名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)のレビュー・感想・評価
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ストーリーもキャラクター描写も良き!
毎年楽しみにしてるコナン映画。
今年の映画、ゼロの執行人ばりに情報過多で難解さもあったけど、テンポ(スピード感)やストーリーも登場するキャラクター描写も良くてかなり楽しく観れた…!
街や建物が爆発!みたいなわかりやすい派手さはないかもだけど、雪崩や終盤の追走撃シーンの迫力や緊迫感も良かった。
今回、メインキャラクターの長野県警組がすごく魅力的だし、小五郎さんや蘭姉ちゃん、探偵団メンバー、公安組の活躍や見せ場もちゃんとあるのにストーリーがとっ散らかってないのがとても良い!
(昨年の五稜郭は正直ストーリーがとっ散らかってる印象なのが残念だったので…。)
あと今年のメインテーマ、歴代の中でもかなり好きだった!中間部のジャズ風のピアノ&サックスがかっこいい〜!
劇中でもクライマックスでこのメインテーマと中間部が流れてテンション上がる上がる。
(コナン映画、クライマックスでその年のメインテーマ流れるの熱くて好き)
あと印象に残ったとこ過剰書き。
・劇場版(特に公安出ると)、盗聴器がナチュラルに使用されすぎて思わず笑う。
・長野県警組ポテンシャルが高すぎるぞ…!みんな優秀なうえ(優秀なキャラが多いと見ててストレスがない!!)、幼なじみラブコメ対応まで可能だと…!?
・優秀な公安組(降谷&風見)を調べ物に使いまくるコナンくんが強すぎる。そして優秀なのになぜか毎回不憫な風見さん。
・小五郎さん、眠らないし劇場版過去イチ格好良かったのでは…!
・エンディング後パート、ダーティーな降谷さん痺れた〜〜!!(観た人の感想で「今回は降谷さんが怖い」っての見てたから、エンディング入って「そんなでもなかったよな」と思って油断してからのこれ)
ちなみに個人的なお気に入り場面は、刑務所前で出会ったコナンくんのトイレ方弁にナチュラルに真顔で乗っかる大和警部とコウメイさんでした。めっちゃ笑った。
意表は突かれたが
眠りの小五郎は起きているとああいう活躍をするのか。と確かに胸躍った。
しかし、
毛利小五郎の推理での活躍を期待していたが別の方面の活躍だった。
頭脳は丸投げだったのが何とも。
推理方面の活躍を期待していたので期待が透かされた気分なのは正直なところ。
ワニも唐突なのが感情移入しがたかった。
コナンフリークでなく長野県警の過去の事件に疎いのが辛めの感想になったかもしれない。
全編ハラハラドキドキ
最近は、クオリティーが高くなってきましたね。相変わらず、推理はないんですけど、アクション主体にはならず、最初から最後までハラハラドキドキさせられました。犯人は自殺した恋人だと思ったけれど、誰かは直ぐにわからなかった。映像も雪が本物みたいで、自分が雪崩に巻き込まれるようでした。ラストはシニカルで良かったです。そにしも、スマートフォンの電源を切ってたから、最後にあんなプレゼント企画あると思ってなくて、慌てまし
たよ。
次回は私の好きな○○のお姉さんが活躍するみたいで、楽しみです。
室伏さんがかっこよかったっ…!!!!
大和警部の目の傷って結構最近にできた傷だったんだね😳しかもまさか雪崩で出来た傷だったなんて………!
ん?上原って、結婚してたの…?一瞬だったけど、このへん詳しく知りたかった🧐
室伏さんがほんとにかっこよかった!!!
運転するシーンがめちゃ好き
コナンはカーアクションがいい!!!
