リライトのレビュー・感想・評価
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キラキラした時空青春モノ とは単純にならないところが良い(笑) み...
キラキラした時空青春モノ
とは単純にならないところが良い(笑)
みんな言っているようにネタバレ無しで観ると面白いやつで
面白さ保ちながらしっかりと状況も描写出来ていると思う(笑)
そして観終わった後に色々語れる良さもあり
考察とかも楽しみな映画だった。
愛のためいき
未来からやって来た同級生に恋をして小説家になったJKが10年後小説家になって約束と時間のループを果たそうとする話。
自分を未来人と言う転校生と特別な20日間を過ごしたJKが、彼がこの時代に来た目的の小説を出版する未来をみて巻き起こっていくストーリー。
尾道だしタイムリープだしラベンダーの香りって…ねぇw更には先生は吾郎ちゃんだし。
尾道三部作の時をかける少女をオマージュしたカットやシーンてんこ盛りでみせて行き、リブート的な感じなのかと思いきや、10年後になって、えっ!?そういう話し?w
パラドックスがーって言っていたけれど、どう考えても起きちゃってますよね?w
設定自体はどう考えてもコメディだしご都合主義満載だけれど、空気感は至ってマジメに軽くつくられていてなかなか面白かった。
大林版の「時かけ」好きは、観に行くべし!
松居大悟監督に、上田誠が脚本というのに、ノーマークだった自分の情けなさ…。
フォローさんのレビューの書き出しを見て「!」となり、たまらず午後休みをもらって観に行ったのだが、大正解。文句なしに、面白かった!!
とにかく「大林版の『時をかける少女』が好きなら観に行くべし!」と声を大にして言いたい。
冒頭からリスペクトがハンパなくて、それだけで泣けてくる。
大作、話題作が目白押しの中なので、興行的にはもしかしたら苦戦してしまうかもしれない。(実際に自分の観た回は、観客は2人のみ…)
だが、内容は負けてないし、タイムリープ物としては「まだそんな展開を思いつくの⁈」と、新たな地平を見せてくれた感じがする。
原作未読なので、どこまでが上田誠オリジナルかわからないが、彼らしい笑いも入れつつ見事にまとめられた脚本にまず唸る。ただ、それ以上に、トータルでみると、小物の使い方、群像の扱い方、何気ない風景の描き方等々、やっぱり松居大悟の映画だなぁと思わせられるところがいい。
語りたい部分はいっぱいあるけれど、ネタバレは避けたいので、今回のレビューはここまで。騙されたと思って、みなさん観に行ってください。(土下座)
さすがの上田誠と松居大悟のタッグでした。
タイムリープ
想像のナナメ上をいく展開!
いやー、おもしろかった!
予備情報何もなしに観るのがおすすめです!
池田イライザの高校生姿かわいいなー、とか
尾道が舞台で尾美としのりが出演していたり、
小説のタイトルとか(これもとても重要な伏線)
「時をかける少女」へのオマージュがいっぱいだなー
と恋愛映画のように思ってたら途中から
想像のナナメ上をいく展開となりビックリさせられました!!
そこからコミカルな展開になるのかと思いきや
橋本愛の壮絶な演技でシリアスに引き戻すところもすごく良かった!
橋本愛、ほんとうに美しかった!
なぜ同窓会に全員集める必要があるのか、とか
あの時のあれがああだったのか、とか
もう一回鑑賞するとより楽しめそうです。
倉悠貴に最初から注目しておくほうがよいですね。
あと私自身も最近知ったのですが、亡くなった次の年が
一周忌、その次から数え年になるので2年後が3回忌、
なのであってるんですね。
ずっと説明しているだけの映画です
尾道タイプリープの新作
尾道×タイムリープ×ラベンダー=オヤジ狩
300年後から来た未來の青年がクラスの仲間達の人生を変えてしまう作品って感じの作品。
素敵なファンタジー映画みたいだった。
だけど観賞後に考えたら、未來から来た保彦がタイムリープから抜け出す為にクラスメイトに色んなお願いをする自己中心的な大迷惑な作品だった感じ(笑)
主役の保彦を演じたのは阿達慶さんって方。
映画初の方らしいけど保彦を演じた姿が何だか謎(笑)
演じた保彦のキャラなのか?
