機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginningのレビュー・感想・評価
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シャリアブル好きなので嬉しい
「なぜ評価が見事に分かれているのか?」と興味を抱いたので観てみた。
なるほど~・・・。真っ二つなのわかるわ(笑
前半はほくそ笑みながらみていた。
第1話の台詞はほとんど覚えている。「貴方が言うのね!」「貴方が乗るのね!?」ニヤニヤがとまらない。しかし、これファーストバリバリ世代じゃないと面白さわからんやろ。
と思っていたら中盤からは全く別の映画!
なんか急に幼い。キャラも、設定も。
そしてなんといってもラスト!おいおい(笑
ここからはファースト知らなくても楽しめるけどな。
そういえば「Beginning」って書いてた。。これから続くのね。
ぐちぐち言いながらも、続きも観ちゃうんだろうな。
何故、ジオンなのか。
テレビシリーズの再構築ということですが、原作があるのか、これから始まるシリーズでしょうか。無知なので、何も語ることも出来ないところですが。
無知とはいえ、1年戦争の旧作の誰でも知っていそうなことなら、判っているつもりです。それと比較して、真逆のパラレルワールドに突入したIFの設定。シャアがガンダムに乗り込んでしまい、1年戦争はジオンの勝利。ジオン好きなら夢見る設定でしょう。アムロ・ガンダムという伝説の悪魔がいない連邦などに、勝機なんてありません。
でもそれは前置きで、物語るために構築された伝説。まるでモビルスーツをバイクか何かのように警察が乗り回し、地下で暴走族が峠やゼロヨンでバトるかのように、モビルスーツ戦を興じる世の中。これって採算があってるんでしょうか。
空に生きる者達の核心。判り合えるニュータイプの奇跡と浪漫。その発動にガンダムが呼応し、勝機を掴む。「何だか判らないけど判った」でしたか。戦場で叫び合っていたアムロなんかとまた違う、JKらしい覚醒の仕方。
さて。何故、ジオンなのでしょうか。ジオンならばシャアはどうした、どこいった。シャリア・ブルの活躍も嬉しい。ジオンの勝利ならばこそ、モビルスーツの常態化に一助しているということか。もう少し、何故ジオンで無ければならないかの悟りに至りたい。でもそれは不足という意味ではなく、Beginning、つまり始まったばかりの物語だということ。知りたければ見続けるしかない。それにしても、パラレルワールドでもシャアは雲隠れするのですねw そんなイメージが焼き付いているのでしょうか。ついでにいうと、アムロは何をしているんだろう。あのガンダム創始者の息子にしてメカ好きの少年がジッとしている筈も無い。このIFの世界でどうあるべきか、実に興味をそそられます。ララァとの声が響くのならば、彼女の登場も待っているはず。
ついでですが、もしものジオンの勝利に日本が重なってしまうのは気のせいか。別にネトウヨじゃないつもりだけど、もしも先の戦争で日本が勝っていたならば、世界に日本語表記が氾濫していたのでしょうか。この映画のように。
ファーストガンダム世代の踏み絵として最強
TVシリーズの先行お披露目興行ということで、作品的な評価はまだしづらいが、なんとまあファーストガンダム世代を気持ちよく振り回してくれることか。見ている間はずっと「なんやねん!」「なんでやねん!」「なにしてくれんねん!」とツッコミ続けているのだが、「もしシャアがガンダムを奪取していたら」というWhat If...な世界が強引に進められていくうちに、庵野(最初のパートは庵野秀明が膨らませたと聞く)のオタク的二次創作の行方を見届けたくなってくるのだ。最後まで見ても「なんやねん!」かもしれないが、それに踊らされるのも宿命かなと思わせる力はあった。あと、シャアの声優を変えたことで、ガンダムシリーズに風通しの良さみたいなものが生まれた気がして良かった。決め事が多すぎるとやっぱしんどくなるんで。
ファーストガンダム初見の衝撃と感動が再び甦る逆転の世界線
感想
