「アニメスペシャル並の出来」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) しやんさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメスペシャル並の出来
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長野県警もおっちゃんも好きなキャラなので楽しみに劇場へ向かったが期待はずれだった。
まず場面転換が多すぎる。コナン視点、おっちゃん視点、公安視点など、ワンピース並に場面がコロコロ変わるので物語に集中できなかった。
おっちゃんも銃の腕だけ披露して新一のメール読んだだけで推理してないし、長野県も存在意義があまり感じれなかった。どちらも推理するシーンが楽しみだったのに結局新一が推理するのかよと。おっちゃんの遊びじゃねえんだ、俺が仇をとってやると意気込んでたのは何だったの。推理の鍵となる伏線も雑さを感じた。特にあだ名の伏線は酷く、くどかった印象だったので残念。コナンって何気ない描写が推理の鍵になるって面白さがあるのにこれじゃあ視聴者にもバレバレ。今年公開されたドラえもんの映画の方が伏線出すの上手かった。かといって組織映画のように大して盛り上がる場面も少なくコナン映画というよりアニメスペシャルを見ている感じ。
あと緋色の弾丸を脚本してた方だったからなのか、メインキャラの由衣さんやメインヒロインの蘭姉ちゃんより灰原の方が活躍してた。去年のキッドの監督と言い、自分の推しキャラを全面に出して監督や脚本の自我出すのやめて欲しい。公安(安室、風見)もめちゃくちゃ出しゃばってくるからおっちゃん達出番が取られているようで不快だった。来年も原作に2回しか登場していない萩原千速がメインなのであまり期待していない。どうせ抱き合わせで安室もとい察学校組が出てくるだろうし。警察学校組が多すぎてコンテンツが侵食されている気がする。
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