リライトのレビュー・感想・評価
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もっと尾道を!
メチャクチャ面白かったです
「時かけ」と上田誠ワールドの融合を楽しんだ
原田知世主演の「時をかける少女」といえば、SF青春映画の金字塔のような作品。未だに好きな映画として挙げる人も少なくない。そんな名作映画へのオマージュを感じさせる本作。ラベンダー香りとか実験室が出てくるだけで「時かけ」好きにはたまらないんだろうな。
転校してきた未来人・保彦の服装が普通じゃなくて未来っぽいところがまず面白い。保彦のセリフがちょっぴり棒読みなのも未来人だから?意図的なものなんだろうか。そう思わないとあの棒読みは受け入れられないけど。
美雪と保彦の出会い、交わした約束。10年前の自分がタイムリープしてくるのを待つシーンまでは「時かけ」っぽいSF青春映画のテイストだ。その後は誰が小説を盗んだのかというミステリー要素が強くなっていく。そして徐々にタイムリープを絡めたコメディという上田誠っぽい話に変化していく。終盤、様々な伏線が回収されていくのは気持ちよかった。特に夏祭りの真相が語られるあたりが本当に面白い。いや、あれだけの人数いて気づかれないわけないだろとも思うが、それを言ったらタイムリープ自体がありえない設定だからあまり文句は言えない。
そして松居大悟監督が得意な、ちょっと切ないラブストーリーにもなっているところがいい。しかも美雪ではなく、茂の恋物語として切なかった。高校時代の恋心に揺さぶられる彼らの姿が愛おしい。これ、原作を未読だからわからないが、どこまで脚本でいじられているのかが気になる。かなり上田誠を感じる脚本だったから。松居大悟と上田誠にはこれからも期待していきたい。
尾道だらけ
7月1日、高校3年の美雪の学校に保彦という男子生徒が転校してきた。保彦は、ある本を読み、その時代に憧れ、300年後からタイムリープしてきたといった。未来人の保彦と秘密を共有することになった美雪は、彼に尾道の街を案内しながら2人は毎日のようにデートした。7月21日、美雪は保彦にもらったタイムリープ出来る薬を使い、10年後の自分に会いに行った。未来の美雪は過去の美雪に、自身の書いた本を見せたが、それは未来から来た保彦と美雪の事を書いた小説だった。過去に戻ってきた美雪は、物語を書いて時間のループを完成させることを約束し、保彦は未来へ帰っていった。10年後、ようやく本を出版した美雪は、過去からタイムリープしてくるはずの自分を待ったが、なぜか一向に現れなかった。日にちを間違えたのかと数日実家で過ごし待っていたが、やはり現れなかった。そんな時、高校の同窓会に参加した彼女は、同級生から10年前の真実を知らされ・・・そんな話。
まず、オール尾道ロケとの事で、見覚えある風景がたくさん出てきて楽しかった。
特に千光寺の風鈴は先日行ったばかりでインスタ映えする所なのでいいな、って思った。
ストーリーは、まずクラス全員と同時進行で学校内で過ごすのも凄いが、祭りで花火はちょっとやり過ぎでは?ま、映画だから良いけど。
伏線回収もちゃんとされてたし、面白かった。
7月21日の地震もフィクションみたい。大きかった芸予地震は2001年3月だし、2011年も2012年も震度1の地震は有ったが7月21日じゃなかったので。
美雪役の池田エライザはいつもと変わらず良かったし、保彦役の阿達慶は初めて観たが羽生結弦みたいな中性的な魅力が有り、未来人にはピッタリだった。
茂役の倉悠貴もキーマンとして活躍してて良かったし、友恵役の橋本愛も本作の題に関係する重要な役所で、存在感あって良かった。
久保田紗友、前田旺志郎、山谷花純、森田想、など、生徒役も豪華だった。
過去の尾道ロケ作品に出てた石田ひかりと尾美としのりも出演してて過去作へのリスペクトを感じ良かった。富田靖子や原田知世は呼べなかったのかな、とも思ったけど。
美しく風情のある尾道の風景、多くの人に観てもらいたいと思った。
ん〜、面白かったけど、ちょっと謎解きが分かりづらかったかな
なんか結局よく分からなかったけど なんかすごく面白かった
未来人とかタイムリープとか信じない、あるのはこの世界線だけだと思っているのでこの映画も違和感ありまくりですがなぜか許せる感じ
この手のやつはどうしても???なとこが多いんですがそんなこと気にせずぶっ飛んじゃってます
タイムループのルールが破綻
尾道のタイムループもの!
