陪審員2番のレビュー・感想・評価

全49件中、21~40件目を表示

4.0物語る量の丁度良さ。

2025年1月12日
iPhoneアプリから投稿

支持。
巨匠、快作「パリ行き〜」の後数作の不調から復調。
名作(だが今観るとタルい)「12人〜」に
無理気味のヒト捻りを混ぜて再構築、
演者(特にトニコレ)の静かな力演を得て成功。
幕切れで最適量の余白を客に委ねる潔さ。
物語る量の丁度良さ。
劇場で初見したかった。
もう一本。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
きねまっきい

3.5面白いんだけど

2025年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
背中にエンジン

4.0【”確証バイアスに囚われた陪審員、検察官。だが・・。”今作は”十二人の怒れる男”クリント・イーストウッドヴァージョンであり、真の良心、正義とは何かを描いた重いヒューマンドラマなのである。】

2025年1月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
NOBU

4.0配信ではもったいないくらいの良作

2025年1月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人間の持つ
①自己利益欲求
・幸せな家庭を築きたい
・出世したい
・弟を殺した仲間は問答無用で有罪にしたい
etc
②事実を知りたいという欲求
・本当の死因は何なのか
・本当に彼が殺したのか
・殺してないとするならば誰が犯人なのか
etc
③自分を誤魔化すことへの自責の念
・無実の人間の未来を奪ってしまう
・嘘の上に築かれた人生は果たして幸せなのか
etc
上記①〜③が綯交ぜになって面白かった。また、ラストシーンも良かった。

割り切れなさ、後ろめたさ、どうしてもどうなっても納得しきれないもやもや感などが詰まった人の持つ業みたいなものを表現してるように感じました。

配信でも十二分に見応えはあります。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
ちゆう

4.0ないよりマシだ

2025年1月5日
iPhoneアプリから投稿

日本の検察なら出世のために真実を握り潰しそうだから、フェイスの悩む姿がフィクションにみえてしまう。

陪審員たちの議論は平行線でまるでSNSの議論をみているようだった。みんな自分の信念を語っていて、真実はどうでもいいかのよう。

イーストウッドはいつも法の限界と、それを超えた「善く生きる」ことについて語っている。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
hyvaayota26

4.0ゾクっとするエンディング

2025年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
ジャーニー

4.5劇場で公開して欲しいイーストウッド監督作

2025年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今回は良心と善を重厚に描き、最高の作品でした。
ラストは近年稀に見る出来です。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
おさむ

5.0ラストのシーンまで完璧だった。

2025年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

話題になってはいたのに観れてなかったが素晴らしかった、監督もそろそろ本当に引退かもしれないので残念だ。
後ろ暗い奴ほどよく喋るの解像度が高い、J・K・シモンズさんの途中退場が残念だったが良いキャラだった。
ラストのシーンがとても良く幸せが崩れていくかの様だった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
はまぐりの短い感想文

3.0一生背負う罪

2025年1月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

他者に罪をかぶせ、
その罪を背負い続けて、
生きていく人生の恐ろしさ。
耐えられる自信もないが、
罪を告白する勇気も無いかも。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
上みちる

4.0裁判制度の違い

2024年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ビージョン

4.0一人のブレない男

2024年12月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
近大

5.02024年ベスト級の法廷ドラマ

2024年12月31日
iPhoneアプリから投稿

知的

クリント・イーストウッド監督のこういうドラマが見たかった。彼が主演をする時は大抵のことは『男ってこうだろう!!』というマッチョな展開がほとんど。
今作の雰囲気はミスティックリバーに近くて大好き🤓

日本では劇場公開が見送られたのが悔しい。
中規模映画が興行収入で苦戦することから、配信になった今作。

これは劇場で観たかった!
正義とは何か?陪審員制度を通して語りかけてくる。
そして、主人公の選択肢は!?
僕自身も妻と一歳の子供がいるので、主人公と同じ選択をしていたのかもしれない、、、

『僕は善人だ。』

コメントする (0件)
共感した! 5件)
kuta

4.5スクリーンで観たかった・・・。

2024年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

知的

基本的に映画館で観た作品しかレビューしないと決めてたんだけど、これは仕方ない。

「なんで?」という思いでいっぱいになりつつ、U-NEXTに加入した。

結局加入したんだから、映画会社の狙い通りってことなんだとは思うけど。

それにしても、イーストウッドが監督で、ニコラス・ホルトが主役で、トニ・コレット、JKシモンズ、キーファー・サザーランドが脇を固めてる作品をスクリーンで観ることができないのは、かなり悲しい。

