「ちょっと感情弱いかな。三度目の波に乗れるかは貴方次第。」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと感情弱いかな。三度目の波に乗れるかは貴方次第。
第1の波
・黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年):138.8億
初めての100億超作品。この作品はスペクタクル巨編で絶賛!
特に生死を彷徨う感じと、もう元には戻れない儚さ。
そして愛と哀が感じられて凄く良かった。
第2の波
・100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(2024年):157.1億
第1の波が起こした勢いに続く第2波で 通常は弱くなるのが一般的だが
今までコナンという作品に乗れてなかった人達、第1波に乗れていなかった人が
乗らなきゃとなって 怒濤の勢いで起こった波。
服部平次と遠山和葉に華を持たせた作品でファンががっちり底上げした感が
あった。
そして 第3の波
・隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年):1xx億??
第1,第2を受けて起こる第3波。更に出遅れていた人達による怒濤の勢いが増すと思われる。もはや他作品アニメでこれだけ熱中出来るものが ”鬼滅の刃”"ワンピ-ス"”ドラえもん””クレしん”以外に今は無く、よって社会的現象に成っていると思われる。
場内は もの凄く、もの凄く多いお客様の勢いを感じた。
今日は「名探偵コナン 隻眼の残像」を鑑賞です。
毎作 封切日に行きますが、今作はなんか人が多かったですね。
勢いが違い最早社会現象なのかと。劇場側は嬉しい悲鳴ですね。
肝心の内容ですが、長野県南佐久郡南牧村野辺山にある”国立天文台 野辺山宇宙電波観測所”が舞台と成って展開してゆきます。
※私も是非訪問してみたい!!
県警と正体を隠す公安といつものメンバ-の活躍ですね。
今回は ”司法取引”法案を巡り沸き起こる殺人、憎悪、そして復讐劇な話です。
愛を形成する部分もベ-スはありますが色濃い表現はありません。
※ここ 展開的に結構大事なんだけどもね。ちょと期待してたお客様にはガッカリだったかもです。大人向けの愛でしたね。
アイテム登場も一般的なものばかり。でも銃関係、ガンアクションは多かったかな。音入れ臨場感は良かったと思います。
そして、雪山と大規模雪崩。記憶の彼方に消えた 蘇る目撃現場。
ここが事件のカギ。
雪崩場面とその後の犯人へのトドメ一撃はいつもながらに迫力あったですね。
果たして 誰が犯人なのか。その動機とは・・・
全体的として、沸き起こる犯人に対しての想いとか感情、受け取れる愛情が弱かったです。 同情心は薄かったかな。父の深い念にも もう一つ描写が弱いでしょうか。(アニメ作にそんなに求めてもですがね)
そもそも司法取引自体に客席が興味なさそうでしたわ。
そこが 展開として惜しい所。
この第3波でもって
一旦この社会現象は終息するのではと感じております。
※チラシの無くなり方で大体人気度は分かるのですけども。
ご興味ある方は
友人、家族揃って
是非 劇場へGO!!
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