陪審員2番のレビュー・感想・評価

全66件中、21~40件目を表示

4.0さすがイーストウッド!

2025年2月23日
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楽しい

興奮

知的

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リコピン大王

5.0紛うことなき傑作!!

2025年2月15日
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イーストウッド、94歳にしてこの作品を世に送り出してくるとは、あっぱれを通り越して映画の申し子と言えるくらいの傑作。久々に満点を付けられた。

人物像の描き方も心理描写も完璧に近く、ひとたび主人公に感情移入しようものなら終始動悸が止まらなくなるほど凄まじい。正義とは、法とは何かの問いかけに誰ひとり答えられないのではと思わせてくる傑作だ。ラストもこの映画の場合は完璧だと思う。

人に勧めたいのにU-NEXTで見てねと言わねばならぬのが残念だ。

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マルボロマン

5.0人間の弱さ

2025年2月14日
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うどん人

4.0自分だったら

2025年2月12日
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怖い

知的

難しい

見ていて、自分だったらどうするだろうと考えました。

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たくわん

5.0この作品が配信のみなんて狂ってる

2025年2月12日
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前半はニコラス・ホルト演じる主人公ケンプの表情を見ているだけで面白かった。この男はどうするのだろうかと。
徐々に自分が真犯人である事実を認識していく中で、一見すると無表情の奥にあるゆらぎが見え隠れする。

後半になると「十二人の怒れる男」のような様相になっていく。しかし「十二人の〜」と決定的に違うのは今の被告人が無実であることが観ている私たちとケンプには分かっていることだ。
言葉にはしないケンプの心情が揺れているのが分かる。ケンプにとってはどう転んだとしても覚悟が必要なのだ。その覚悟が中々決まらない心が遠くに見える面白さがある。

「十二人の怒れる男」は信念を持って正しい行いをしようとする男の物語だ。アメリカの正義などと言われたりもする。
中身をもっと正しく認識するならば、出自や環境、地位や人種、過去によって、その人物を決めつけるなというものだ。
本作でもそれと全く同じことが展開される。被告人は過去の行いによって有罪にされようとしているのである。

ここで重要になるのが主人公ケンプである。今の被告人が過去のことによって有罪になるのであるならば、ケンプもまたあの席に立てば有罪になるであろうことが確定していることだ。
確かに彼は被害者を轢いたが、酒は呑んでおらず、大雨により視界も悪かった。衝突のあと車を降り当たったものの確認もしている。
アメリカの裁判制度の場合、無罪となる可能性も高い。しかしそれは、しっかりした生活があり過去も綺麗な場合である。

「十二人の怒れる男」は1957年の作品だ。
その時から今までアメリカは何も変わっていないのだ。いや「人間」は、というのが正しい。
見た目が怪しいから、昔悪いことをしたから、それだけで「今」を罪人扱いしてしまう。
頭で考えず、イメージだけで物事を判断してしまう危うさは常にどこにでも存在する。

イーストウッド監督の最後の作品かもと言われている本作だが、ニコラス・ホルトの表情と脚本の功績が大きいように思う。
とても面白かった。

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つとみ

4.0ただの法廷劇ではない仕掛け

2025年2月10日
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怖い

興奮

知的

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ふぇる

5.0結末のワンショットに、イーストウッド監督が全作品をかけて訴えてきたメッセージが凝縮している感のある一作

2025年2月9日
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ついに本作で映画監督を引退する(ということになっている)イーストウッド監督ですが、あらすじだけでは盛り上がりポイントが分かりにくいにもかかわらず、しっかり全編に緊張感をみなぎらせた無類に面白い作品に仕上げる、という手腕は相変わらずで、「裁判映画じゃ、途中で飽きるんじゃない?」という事前の予測をやすやすと裏切ってくれます。

本作はものすごくざっくり言うなら、陪審員としてある事件に携わったら、どうも自分自身が事件にかかわっていたんじゃないか、と気づいてしまった男の物語です。

他の陪審員も有罪に傾いているし、じゃさくっと有罪にしちゃえば真相は明るみに出なくて済むはず、という状況。しかし「善きアメリカ市民」たろうとする彼は、不十分な根拠や思い込みだけで有罪の評決を下すことに強い抵抗を感じます。良心に従って真相を明らかにするべきなのか、それとも彼の経歴と家族のため、真実に目を瞑って容疑者を有罪にするべきなのか。あまりにも苦しい状況に、見ているこちら側も緊張しっぱなしです。

結末の最後のワンショットの切れ味は鋭く、ここで監督は画面の向こうにいる観客に、最後の、そして鋭いメッセージを投げかけているようです。イーストウッド監督が全作品をかけて、正義について、人間の尊厳についてどう語ってきたのか。これからさらに問い直していくことになりそうです。

ていうか、やっぱり本作で引退は惜しすぎ。きちっと劇場公開した作品で引退していただきたいところ!

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yui

4.0テーマの表現がよくできている

2025年2月5日
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 『十二人の怒れる男』に少し似ているストーリーだ。それをさらにクリント・イーストウッドらしく後味悪くした感じの映画だった。主人公の置かれている状況が徐々に判明してくる展開が、観ていて思わず感情移入しソワソワしてくる。

 今作は【正義とは何か】というテーマが上手く表現されている。憶測や印象で裁判の行方を決めていいはずがない。一人の人生がかかっているのだから、状況を多角的に検討し冷静に判断するべきだ。そのテーマを、主人公含む陪審員、検察官の言動の変化で見せてくれた。

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根岸 圭一

3.5絵的に難しそうだなと思ってたけど、 割と分かりやすくて内容的にも結...