名作「12人の怒れる男」をたどりながら、それを2ひねりくらいしたストーリーで、単なる法廷モノよりは、もう少し踏み込んで正義と裁きの問題を提示している。

ニコラス・ホルトは小心無垢な男を演じるのがホントに素晴らしい。

トニ・コレットは、シックスセンス、リトルミスサンシャイン、ヘリディタリーで「母さん」のイメージがついちゃってるので、ひっつめ髪の上昇志向検事ってのはちょっと違和感。

JK・シモンズの声を持っていればみんな説得できそうだとか、キーファーも年取ったなとか思いながら小さな画面に食いついてました。

このパターンが増えないことを祈ります。

映画は映画館で!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
バビ

4.0孤独な葛藤

2024年12月29日
PCから投稿

荒唐無稽とまではいきませんが、かなり突飛な話だと思います。陪審員に召集されたジャスティン(ニコラスホルト)は事件の概要を聞きながら回想している間に、じぶんが車ではねて鹿だと思っていたのが人だったかもしれないと思い当たります。日時も場所も同じでそれが確信に変わるとJuror No. 2の孤独な葛藤がはじまります。映画のはじめからおわりまで真相を知っているのはジャスティンただひとりです。断酒会のスポンサーであるラリー(キーファーサザーランド)に打ち明ける場面はありますが、基本的にだれも真相を知りません。そりゃそうです。まさか陪審員が轢き殺した犯人だなんて想像もつきません。わりと勘の鋭いマーカス(Cedric Yarbrough)も、刑事なのに陪審員任命されていたハロルド(JKシモンズ)も解らず、車両から足がついてラストで検事補フェイス(トニコレット)がジャスティンの家のドアをノックする、ところで映画は終わっています。

映画「陪審員2番」が言いたいのは良心の呵責です。
検事補は地方検事選挙で勝つために楽勝案件をピックアップしたつもりでした。素行の悪いマイケル(Gabriel Basso)がやったにちがいないという確信をもって望み、大きな反証もなく陪審員の心象もつかんで即日結審する気がしていました。が、審議に入るとジャスティンただひとりが十二人の怒れる男のヘンリーフォンダのごとく有罪に反発します。ジャスティンにしてもそこで有罪にしておけば永遠に逃げにげおおせる話でした。でもかれは茨の道を選ぶのです。なぜか。良心の呵責というやつです。

かといって、ジャスティンは真相を暴露したいとか、じぶんが捕まればいいとは思っていません。妻アリソン(ゾーイドゥイッチ)は臨月だし、もし自白したならアルコール依存の過去をもつ彼には仮釈放なしの終身刑が下りラリーが言うように人生が終わるでしょう。
どうなるべきか、どうしたらいいか解らないまま、ひたすら良心がとがめて「もっと話し合うべきだ」と主張するのです。
他の陪審員らは十二人の怒れる男に出てくるような生活感ある人たちです。とっとと終わらせて子供らの世話をしなきゃならない主婦や、ドラッグディーラーでもある容疑者マイケルに敵意をもっている者もいます。ちなみにテラスハウス出演者の福山智可子が医学生という設定で単独セリフもあるけっこういい役でした。

熱心なジャスティンに触発され、ひとりまたひとりと無罪に与するものがふえていき、結果的にジャスティンはじぶんでじぶんの首を締めていくのです。良心の呵責がそうさせるのです。
おそらくジャスティンの願望は、気持ちが納得するところへたどり着きたい、ということでしょう。しかし、それは真相の解明=人生の終わりと同義なわけです。サスペンスフルな娯楽性を維持しながら、落ち着いたタッチで人間の深層心理を描いています。安定したクオリティに感嘆しました。

脆弱さと人の良さが同時にあらわれるニコラスホルトが上手でした。トニコレットとはAbout a Boy(2002)以来22年ぶりの共演だったそうです。
界隈ではこれが引退作になる可能性が示唆されていますがイーストウッドは明言していません。つくれるかぎりつくりつづけるのではないかと思いますしそうであってほしいと思います。