今から約46年前、まだ青二才の学生時代、機動戦士ガンダムを初見した時にはかなりの衝撃を受けた。その設定はそれまでの小学生向けのロボットアニメとは明らかに一線を画するものであり、勧善懲悪の観念は皆無、冷酷無比な戦争状態での人型兵器(モビルスーツ)の登場という考え方に戦慄が走り自身の思考回路の硬直を産み、暫くその世界観と設定を理解する為に執着する事となった。そしてそのハイブローなストーリー展開に釘付けになり心酔してしまったのだ。
Coreなガンダムファンであれば数々の設定は周知の事実なのだが、当時から明らかなのはこの話が戦争状態の中の人間模様を描いており、明らかに人の生死が関わってくる話で簡単に命が失われてしまう刹那が冷酷に話の全面に押し出されている。さらに何故白兵戦用の人型ロボット兵器(モビルスーツ)が出現、発達したのかという言い訳の様な理由(現実で有るか否かは全く関係ない。空間の電磁波を遮るミノフスキー粒子という架空の物質の存在と発見により戦場での遠隔誘導兵器による攻撃が不可能となる為、接近戦を重視して白兵戦用の戦闘兵器が出現する事になった経緯)や、スペースコロニー(サイド1〜7)や、コロニー建設に必要な資材を供給する鉱物小惑星(ルナツー、ソロモン)が配置されている宇宙空間が現実にNASAが試算した月の公転軌道と重力バランスの影響を考慮した位置である事など、諸設定が実にリアルである事。
さらにスペースコロニーで世代を超えて生活するうちに人類がスペースノイドとして自覚し地球からの政治経済な独立を叫び、まるで地球上で展開する世界史の一現象としてサイド間の独立戦争を捉えていく歴史観を持った展開、人間の宇宙空間での精神的進化 最終的には新人類(ニュータイプ)の発現と進化という話と同時進行で人間の普通にある感性をニュータイプ化させるという正確には進化とは全く別物のサイコ(精神)強化人間の養成と軍事転用という非人道的で虐待的犯罪の話も加わり、宇宙に長年暮らした人間は感性として芽生える新しい能力(未来予知能力、telepathy)を進化として恒常的に獲得出来るのか?等の問題に深く傾注していく話が気になり興味深く注視していた。物語としては機動戦士ガンダムとその続編である機動戦士Zガンダム迄は話を追い確認していた。その後のシリーズは殆ど鑑賞していなかった。
現代になり機動戦士ガンダムはもはや“ファースト”と呼ばれるようになりほぼ伝説となっておりその間多様なガンダムシリーズが製作されたが特に興味は沸かなかった。21世紀に入り庵野秀明氏という時代の潮流の頂点に登り詰めた寵児とも言える稀代のプロデューサー・映像クリエイターの出現により昭和時代にヒットしたアニメ、漫画、怪獣特撮映画を新解釈した形でのコンテンツが続々と創作されてきたのは皆様ご存知の通り。2024年後半になり庵野氏の元で制作に励んできたスタジオ・カラーのクリエイター達がサンライズと組んでガンダムの新解釈版を制作するという。TV版として制作された新解釈版ガンダムはプロットの段階から出来が素晴らしいという評判で一部をbiginningと題してIMAXで映画化する話がニュースで流れ、どれだけ素晴らしいもので自信があるものなのか?自身の目て見極めたいと思い立ち、公開日からかなり時間が経ってしまったが遅ればせながら2025年3月1日に映画館に向かい鑑賞した。
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脚本
まず驚いたのはガンダムの活躍により地球連邦軍勝利という歴史であったのが本作での1年戦争の勝者はジオン公国である事。世界線が全く逆転した状況が展開、ガンダムはシャアがサイド7偵察時に強奪。一年戦争は赤い彗星=赤いガンダムのシャアの活躍でジオンが連邦軍を凌駕している状況である。ガンダムを改良しニュータイプ搭乗時に脳波から直接的に働くbitという攻撃兵器を付属した自己防衛システムであるサイコミューシステムを搭載しシャア操縦で第二次ソロモン会戦中にサイコミューの暴走状態によりゼクノヴァ(次元転移?)を起こしソロモン要塞の3分の1を破壊しながら赤いガンダムとシャアは(Lost)行方不明になる。それから6年間の時を経て失踪を遂げたシャアの足取りを追う事となったシャリア・ブルと更に進化(覚醒)したニュータイプによって働くオメガサイコミューシステムを搭載した新型モビルスーツ、「ガンダムクァークス」が開発される。その新型モビルスーツを巡るスペースノイドとして生まれ育った人間の様々な関係性が新旧キャラクター入り乱れながら描かれていく。
