リライトのレビュー・感想・評価
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題名(リライト)の捉え方
ヨーロッパ企画 上田さんの脚本らしさがあらゆる所に出てた(タイムリープ)
個人的に題名はre write とre lightの意味を持っていると思いました…
End lesssummer>少女は時を翔けた で有り 最後のselect少女は、同窓会の主催者<転校生だったんだろうな〜
ファンタジー性が強いものの、共感出来れば楽しめる作品
ちゃんと面白い
松居監督(大悟)と「サマータイムマシン・ブルース」の脚本家上田さん(誠)。ならば酷いことはないだろうと鑑賞。やっぱりちゃんと面白かった。上田さんはヨーロッパ企画の主催者。彼の脚本で観た映画で言えば「四畳半タイムマシンブルース」(22)「ペンギンハイウェイ」(18)「夜は短し歩けよ乙女」(2017)と、俺との相性は極めてよい。実写では「リバー、流れないでよ」(23)が記憶に新しい。こうして振り返るとタイムリープ、好きなんだなあと思うね。タイムリープ物はちゃんと考えないといけないから、彼のような緻密な作家が得意にするところなのかな。まあ、原作ある場合は原作者が考えたのか。ただ本作で言えば、「いや、それはなんでも」的なハメを外したような設定で俺たちを煙に巻くシーンを描くのは、演劇の人だからお手のもの。そんな設定でも「でもまあ、絶対できないとは言えないかもな。うん、よく頑張ったよ。いい話じゃん」と思わせる勢いが、脚本と監督の才能なんだろうな。まあ、観てください。ちゃんと青春映画だと思う。
森見登さん(美彦)原作ものに比べると軽いというか小さいという点は、これはもうしょうがないよね。
池田さん(エライザ)はじめ全員が、28歳とその10年前を兼ねるのだが、けっこう高校生時代もできてた気がする。頑張った。久しぶりに久保田さん(紗友)もたっぷり観られて楽しかったが、彼女と初めて出会ったのは2017の「ハローグッドバイ」だったので、ちゃんと10年近くたったんだなあ、と感慨深い。
尾道ロケと言えば「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」。それらに出演した尾美さん(としのり)と、「ふたり」に出演した石田さん(ひかり)を配置してるのは渋いですね。ノスタルジーでした。
演劇系の映画は、面白い、小物感、記憶に残るのだが深くない、といった点で俺の中では共通している。「さすが、上手いなあ」で終わる感じ。それってすごいことだし、その分、肩肘張らず観られるのは圧倒的な強みだと思っている。
あ、書き忘れてた。橋本さん(愛)、さすがです。この映画を締めてるのは、あなたの演技です。感服。
おまけ1
やっぱ、ラベンダーの香りがしなきゃね。これを定着させた筒井さん(康隆)とNHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」に栄光あれ。
おまけ2
へえ、化学実験室でなくて図書室なんだ、と観ている際には思ったが、やはり最初は化学実験室なんだ、とわかった時は、またノスタルジー。そういった意味では爺さん向けの映画?
おまけ3
あゆみの飲み屋での、登場シーン、いいね。最高だよ。呑み会周りは全般に渡りさすがだなあ、と思わされた。
果たして人生は「リライト」できるのか?
6/29「リライト」ティーチ・イン
で質問!できました✨
やはり焦点は、、、
ラストの主人公・美雪の「無音のセリフ」!
僕の解釈を監督にお話ししましたーー
「歴史(未来・現在・過去)を変えていいのか」という論点で、、、
やはり、美雪は優しい、まっすぐなジャッジを下したのではないか、、
(倫理的にも道徳的にも、、、)
それについて、松居監督は僕の目を見て真剣に答えてくださいました。
監督自身の個人的なジャッジは明かさずにーー
松居監督こそが優しくて、まっすぐな方です。そうでなければ、こんな感動する純粋な「リライト」は創れない!!!