安室さんの最後の「これが公安のやり方だ」って言ったセリフが不穏で逆にすごくよかった
上原結衣じゃなく、上原由衣
NHK大河ドラマ『真田丸』や映画『君の名は。』以来、長野は聖地巡礼の宝庫なんだろうな~などと想像しつつ、旅行したくなってきました。因みに2024年の1月2日には金沢から長野駅まで行くというロング(長距離のお客様)をお乗せしました。ついでに善光寺参りもしたかったのですが、仕事中でしたから・・・
そんなこんなでタイトルに「隻眼」がついてる!てことで、実は黒ずくめの組織の№2であるラムの話も絡んでいるかと思いきや、今回は黒ずくめ関係は全く無し。黒田兵衛は警視庁だからちょいと出演していたけど、若狭先生はストーリーに食い込ませることはさすがに出来ないよね。むしろコウメイこと諸伏高明の弟である景光の話がチラッと出てきたりするので警察学校編にも繋がるかのような・・・来年2026年の劇場版コナンでは萩原千速も登場するようだし、警察学校絡みがまた増えそうな予感・・・
さて、今回の劇場版は原点回帰したかのようなミステリー部分が多く、アクション控えめ。大和敢助が雪崩事故に巻き込まれた経緯や、記憶が薄れたその犯人像が描かれている。うーん、事故から10カ月しか経っていなかったのね。敢ちゃんが雪崩で死んだと思った上原由衣が、警官が死んだ事件を解決するため好きでもない名家の息子と結婚し、その夫も死亡したため敢ちゃんへの恋心が再燃・・・といった原作やアニメの物語。ちょっとだけ大人の恋にキュン死しちゃいそうです。ちなみに同姓同名のAV女優がいますけど、そちらは上原結衣です。間違えないように!
灰原哀ファンにもなぜか見どころが多い気がした(俺だけ?)。携帯のストラップにはサッカー選手のマスコット人形(比護選手だったかどうかはわからなかった)。沖野ヨーコがチラッと映っていたのも興味深い。また、小五郎が射撃の腕を披露するための伏線があったりして、TVアニメを見慣れていると、カッコ良すぎ!伏線といえば、キック力増強シューズとサッカーボール。街路樹を倒したりする強力さも後半で氷を割ることができる伏線となっていた。
隠れ公安といった存在も興味深いところだったが、さすがに検事のフリをしていた内調なんてのは話が飛躍しすぎだったのでここは減点ポイント。指揮する側よりむしろ警察側または公安側で捜査するだろうなぁ・・・雪崩を起こす装置やレーザーを使った斬新さなど全体的にストーリーは良かったのに残念。
詰め込みすぎた物語、モヤモヤだけが残った
コナン映画は毎年欠かさず観ていますが、今作『隻眼の残像』は、正直モヤモヤが残る一本でした。
スケボーで宙を舞い、天体望遠鏡のレーザーで犯人を追い詰める──そんな“らしさ”は健在で、灰原哀ちゃんのクールなサポートも見どころの一つです。
ただ、物語の軸となる犯人の動機にはまったく共感できず、公安という立場を利用した暴走や、警察官への殺人も正当化のしようがありません。婚約者の死をきっかけにした復讐劇として描くには、犯人の信念が希薄で、それを補うように小五郎のおっちゃんの復讐や、大和警部のロマンスが盛り込まれてはいますが、かえって焦点がぼやけてしまった印象です。
とくに、このストーリーであればもっとかっこよく描けたはずの小五郎の扱いも惜しく、残念でした。黒の組織との関連もなく、単発映画としても物足りなさが拭えません。
ファンとしては、劇場で観なくてもよかったかも……というのが正直な感想です。
唯一ハマった!
まず、コナン映画でまさか劇場で3回も見るとは思わなかったぐらいハマりました。
やっぱり脚本家と監督の相性がいいと面白くなるんですね〜。去年の落胆を倍返ししてくれて脚本家に敬意を表したいです。
子供向けではないですし、ライト層には受け入れがたくなっているかも……そこで賛否分かれそうだなとは思いましたが、、、
ズバリ、今回は刑事ドラマです。
長野県警知らないよーって人には魅力がちょっと半減するかもですが、なにより毛利小五郎!おっちゃんがかなりいいです。かっけえ!!!!の一言。原作ファン大歓喜の活躍ぶりです。おっちゃんがずっとコナンくんを守ってます。眠らない小五郎!!!派手なアクションシーンは例年に比べると少ないですが、今回は少ない分話に入り込めた気がします。でも全くない訳じゃなくてここだって時にドカーンと面白く差し込んでくれてて良かった。
長野県警のかんちゃんと結衣の恋愛(と言えるほどの絡みはないけれど)なんというか、結衣のバツイチの背景とかアニメ、原作であったことを鑑みると「ひゃー!」ってなる展開が良かった。孔明もめっちゃくちゃかっこよかったし、蘭姉ちゃんと孔明のあの絡みもみれて大満足!100点!