見終わってから気が付きました。
ショートカットの制服池田エライザは可愛いね。
初めの30分はかなり厳しい。
配信ならこの時点で観てないかも。
その後、いろいろと展開しますが、予告バレしてるのでそんなものかと。
予告の評価でハードルが上がってしまったのか。このタイムループのルールでどんな展開になるのかと期待してしまいましたが、そりゃ、そんか有名女優さんがいたらそうなるのでしょう。
最後はタイムループ自体のルール崩し。
密室殺人事件、犯人予想ながら観てたら、犯人は超能力者みたいなガッカリ感。
見終わっても、なんだろう、、、感情があまり動かないかな。
J事務所の見たことの無い男子。いくらなんでも大根過ぎるかな。ファン投票かな、、、
唯一の救いはエライザの旦那さんですね。デブで髭でもエライザと結婚できるんか。
というか、ヨーロッパ企画か。これはコメディなのか、見方間違えたかも。
リライト
尾道映画の新たな秀作
尾道を舞台にして、未来から来た転校生とタイムリープ、当然のようにラベンダーの香り、と「時かけ」をガッツリ素材にしながらさぁどうするのか。
原作は未読ながら脚本がタイムトラベルものの名手、ヨーロッパ企画の上田誠だけに期待は高まる。
観てみれば…うーん、ネタバレにならないように語るのは難しいが、「時かけ」やりながらセッティングする第1幕、上田誠み全開の第2幕、ツイスト加えながら松居大悟監督らしく切なさを滲ませる第3幕、ってところか。
特に中盤めちゃくちゃ楽しいんだけど、ちょっと食い足りないところを終盤回収してくる感じ?がとても居心地良い。
尾道人としては、尾道なのか瀬戸田なのか行ったり来たり忙しいこっちゃ、と思ってしまったけど、映画的には大正解。尾道映画の新たな秀作誕生で、聖地巡礼は瀬戸田も入れるべき時だな。
70点ぐらい。『時をかける少女』
ここ映画.comの特集記事で絶賛されていて、尾道ロケらしいじゃないですか♪
『時をかける少女』(1983年版)のファンとして、ほっとけないじゃないですか(笑)
超期待して観たけど、思ってたより良くなかった(笑)
ややこしくて、よく分からないし、感情移入しずらい(笑)
ただ『時をかける少女』へのリスペクトやオマージュがハンパなくて、ファンならニヤリとしてしまう(笑)
僕は嬉しかったです(笑)
もはや『時をかける少女』を観てるか観てないかで捉え方が変わってくる作品だと思う。
その『時をかける少女』と同じ、尾道の風景が懐かしい感じで美しくて行きたくなった。
友恵を演じた橋本愛さんが、とても良かった。
初めて知ったけど、演技も雰囲気も容姿も含め、いい役者だと思った。
正直に書かせて頂くが、チョイ役の方々の演技は酷くて減点に響きました。
さあ、分かりずらかったし、もう1回観よ(笑)
シン・時をかける少女
事前の情報をほとんど入れずに見たのだが、どう見ても場所は尾道、未来の少年と現代の少女のボーイミーツガールストーリー、そして“その時” にラベンダーの香りがするとなれば、これはもうほぼ全員が「時をかける少女」を彷彿してしまうだろう。
しかし、きれいな円環が閉じられるはずのループがどうもうまく繋がらない。そこでタイトル「リライト」。
そこからは、どうやら自分と似たような経験をした同級生が現れ、作中にも出てきたが「もしかして二股をかけられた?」と見ながら自分も思ったのだがこれがとんでもない。まさかの三十三股とは😅
33通りの綿密なスケジュールを組む彼の苦労は並大抵ではないのだが、見ている。こちらとしては、思わず吹き出してしまうほどの滑稽さだった。この一連のくだりは本当に素晴らしい。
池田エライザさんも失礼ながら制服がとてもよく似合って、リアルJKと言っても充分に通用する。それに比べると橋本愛さんは(意識してそうしたとは思うが)少しJKにしてはケバい感じで、最初誰だかわからなかった。
PS 最後に出版された本のタイトルは「エンドレスサマー」だったけど、これが「時をかける少女」だったら、たぶん私は泣いた。
脚本はきれいにまとまっていたが、作品はふわふわ
いろいろなコラボに、期待していた作品。
最終的にはきれいにまとまり、とても面白かった。
前半、ゆるい展開、ゆるいキャラクター、よくある展開で、間延びはするものの、後半にかけてのワクワク感、そのキャラクターが活きてくる展開に目が離せなくなった。
脚本はさすがで、よくできているし、青春要素もよかった。
ただ、作品としてはラフさ、シリアスさ、尾道の美しさがごちゃごちゃしており、まとまりのない印象はうける。いろんな才能が集まった弊害か。
また、10年またいでの場面が多いために、高校生のシーン俳優の見た目には無理があり、ずっと馴染めない感はあった。
大人になった池田エライザ、橋本愛は美しいし、華があり、それだけでも見応えはある。
あと、リバーの藤谷理子がでてたのがニヤッとした
面白かったがもっとできる印象。
同級生全員の物語
円環の理を抜け出すピルの色とは
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