6/23.ティーチ・イン
で、質問!できました✨
松居大悟監督が登壇されてティーチ・インがありました。その際の質問に対し「謎」であった、主人公・美雪のラストの「無音のセリフの内容」へ一つの「監督なりの回答」が聴けました。
「私なりの解釈」は置いておいて、監督の回答はまさに思いやりに満ち溢れた「心」のきれいな方々(監督や脚本家を含め)の「発想」そのものでした。
私は、この作品に時間を忘れて没入し、涙を流しました。人の優しさ・温かさに触れて幸せを実感する作品です。もう、これ以上、記せません。
力量を全く感じなかった
予告編は見ない方がいい
タイムリープの繰り返し
同名小説を映画化したSF青春ミステリー。300年後からタイムリープしてきた未来人が33回繰り返すストーリーで先が読めず一筋縄では終わらない展開が如何にも小説らしい作品。主演を演じた池田エライザも主人公にピッタリの印象で彼女の演技と魅力に引き込まれた。
2025-96
タイムリープ×青春ミステリーというキャッチコピーだけで片付けるには惜しい作品
観たいと思っている映画「国宝」はかなり混んでいるので、平日に回して「リライト」を鑑賞。
松居大悟監督、上田誠脚本のタイムリープ系映画。
池田エライザ演じる主人公美雪と、ある本をきっかけに300年後の世界からやって来たという転校生保彦、夏を迎え2人は秘密を持ちながら恋に堕ちる。
そしてあるきっかけで、ほんの短い刹那に10年後の自分と出会い、作家となりこの出来事を本にするよう告げられる。
未来へと帰ると告げ、美雪の前から消える保彦。時は経ち10年後、作家となり小説としてその夏の自らの経験を書き上げた美雪は、タイムリープを完結させるべく故郷である尾道を訪ねる。
そこで同級生と再会を重ねる中、話は思わぬ方向に展開して行くところから、少しずつこれまでのタイムリープ系映画を超える奇想天外なストーリーに発展していく。
尾道の心地よい夏の空気をスクリーン全面から感じ、テンポのよいストーリー展開に127分片時も飽きる事なく集中できる作品。
「地面師たち」(Netflix)や「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)で好演した池田エライザの演技が光る、やさしく沁みる映画。
タイムリープ×青春ミステリーというキャッチコピーだけで片付けるには惜しい作品だった。
細かいことは気にしない
尾美としのり出てるし尾道だし、ラベンダー香り漂うし、例の映画のオマージュかと思ったが途中から全く違う展開になり面白かった。この発想は無かったし、めっちゃ新鮮でした。クールな未来人もループ繰り返すうちに表情にイラッと感出てきてウケた。単に節操の無い男かと思いきや、そういう理由だったのですね!しかし未来変わっちゃったけど旦那さんとの出会いには変更なし?細かいことは気にせず、美しい尾道の風景と途中からの伏線回収を楽しみましょう。
転校生の存在感がすごすぎるw
中盤は最高
なにげに尾道
爽やか青春SF化
原作既読組です
映画化にあたりだいぶライトな展開になるように、特に終盤を改変しています。
これ自体は話の本筋を変えるようなものではないし、個人的にはアリかなと思います。
なので、「史上最悪のパラドックス」というコピーは、うーんそこまでかな?という感じです。
原作のほうは思いっきり最悪ですが、本作はイヤミス的な展開が得意じゃない方も安心して観られるストーリーになっています。
途中のドタバタ展開、確かに無理がありますが、論理的には矛盾していない。
まぁタイムリープものだしSFだし、都合がいい話だけどあれはああいうものだとして理解するしかないし、多少のご都合主義に過剰に突っ込まないはSFのマナーだと思っているので、仕方ない 笑
しかし、橋本愛さんがキャスティングの中で明らかに異質なので、あーこの人キーパーソンだなー的な感じが序盤から見えてしまうのがちょっと残念でした。
端役で出るはずはないので、主演の池田エライザさんと対をなす存在になるんだろうなという推測ができてしまいます。
予算的な事情もあると思いますが、もう少しキャストのバランスが取れているとモアベターだったのになーと思いました。
広げた大風呂敷をたたむのに懸命の忙しい映画だった
うーーーん
映画自体がリライト
面白かった
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