2025年2月5日
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絵的に難しそうだなと思ってたけど、
割と分かりやすくて内容的にも結末が見えなくて引き込まれた!!
どう転んでも幸せになれない系

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ジュディス

5.0タイトルなし

2025年2月2日
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怖い

興奮

役者さんには申し訳ないのですが、陪審員2番の顔が生理的に受け付けず、何故この人を主役にキャスティングしたのかと憤って観ていたが、コイツしかいないって位、キャラに合ったナイスな顔立ちだった。
女性が死ぬ瞬間を映像化していないところが絶妙にモヤモヤさせてくれるし、作品の観ている人を、ちょっとした陪審員に仕立て上げてくれている。クリント・イーストウッド監督が並べ立てた証拠は陪審員2番が犯人だって導いているが、それでも女性が死ぬ瞬間を観ていないから100%とは言い切れない。やっぱり恋人なのかもしれないし、誰も知らない第三者という可能性もゼロにはならない。実際の殺人事件は監視カメラなんかに映っていない限り、その瞬間は真犯人しか知り得ない。裁判官や陪審員も確信を持って犯人に有罪判決を与えていたとしても、やっぱりモヤモヤとした物が心に残るのかなと思った。
ラストも検事が陪審員2番の自宅を訪れたところで唐突に終わりモヤモヤさせられる。正義の為に動き出してくれた事を願っているが、やっぱり映像化してくれていないから、予想の範疇を超えない。もしかしたら、この事は墓場まで持っていこうぜって意識合わせの為に現れただけなのかもしれない。
子供が待ってるから有罪にして、さっさと帰りたいって言って御婦人には少し腹がたった。本当に、こんな適当な感じなんですかね。きっとそうなんでしょうね。

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ソルトン

3.594歳をこえても衰えない

2025年2月1日
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個人評価:3.7
イーストウッド版のアスガー・ファルハディの作品を見ている様だった。
真実と正義を対比させ、法とはいったい何かを考えさせられる。
94歳をこえても衰えないイーストウッド節に感動する。

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カメ

5.0心揺さぶられる映画

2025年2月1日
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巨匠 クリントイーストウッドは一番好きな俳優でもあり監督です。

「許されざる者」
「ミリオンダラー・ベイビー」
「硫黄島からの手紙」
「人生の特等席」
「アメリカン・スナイパー」
「ハドソン川の奇跡」
「15時17分、パリ行き」
「運び屋」
「リチャード・ジュエル」
どれも素晴らしい作品
最近一部のマスメディアが罪のない人の人生を終わらせる世の中ですが、陪審員が人を裁くだけなのに、
スリリングで終始心揺さぶられました。

オススメです

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たもつ

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年1月25日
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Mack

5.0序盤から想定外

2025年1月18日
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面白かった。
陪審員が主役ということで「Runaway Jury」とかと同じ感じかなーと思ってたけど全然違った。
序盤から想定外の展開になり一気に引き込まれた。
結末は人によって好みが分かれそうだが、法廷モノが好きならおすすめ。

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雪猫

4.0怖いことだが実際どうなのか

2025年1月13日
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悲しい

怖い

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A.Camelot

5.0愛の観念

2025年1月13日
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愛はその内側に善意と悪意の競争を孕んでいる。善意と悪意が競い合って勝ったほうの観念を愛と呼ぶ。善意の愛が〝慧眼〟であるなら、悪意の愛は〝盲目〟である。

オープニングの目隠しをされた妻のシーンにそんなことを考えながら鑑賞。

真実はわからない。犯人はいるのか、そもそも事故だったのかもしれない。重要なのは有罪が無罪かというよりも、主人公があの日の夜をどう捉えるかだ。

主人公は、被害者とサイスへの罪悪感から懊悩を繰り返すが、最終的には有罪に〝決める〟。

確かに、被害者が死に至った原因はサイスにある。雷雨の中を酔って歩いて帰る彼女を迎えに行かなかったのは、サイスの愛が自分本位で薄情であることを語っている。
しかし、検事が面会したときのサイスの〝目〟はよく見えているようだった。彼女に死なれて初めて、善意の愛が勝ったようだ。

一方、善意の愛の力で人生をやり直している主人公。彼が妻に秘密にしたいことは、何かにぶつかったことよりも、バーに寄って少し酒を飲んで(と私は解釈)近道をして帰ったことだ。
こうなると当然、保身のため悪意の愛が勝つ。妻も察しが付いているが、敢えて見ずに目隠しをしたまま歩むことになる。

どちらも〝愛〟であることを射抜きつつ、「では検事の愛は?」と余韻を残すあたり、さすがのクリント・イーストウッドだった。

映画を知り尽くした映画人間、元祖アウトローの素晴らしい作品だった。

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Raspberry

4.0正義!

2025年1月12日
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おさ〜んライダー

4.0物語る量の丁度良さ。

2025年1月12日
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支持。
巨匠、快作「パリ行き〜」の後数作の不調から復調。
名作(だが今観るとタルい)「12人〜」に
無理気味のヒト捻りを混ぜて再構築、
演者(特にトニコレ)の静かな力演を得て成功。
幕切れで最適量の余白を客に委ねる潔さ。
物語る量の丁度良さ。
劇場で初見したかった。
もう一本。

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きねまっきい

3.5面白いんだけど

2025年1月12日
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背中にエンジン

4.0【”確証バイアスに囚われた陪審員、検察官。だが・・。”今作は”十二人の怒れる男”クリント・イーストウッドヴァージョンであり、真の良心、正義とは何かを描いた重いヒューマンドラマなのである。】

2025年1月11日
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悲しい

知的

難しい

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