コナンくんのアクションはどうやってんねん!って突っ込みたくなるくらい相変わらず笑った。
犯人の動機はちょっと浅いような気はしたけど、最後まで吹っ切れてたのでよかったなーと。
公安も出てくるし警察オールスターな感じで、最高です!
去年の映画が良かったという人には今回は受け入れられないかもしれないですね。だってアクションは少ないし若干難しい内容なので……。(逆に原点回帰した!と喜んでるそうもいるらしい)
来年も楽しみなんだけどいかんせんアクションと恋愛ばかりで中身がスカスカの脚本家と監督なので正直心配しかない……。頼むよほんま……。100万ドルみたいな変なイチャイチ(特に進展もしないのに大袈裟なくらいの展開後、お決まりの展開でエンディングまで引っ張ったり)とよく分からないキャスティングと意味の無い器物破損(ステンドグラスをバイクでぶち破ってみたり)女向けって感じの男キャラの使い方(ヘリに飛びのって無双したり)はやめてくれな……泣
いつも通りのコナン映画
いつも通り、序盤で犯人はなんとなくわかる。
だけど、小五郎に因縁つけるなら小五郎にもう少し推理させてほしかった。
小五郎は新一から届いた手紙を読み上げるだけで情けない。
覚醒小五郎は見れなかった、だけど拳銃使ってるシーンは流石にかっこいい。
今回の映画の評価としては、キャラ映画で重要な伏線が貼られてるわけではないので特に見なくても良し。
作品の深みがなく悪く言えば客に媚びた作品、ストーリー自体は星2で小五郎の拳銃シーンに星1です。
脚本家・櫻井武晴の総決算
"名探偵コナン(映画)" シリーズ第28作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読。
テレビシリーズで折につけ触れられていた、大和警部が隻眼になった所以である雪崩事故の秘密がついに明かされる。
本作を観るために関連回を視聴した俄である私も気になっていた事柄であり、ファンにとって待望久しい内容だろう。
謎解きの楽しみ有り、コナン映画では珍しい本格的なガン・アクション有りと盛り沢山で、手に汗握って見入った。
近年で一、二を争う面白さだった。櫻井武晴脚本回と私の好みが完全に合致していて、相性が良いからかもしれない。
公安警察や「隠れ公安」の暗躍、刑事総務課の登場などは子供向けアニメとは思えぬ歴とした骨太刑事ドラマである。
ファンの年齢層が上がっているから成立するストーリーかもしれない。櫻井脚本の持ち味が十二分に発揮されていた。
独自のカラーを出しながら「名探偵コナン」のキャラクターの持ち味を活かして躍動させる手腕は、さらに磨きが掛かっていた。コナンくんが小五郎の想いを汲んで謎解きを自ら語らせたり、大和警部の「来い!」や小五郎のラスト・シューティングなど、胸がアツくなる名シーンを生み出してくれた。
犯人像に意外性は乏しかったが、伏線をきれいにまとめ上げ整然とした解を提示する腕前は、さすが刑事ドラマ畑で鍛えられたからこその安定感があり、論理が美しかった。
ドラマ「相棒」での脚本担当回など、彼がこれまで手掛けた作品のエッセンスが凝縮されていることに気づかされた。
例えば、舟久保が長野県警本部に娘が被害者となった事件の犯人の行方を訊ねに来る場面は、シチュエーションは異なるが「相棒」シーズン3の「ありふれた殺人」を想起させる。
国が進める法案成立に関連して当局側の人間が事件を起こすところも、「相棒」などで見たことのある筋書きだ。社会派なストーリーが得意なのも櫻井脚本の特徴であり、まさに本作は「脚本家・櫻井武晴」の総決算と言える作品だと思う。
