「小五郎がかっこよく見えた」名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック) コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0小五郎がかっこよく見えた

2025年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いつになく小五郎がかっこよくて、惚れてしまうやろレベルでした。
今回は小五郎と長野県警メンバー、そして警察庁の公安がメイン。
わりとその長野県警がどんな人物関係なのを把握していないと厳しい側面はありました。
私は原作&TVシリーズでの長野県警については大半観ていなくて知らず、ググってで軽く調べてから足を運びましたんでなんとかなりました(逆に言えばその程度で物語には入れる親切な脚本でした)。
ここ数年の過去作より、やや推理要素は強め。

回を重ねるたびにより面白く、より事件は複雑かつ派手に、絶対的ヒットを目標に作られるシリーズの濃厚なこと。
努力がすごいな、と感心することしきり。

ただ、すごさのインフレが止まらない気はしました。
もう、公安にも内閣調査室にも警視庁&警察庁上層部にも、コナンの推理力と、アガサ博士の発明道具が国家安全保障レベルの重要機密として共有されているような。
コナン、黒の組織から見ても、全然身を隠してないよなー
という相変わらず、ツッコミどころはスルーする能力が求められます。

あと、謎解きの後、犯人に逃げられて、その逃走劇で派手なアクションに持ち込むのは無理やり感を伴うので、できれば犯人が捕まって、なにかの仕掛けによって自動で大破壊がはじまる罠をコナンたちが阻止するような展開の方がすんなりいくんじゃないかと思いました…ってけっこうダメ出ししてるかも。

エンドロール後に、真のエンディングがあるのも基本フォーマットになってきた感じで、シリーズ初めて観に行く人は、場内が明るくなるまで立ったりスマホ電源入れたりはしないことを推奨。

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