今後の(TV版の)物話の展開としてはゼクノヴァの出現による時間軸上の瞬間移動、しかも同一時間軸ではなく多元宇宙論(multiverse)上の世界線であり相互移動を可能とする物語の展開が予想される。既に現在の時間軸からLostして移動をしていると思われるシャアとその6年後に赤いガンダムを操りサイド6のクラン・バトルに現れた操縦者のシュウジ・イトウ。クァークスを操る事になったアマテ・ユズリハ(マチュ)とニャアンのニュータイプの覚醒。更にジオン公国総帥ギレン・ザビの構想に異を唱えるキシリア・ザビの構想するイオマグヌッソ計画とキシリアの勅命で開発されたクァークスの2番機「ガンダムフレド(ジフレド)」の登場とエグザベと行動を共にしているニャアンのジフレドのテストパイロット就任。アマテ(マチュ)とニャアンの其々の変わりゆく多元宇宙論(multiverse)上の世界線におけるタイムリープ効果も加わりシロウズ(シャア?)など新たなキャラクターも続々と登場。権力に抵抗する軍閥の活動など壮大で深淵な物語の展開が予想され目が離せない。
設定・映像 製作
全ての新キャラクターはシャリア・ブルに代表されるソドークルーを含むジオン軍人、クラン・バトル集団ポメラニアンズのメンバー等は昭和世代の私にもすんなり馴染めて腑に落ち親しみを感じる印象。メトロポリスの頃の手塚治虫先生が描いていたキャラクターを彷彿とさせる素晴らしい新キャラクターデザインである。アマテとニャアンに関しては世界を意識したカラーパフガールズの劇画調の様な艶やかさがあると感じる。時間軸と多世界線の問題であるのか、安彦良和氏のキャラクターとは様子と雰囲気が異なるキャラクター設定になっており、これからどの様な説明と設定が付け加わるのか大変興味深い。更に背景画デザイン、大河原邦男氏の原案したモビルスーツのモデリングデザインとそのCGI、スペースコロニーのCG他、諸々にデザインされた映像がIMAXにも充分耐え得るだけの詳細で線密な線で表されており、完成度はやはり半端ないと感じ受け素晴らしい出来映えであった。庵野氏とスタジオ・カラーの並々ならない機動戦士ガンダムへの深い敬意と愛情、新しい物を創造していきたいというエネルギーを感じる。やはり映像的にIMAXで鑑賞しておいて間違いないと確信する。
製作はスタジオカラーとサンライズ。原作は富野由悠季氏と矢立肇氏。監督はエヴァンゲリオンシリーズ担当した鶴巻和哉氏。映画版脚本・デザインワークス/絵コンテ担当は庵野秀明氏。
IMAX鑑賞
2025.5.31追記
⭐️4.5
〇〇ホイホイ
良くも悪くもファーストガンダム好きホイホイという感じの映画。
BeginngはIFストーリーとしてよく作られてるなと思った。
この先どうなるのかはまだ分からないけど、結局シャアってこんな感じの末路になるのかって少しさみしく思った。
本編は、かなりスタジオカラーの色が出てる作品だったと感じた。
マチュがジークアクスに「あっちの方が強そう」とか言って走っていく様は特に顕著にそれが観えたような気がする。
過去作品の既視感あるキャラに寄せてる感じがあったな(デザイン)
あと本編冒頭らへん?でマチュがバランス崩してニャアンに倒れかかる所で謎の「キラキラワンシーン」があったんだけど何回か観た(特典欲しさとテレビ編集版で何度か)が、
「アレは何だったんだ?」とガンダムが言っている。
これは観るべきかも
殆どアニメと被るんだけど、アレ⁈って思ったのが
シャアが消えるシーンが映画では詳しく見せているところです。
ここを観ておくとアニメの赤いガンダムと繋がる可能性あり。今後のアニメに期待します!