[余談]
本格推理と物理法則ガン無視の超人オリンピック的アクションを両立させている世界観は唯一無二だろうし、それを受け入れるファン層の懐の深さを改めて実感させられた次第だ。
ご当地アニメ
もはやコナンアニメはご当地アニメと言ってもいいのでしょう。今回は長野県で善光寺や佐久平駅そして野辺地の電波望遠鏡が描かれていました。心配したのはあの日本の誇る電波望遠鏡がコナンが関わったばかりに大爆発してしまわないかと当初思いましたが、それは杞憂におわりました。あのパラボラアンテナにあんな使い方があるとは。アクションはコナンの当初とラストの無茶なスケボーシーンと蘭ネイちゃんの格闘、そして小五郎の銃撃シーンが見どころでした。ただ犯人の殺害動機が腑に落ちません。現場の刑事に向けるのではなく司法に向けるべきもので
しょうか。犯人謎解き場面で。内閣調査室や特殊調査員などペラペラ正体を明かしていまして、いいのかよと思いましたが、エンドロール後で対応していました。少々気になったのはコナンに巻かれたマフラーはフリーレン巻のようでしたね。細かいツッコミどころはあるものの楽しめた映画でした。平日鑑賞しましたが、観客は自分ひとりの映画館でした。
キャラクタービジネスだけの映画
まず私はコナンの原作は途中挫折勢です。
子供の頃読んでましたが、50巻近辺でやめています。
また最近は作者のガンダムネタを入れたキャラクター遊びにも嫌気がさしていますが、アンチではありません。
これが前提です。
久々に評判がよいとのことで、子供を連れて見に行きました。
なので、単純に作品として見てみましょう。
色々破綻した作品で評価をくだせないというのが感想になってしまいます。
一番気になったのは、犯人の銃器描写です。
「ライフルが使用された→短い連射可能のライフルだった」が犯人の決め手になるわけですが、肝心の犯人のもっている銃器が拳銃弾を使用するものなんですね。
これがなにが違うかというと、ダンプカーとバイクぐらい違いあります。
銃器を知らない人向けに説明すると、「死因は大型車に轢かれたのが死因→犯人の乗っているのがバイクなのに作品では大型車扱い」みたいな。
例えが難しいですが、この場合ダンプを持ってるやつが犯人なはずなのに、バイクが大型車として作品中で扱われているのに違和感があるんです。
銃器も同じで短いライフルがトリックなのに、短い拳銃弾を使用する自動小銃(ちゃんとした区分でいうとPCC:ピストルキャリバーカービンの略)がそれとして話が進む……
本来だったら犯人別に居るんじゃないかとなるレベル。
銃器に疎い日本といえども無知にも程がありますね。
お祭り映画でとやかくいうのもなんですが、その時点でシラケてしまいました。
監督なのが助監督なのか、演出部は反省したほうがいいです。
小五郎のおっちゃんが銃の名手でお巡りさんのリボルバー(回転拳銃)で慣れてるはずなのに、慣れてないオートマチック(自動拳銃)で当てちゃう描写も百歩譲って許せます。
こういったあり得ないアクションにとやかく言ってるわけじゃなく、根本の描写と基幹のトリック描写がおかしいんです。これをOKするって結構深刻ですよ。
で、スタッフもコナンも好きじゃないでしょ?
最後のカーチェイスのシーンも佐藤さんと高木くんが車で追跡するけど、確か設定では佐藤さんの方が運転上手かったよね? 咄嗟に乗るならそうなりませんか?