しっかしイーストウッドの作品群の高クオリティたるや・・・ペイルライダー、ミリオンダラー~、ミスティックリバー、硫黄島~、チェンジリング、グラントリノ、サリー、許されざる者、運び屋、リチャードジュエル。

いつもながら牽強付会かもしれませんが、日本の映画監督って一様に何をつくっても何本つくってもダメじゃないですか。上達もしなけりゃまぐれ当たりもない。基本的にみんな駄作製造機。黒沢清とか、あんだけ駄作連発している人が、巨匠とか持ち上げられている始末。

それに比べて、イーストウッドだけではなくあっちの監督は名前ある人ならそれなりにしっかりクオリティともなってきますよね。素朴なギモンですが、安定したクオリティで映画をつくるという日本の体制のなさに、どうなっているのか、と思うのです。これも牽強付会ですが、政治系のユーチューブで聞きかじった話ですが、NPO団体の映像産業振興機構(VIPO)というところに一年で750億円の補助金(税金)が支払われたという話を聞いて金がないってこともないのではないかと思いました。いいですか。7,500万円でも7.5億円でも75億円でもなく750億円です。なんなんですか。想像できますか、そんなお金。この映画Juror #2の制作費は推定で3,000万ドル(2024年時の換算で47億円)と言われています。300万円でつくったカメ止めなら、いったい何本できるんですか?
基本的にアニメ系に比べて映画をやる人の能力が低すぎる、ということをいつも思います。ほんとにばかは映画つくんないで、と思います。(ぜひ映像産業振興機構のHPをご覧になってください。日本語ですが何が書いてあるのかも何をしているのかも解りませんでした。)

コメントする (0件)
共感した! 3件)
津次郎

4.0タイトルなし

2024年12月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

緊張感は良かった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
えみり

5.0ホントにこれで最後なの?

2024年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
リュウジ

4.0これを観ないと勿体無いよマジで❤️‍🔥👍

2024年12月24日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
お主ナトゥはご存じか2.1ver.

5.0厳しくストイック、そして愛情深い

2024年12月23日
スマートフォンから投稿

怖い

興奮

知的

ほんとに容赦ない
人の弱さ、暗部を炙り出す
一番怖かったのは、主人公が、自分を善人だと言ったシーン
人智を超える正義に、誰もが手を伸ばさずにいられない

コメントする (0件)
共感した! 4件)
アメリカの友人

4.0良質の法廷スリラー

2024年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

🇺🇸ではMAXでの配信予定を限定劇場公開に変更。🇫🇷🇬🇧等は通常公開。🇯🇵は劇場公開無し。U-NEXT独占見放題配信。吹替版無し。

日本では馴染みがない陪審員制度であるが、ストーリーは難しくなく、主人公と他の陪審員の心の変化が描かれる法廷スリラー映画です。
なお陪審員2番の2番は特に意味は有りません。主人公がたまたま振られた番号です。こんな邦題だと日本で公開されても余計に意味不明で遠ざいてしまう。
…………

バーで男女が口論の末、豪雨の中帰ってしまう。しかし、翌日遺体で発見される。容疑者はその彼氏。その裁判の陪審員に主人公ケンプが選ばれる。
ケンプはその日、豪雨での運転中に何か衝撃を感じる。回りを見回しても何も無い。有るのは鹿注意の看板。鹿がぶつかって逃げたのか?その1年後の裁判。
陪審員になって気づく、そして不安になる。弁護士に相談すると、過去に飲酒運転での逮捕歴があるから重罪も予想される。黙っておいた方が良い、と。

アメリカでの裁判は、一般から選ばれた12人の陪審員が原則全員一致で有罪か無罪かの評決を下す。有罪なら裁判員が刑期を決める。一致出来なければ別の陪審員が再選定される。

陪審員の1人。有罪だよね。早く帰りたい。他の陪審員も〜。有罪10対無罪2。
無責任だよね〜。他人の事だし。でもケンプは無罪側のひとり。事実知ってるしぃ〜。これで有罪になったら冤罪確定。もっと審議しようよ。
途中で6対6に。先入観で全く考えもせず有罪にする陪審員も。検察も初動捜査から決めつける。コレ どうしたらいいの〜。

…………
日本でも劇場公開して欲しいと署名運動も。私1人の陪審判断は〜〜。

公開しても良いかな。でも邦題は大きく変えてね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
imaxmax