「法廷ものにハズレなし」陪審員2番 ヤマッチさんの映画レビュー(感想・評価)
法廷ものにハズレなし
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日本では最近はあまり取り上げられない陪審員制度。米国は日常的な事。しかし、陪審員になりたがらないのは同じようです。主人公は妻の近く出産を向かえる男。陪審員候補となりでれば回避したいと思っていました。願いはむなしく陪審員となります。事件は殺人事件、カップルがバーで口論となり女性は歩いて帰ります。それを追った男は怒りに任せて女性を殴り谷底に突き落としたという事でした。男性はDVであり、評判の良くない素行でした。誰もが犯人と思います。しかし主人公は気づきます。事件現場は、自分も通った場所でした。しかもそこで事故を起こしていました。真犯人は自分?鹿と思っていたが人をはねていた。男性は犯人ではない。陪審員としてどうすべきか。苦悩となります。この緊張感がテンポ良く展開されます。さすがクリント・イーストウッド監督。手慣れた手腕です。主人公に過去の過ちからのやり直しというバックボーンわ加えたり物語に深みがあります。なぜ劇場上映しなかったのでしょう。配信で眠らせてしまうのは惜しい。
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