そういう細かいところも愛がないと感じる所以でした。
出せるだけ人気キャラクターを出し稼いでいくような、キャラクタービジネスだけが一人歩きしたような作品でした。
初期の原作を読んでいた勢の独り言でした。
個人的にはテレビスペシャルで十分なレベルでお金を払って後悔しました。
ファンタジーとはわかっていても何かこう…
劇場版コナンは2020年代になってから公開日に鑑賞するのが恒例になったが、作品によって観る回数がかなりブレる。
今作は初日と(次回作予告追加映像ありとのことで)本日の2回で終了予定。
感動した人もいたようでビックリしたんだけど、所々でスーーーッと冷めるシーンがあったのでネタバレですが備忘として。
・元太と光彦、探偵団の前にお前たちは小学1年生なんだよ。銃持ってる大人相手に飛び掛かるとか絡むとかそういうシーンがアニメだろうと何だろうと大嫌い。子供は引っ込んでろbyコゴロー。
・コナン、パラボラの瓦礫ってそんなに雪面に対して滑るものなの?坂じゃなかったよね?ま、それを言ったらボンベが世界記録くらいブッ飛んでるという話だが。
アニメなので出演キャラによってだいぶストーリー展開が変わるのは勿論了解の上でだが、今回は特にある程度過去作を履修しておかないと分かりづらいんじゃないだろうか。
コウメイの走馬灯シーンなんてミリしらの人が分かる?って思った。
それと、ワニとコゴローの交友の深さのエピソードが薄いので、コゴローがあんなに涙を流しても感情移入が出来なかった。
ここをもう少し深掘りしてれば、後半ラストの命中シーンがもっと引き立ったんじゃないかなと思った。
あとコナンは劇場版もアニメも、小さく描かれるキャラの顔の描き方が作画崩壊するのが多すぎ。
正直、青山先生の原画シーン以外は雑だなという印象。
今までもなんとなく思ってはいたけど、今日は特に鬼滅の後に観たので余計作画の丁寧さの差を感じてしまったかもしれない。
公開日の翌週にTVでやっていたアニメの後日譚の方が感動して泣きまくった。
良作だと思います。
本作もアクション映画ではありますが、ちょうどいいバランスだったと思います。
コナンの映画って、比較的ハズレがなく毎年楽しませてくれます。
クライマックスまで、ほどよく謎解きとアクションのバランスが良かった作品だと。。。
基本的に映画中心でコナンは見ていますが、
好きな作品は初期派。
時計仕掛けや、14番目や天国へのカウントダウンが好みです。
そんな私としては、近年の作品では1番良いと思いました。
小五郎と長野県警にスポットを当てているだけあって、刑事ドラマを見ているようでした。
瞳の中の暗殺者のような刑事ドラマ感は、楽しませてもらいました。
安室さんの、ゼロの執行人の時の雰囲気もなかなかいい感じ。
刑事ドラマ感とアクションが混じった良作だった。
小五郎へのスポットはちょっと無理矢理だったような。長野県警全振りでも良かった気がします。 でも小五郎もかっこよかったですよ。
金を払って観る程のものでは無い
コナン映画はハロウィンの花嫁以来の鑑賞。
妻に連れられて観に行ったがとにかく退屈だった。
まず他の方も指摘しているがテーマが多すぎてとっ散らかっている印象。(小五郎なのか司法取引なのか執行猶予制度に対する問題等)
犯人に関してはキャラとして一貫性もなく余りにもマヌケすぎて意外で分からなかった。
さらに事前の情報では毛利小五郎が眠らずに活躍するとあったが…確かに活躍はするし眠らない。
だがその活躍は銃の腕前を披露することのみ。
果たして名探偵コナンの毛利小五郎というキャラで行う必要はあったのだろうか?