途中までだったとは、、
ガンダムはにわかです。1stは第1話と逆襲のシャアしか観てません。何となく設定だけ知ってる程度です。
なので観るかどうか躊躇してました。
ネトフリで本放送を流し見程度で観てましたが、内容は殆ど頭に入ってませんでした。ただ、雰囲気でなんとなく面白そうだと思ったのと、友達に勧められて、遅れながら映画館で鑑賞しました。
ところどころ難しくて何話してるのか訳分からんけど、集中して観てみると話に惹き込まれていく。
古い画であえてやるのは新鮮。これから今風の画と噛み合っていくのか?そしたら斬新だなと、期待が高まる。
後半になって、キャラも音楽も、映像もスタイリッシュでかっこいい!エヴァのオマージュは、なんか鼻につくけど笑
さあ、いよいよこれからまだ放送されてないところだ!!
尺が足りないんじゃ、、などいつの間にか忘れて、話に入り込んでいた中で、、
まさかの終了!?
え、これで終わり!?シャアは、、?
いやいや、ちょうどネトフリで3話観たところと同じところじゃないですか!!
てっきり最後までやるのかと思ったら、まさか途中までだったとは、、
この映画は、アニメ放送に先駆けて導入部分のみを描いた、視聴者を集めるための作品だったんですね😅
まとめると
1本の映画としては、微妙、、。
1st知らなくても観れるけど、にわかだと前半はそこそこ。後半は映像も良くて面白いけど、消化不良でした。
?
全半の回収はできるのか?
ガンダム素人おじさん鑑賞する
ガンダムを題材にした別の作品
おじさんには難解
マニア向け最新のロボット大戦アニメだというところは分かりますが、アマテ・ユズリハ、ニャアン、コモリ、ラシット、シャア・・、M.A.V.(マヴ)、グラナダ、サイコミュ、ゼクノヴァ・・、とか登場人物、地名、用語までカタカナづくしで極めて難解、誰が誰やら、何が何やら、おじさんはとてもついていけません。
肝心のガンダムの戦闘シーンも目まぐるしいくらい動き回るし、パイロットの顔のアップばかりだから、これまた見づらいだけ。ギブアップでした、ごめんなさい。
1stを見ていれば★5、未見なら★3
1st冒頭が、現代の最新技術で見られる!それだけで★4。
その上、1stファンが一度は夢想した「もしジオンが勝っていたら…」のif世界が見られる。これで★プラス1。
しかし、逆もまた真で、1stを見ていない人は、前半ポカーンのまま進む可能性が高い→★3。
間をとって★4かな。
庵野さん脚本による前半パートは、富野監督が乗り移ったかと思うほどの台詞回しで、「シャアならきっとこう言うはず!」を見せてくれる。
過去作品の面白かったエッセンスを抽出して、現代に受け入れられやすい形で再出力するのが本当に上手いし、動きと音の合わせ方のセンスがズバ抜けている。
後半は一転して現代アニメの最先端といった作風で、マチュの「なんとなく楽しく毎日過ごしているけれど、どこか満たされない」空気感が、ガンダムとの出会いで一気に変わっていくスピード感と説得力に目を見張った。
(ニュータイプという言葉を使わずに、マチュに「キラキラ」で「向こう側の世界」を表現させたのは、いかにも現代のJKらしい。)
「TV本放送に先駆けたお試し版」としては、確実に本放送への期待値を上げている。
1stの主要キャラは、他にも出てくるのか?出てくるとしたら、どのような役割で?
等々、文句なしにワクワクさせてくれる。
こういう内容なんだ!?アリじゃない?
これから期待
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