェファンとジニョクが車で警察署に突っ込み怪我をして病院に搬送される展開。
殺人鬼のジニョクはベッドで手錠を掛けられ、刑事のジェファンは記憶喪失となり何も思い出せない状況の中、家庭や職場に復帰。
この時、2人の体が入れ替わっており、殺人鬼に入れ替わったジェファンは後輩刑事に2人にしか分からない事を話し、後輩刑事を納得させ殺人鬼のジニョクの仲間を捕まえようとする展開に。
本作にはある仕掛けが組み込まれており、先の展開が全く読めずスクリーンに釘付け(笑)
意外とサイコパスな登場人物が多いんだけど騙されっ放しだった(笑)
韓国映画らしい見事な脚本でなかり楽しめた作品だった。
2人が1ヶ月間、行方不明だったけど、その時の食事はどうしてたのか?
気になりました( ´∀`)
イヤー、よくこんなコト考えるなあ
入れ替わりの真相が分かったとき、予告からスッカリ騙されたと思ったが、今考えると僕が勝手に2人がホントに入れ替わってると思い込んでただけだ。
山の斜面とか階段を一緒に転げ落ちて入れ替わる定番場面に、まんまとミスリードされた。p
きっと、ふだんTVドラマや映画を見てる人ほど、2人が山の斜面を転げ落ちる場面を見て、「おお、定番&王道の斜面転げ落ちで2人が入れ替わるパターンだな」と思ったんじゃなかろうか。
実は、そう思ったその瞬間に、ボクやアナタは製作者側の術中に落ちていたんだと思う。
ウーン、見事に敵の術中にはめられた。
もう相手の術中に落ちているから、何ですぐに2人が出てこないで行方不明になったんだろうとか、その間に何があったんだろうとか、殺人犯とそれを追う刑事が入れ替わってどんなドラマが始まるんだろうとか、殺人犯の姿になってしまった刑事はこの状況をどうやって打開していくんだろうとか、いつ2人が入れ替わってるコトに周りが気がつくんだろうとか、次の展開に感心が向いてしまって、2人が入れ替わっているコトには全く疑念を抱かない。
だから、実は刑事が殺人犯を洗脳したんだと分かったときには、手品の種明かしを説明されたときような驚きを持った。
イヤ、よくこんなコト思い付くなと感心してしまったヨ。
殺人犯の洗脳が解けた所からがまたすごいんだよ。
洗脳が解けて殺人犯に戻ったとしても、刑事に植え付けられた刑事の記憶は覚えてるから、刑事のフリををして自分は本当は刑事なんだと周りを騙すかも知れない。
だから、もう最後のとこなんか、ホントの刑事が入れ替わった殺人犯として撃たれて死んでしまい、殺人犯が下を向いたままニヤっとして後味の悪いノワールな終わり方をするんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたヨ。
やっぱ韓国映画、スゲエー。
チャン・ドンユンの演技だけで星3つ分はある
凝りすぎ
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