私はコナン自体そこまで詳しくないので的外れかもしれないが、毛利小五郎というキャラの魅力は昼行灯なおじさんキャラだが本気で怒った時にコナンの力を借りずに事件を解決することだと思う。
結局新一からのメール一通で解決してくる上、真犯人の特定は大和警部の記憶が戻ったという元も子もない解決方法。
本当にただ寝ていないだけだ。
今作の映画内では銃を撃つことでしか活躍をしていない。
言ってしまえば今作の小五郎は他の銃が上手いキャラでも成立するのだ。
はっきり言って看板に偽りありだと思う。
また、余りにも犯人が意味不明な行動をする。
大和警部の記憶を戻さないためにわざわざ警視庁前で鮫谷警部を殺害するのであれば、どう考えても大和警部を直接殺害したほうが早いし確実だ。
凶器のライフルに関しても一度押収されたものを使っている割には何故か警察のデータベースに登録されていない。
また、犯行に使った手袋を使い続けるなど本当に警察なのか?と思わせるほどマヌケだ。
更には公安だというから手に負えない。
動機も意味不明だ。恋人が失意のうちに自殺をしたと言うなら恋人が落ち込んでいる間こいつは何をしていたのか。更には犯人に復讐ではなく何故か司法取引に憎悪を抱いている。何故?
とても国を相手取って脅迫をできるキャラとは思えない。
ジキル博士とハイド氏のように2重人格と言われたら納得できるほどキャラクターに一貫性がない。
また、諸星警部のキャラだと思うのだが、一々故事成語を混ぜて話すためテンポがかなり悪くなっている。平時の事件解決パートであれば良いが、犯人を止めなければいけない緊急時でもやってくるので非常にストレスになる。
また、せっかく公安の安室が出てきているのだから、序盤に安室の独白で国が脅されていることを匂わせれば話も膨らんだのではないかと思う。国会での審議がストップしていることは描写されていたが、それだけで国が機密情報で脅されていると結びつけられる人は中々いないと思う。
名探偵コナンという作品はミステリーだと思っていたが、ただのキャラ映画だと思った。
最終盤に関しては新情報の嵐で真犯人を追い詰めて行くため、推理もへったくれもあるもんじゃない。
名探偵コナンで好きなキャラが出ている人は見に行くべきかなと思う。おそらく私はもう行くことはない。
前作より好き!
他の映画だといつも金曜晩やったら座席の10%ぐらいしかお客さんいないくらいなのに、さすがコナン、ほぼ満席。しかも15分おきくらいに上映されているのでホンマに驚き。
1週間前に見たからあんまり詳しくは覚えてないけど、いきなり重要な人死んだりとかでスタートダッシュが良かったかも。今回は鈴木財閥が久しぶりに関与してなったような気がして新鮮。長野県が舞台やから聖地巡礼とかしやすそう。GW暇やから行ってみよかな。
小五郎さんがかっこいい
前作が、盛り込み過ぎか私にはイマイチ感があったので、期待半分で鑑賞。
社会問題に切り込みつつ、昭和のおばちゃんにヒットする、愛とか贖罪とか赦すとかが詰まってます。
ラストシーンがすごくいいなぁって思ったのに、その後の次回予告はこのシーンを台無しににした感は否めない。
緋色の弾丸の挫折から実に4(5?)年
緋色の弾丸がなんだったのか、良作を出されるとますます浮き彫りになる。
以前自分でメタ考察したレビューを読んだが、急遽脚本の変更をしたならしたで、
それも料理するのが監督の手腕なので、永岡監督とは全く趣味嗜好、
見せ場や力量など合わないことは分かっている。(五稜郭もテレビスペシャルで
良かったのでは?)
さて、今回の長野県警組、実に素晴らしい映画という舞台で
風呂敷を畳めた感です。本当に素晴らしかった。
青山先生が抱えていた長野組の着地点の構想と現状黒の組織で
巻き起こった事案を絡められた上に幼馴染がやっとくっつく、という
青山劇場必須のコンテンツもあった。
私個人は櫻井さんの脚本なので信頼はしきっていた。
鰐の部分を一切合切カットしたのも良かったと思う。(今回のメインはあくまで長野組)
監督と脚本の相性が本当によかった。
今回良かっただけに、本当になぜ緋色の弾丸があんなことになったのか…。
過去を蒸し返すべきではない、や、今回は今回だけで、と言われる言葉かも
しれないが、30作目前の歴史がある。
今回偶々ヒットした、今回は良かった、の偶然ではない。
緋色の弾丸で大頓挫した過去から、やっと良作を出せたという
制作(公式)の思いだと思う。
私が過去作(特に緋色の弾丸)を矢面に出しているように、制作側にも
緋色の弾丸の苦い部分を噛みしめているはずだ。
次はいい物をだす、という言葉や理想だけでは結果にならない。
今回の映画が良かったのは、制作側がしっかり苦い経験だと認識して
くれたお陰ともいえる。
あと3年。原作は既にネタ切れのようなので青山先生も映画に注力している
と思う。
最後、コナンが新一に戻るのが漫画なのか、映画なのか、というほど
近年のコナン映画での原作置き換えの比重は強い。
青山先生にはいろいろな風当たりもあったと思う。
お体に気を付けて、最後まで頑張ってほしい。
歴代最低レベル
原作ファンのため、長野県警絡みのエピソードも当然知ったうえでの鑑賞
この作品を高く評価している人の気が知れない
歴代のコナン映画の中でも群を抜いて面白くなかった
特に中盤から終盤にかけ中途半端な緊張感が続き、抑揚が無くかなり退屈に感じた。
大和勘助が犯人に何度も襲撃され、その度に本人や周りが窮地に陥る描写があるがあまりの学習能力の無さにイライラが止まらない。
また、ピンチに陥る度に何かしらの手段で解決するといった描写を繰り返し体験するため、終盤の「死んだと思っていた大和勘助が実は生きていた」という本来熱いであろう展開に意外性が無く、盛り上がりに欠ける。
主要キャラが映画の中で死亡するはずがないのは重々承知しているが、だとしても見せ方があまりにもお粗末ではないだろうか。
今作の一番の魅力は「小五郎が眠らずに推理を披露する」というところだと思うが、伏線の張り方が露骨すぎて犯人が序盤で分かってしまうため、肝心の謎解き要素が弱く非常に残念。
隠れ公安として登場した犯人であるが、ストーリー進行の都合上とても公安と思えないほど頭が悪く描かれているところも不満である。
まだ核心を掴んだわけでもないワニを「これ以上捜査されると不都合である」という理由のみで殺害するのも動機として無理がある。
捜査員ひとりが殺されようとも代わりに別の公安の人間が捜査を担当するだろうし、根本的解決になり得ないことくらい当然想像がつくと思うが。
また、犯行を裏付ける証拠が身に着けていた手袋なのも安直すぎて落胆した。処分しろよ。
ここまでつらつらと不満を述べてきたが、結局のところゼロの執行人のようにクライマックスでずば抜けて熱い演出があればいちコナンファンとしては満足なのだが。。。
ギャグとしか思えない瓦礫でのスノボ、キャラ崩壊気味の哀ちゃん、レーザー光線での目つぶし、どう考えても犯人が死ぬレベルの爆発など、ツッコミどころの多すぎる怒涛の展開の連続で辟易とした。
挙げればキリがないが、子供向けの作品ということを差し引いても減点せざるを得ない要素しかなく、加点要素も限りなく少なかったため歴代のコナン映画の中では最低レベルの作品だと個人的には感じた。
眠気を忘れた
コナン映画眠くなる病が発症して、だいぶ序盤から話が入ってこなかったのだけれど、これまた早くからお手洗いに行きたくて眠気を感じる余裕がなくなり、いつの間にか集中して楽しめていた(お手洗いも最後まで我慢できた)。
雪山やパラボラの映像美、迫力のある銃撃戦はとても魅力的で、アニメーションの良さが存分に表れていたと思う。特に雪崩のシーンはドキドキした。
今回も登場人物が多く、昔のコナンしか知らない私は長野県警のくだりについていくのが大変だったけれど、なんとかストーリーも把握して、謎解きも楽しむことが出来た。
ただ真犯人の動機がちょっと八つ当たりじゃない?気の毒ではあるけれど、彼女直接的には怪我させられてないし殺されてもないからそれでそこまでするかと。
小五郎さん今回かっこよかった。
コナン君は今回も異次元なアクションしてた。
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