阿達慶さんの演技が今一つなのか?
どっちか全く分からない(笑)
池田エライザさんとのラブストーリーかと思いきやそうでも無く。
中盤からは保彦は浮気性なの?
と思ってしまった展開(笑)
お祭りのシーン。
後からカオスな展開だと解るもののカオス度があまり伝わって来なかったのが残念。
メガネ姿の久保田紗友さんには全く気が付きませんでした( ´∀`)
終わってから始まった物語り
「時間」にこだわりがある
「劇団ヨーロッパ企画」主宰者『上田誠』による脚本。
〔サマータイムマシン・ブルース(2005年)〕の{タイムリープ}、
〔リバー、流れないでよ(2023年)〕の〔タイムループ〕と来て、
今回は再び{タイムリープ}。
加えて、設定・舞台・出演者を加味すれば、
〔時をかける少女(1983年)〕や『大林宣彦』へオマージュを捧げているのは明らか
(が、これも、観終わってから考えれば、
鑑賞者を煙に巻くための仕掛けだったわけだが・・・・)。
とは言え過去作の枠には嵌らぬ驚愕の進展が用意され、
何度も椅子から仰け反りそうになる。
個人的には、
同一日時・場所に同一人が複数存在するのは
{タイムリープ}モノでは禁じ手と思っている。
なので〔バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年)〕は
当然評価しない。それ以外にもご都合主義な設定も多々あるし。
で、本作。のっけからそうした外連味を持ち出すことで、
そのシチュエーションがさも当然と思わせ、
あとあとの更なるエスカレーションが
不自然と感じさせない剛腕を発揮する。
おまけに、一冊しかないはずの本も同一場面でやり取りされ、
かなりの矛盾でしょ?と強く思うのだが、
流れの中では疑問に思わせない描写の仕方が上手い。
{タイムリープ}モノとして観ていると、
次第に〔タイムループ〕をも孕み出し、
お得意の二要素を巧みに融合させているのはなかなかの手腕と感じる。
仔細に見て行けばそれ以外にも不整合と思われる設定は幾つも。
本のタイトルについての疑問や
同時に存在した33の個体のその後などだが、
もっとも顕著なのはラストシーンか。
僅か一ヶ月しかいなかった転校生のことは、
十年経ってもクラス全員の記憶からは消えていない。
にもかかわらず「狭い町だから、ちょっと歩けば
直ぐに知り合いに見つかってしまう」はずなのに、
気付かれないのは何故?
{ジュブナイル}かと思わせておいて、
〔とりかへばや〕や〔夢買い〕といった
昔話の要素すら盛り込み、
人間の黒い側面もきっちりと描いて見せる奇抜さ。
冒頭20分で解決を見たはずの物語りが、
その後予期せぬ展開になだれ込むトリッキーな構成。
瑕疵と感じられる多くを差し引いても、
そうした斬新さにどうしようもなく惹かれてしまう。
何かもったいなさ寂しさがあるなあ
原作は読まずにここまで来てしまった。興味あってあって随分経つのに。それを上田誠×松居大悟という最高の布陣で臨んだはずがそれほど話題になっていないのら何でか。
そんな原作にどれほど忠実かはわからないけど、『時をかける少女』(大林宣彦版)がかなりバッチリなオマージュ案件になっている。ロケーションにもキャスティングにも。の割にはなぜシネマスコープサイズなのかと思ったり、昔の大林宣彦映画がいかに人工楽園としての映画美に溢れていたのかとか画面の凝縮度があったのか、と思ったり、つまり絵の寂しさをいろいろ考えていたらストーリーの本当のスタート、「やって来るはずの私がやって来ない」がやってくる。ここまでが前振りなんだろうけど前振りが前振り消化過ぎてあまり乗れず。そしてさあどうする、も割とテンポはゆったりとす進み、そして同窓会の大暴露大会に入っても一向に盛り上がらない。装置はかなり松居大悟っぽく、もう松居大悟×大林宣彦っぽくもあるがこのやけに盛り上がらない、やけにシーンとした感じは何なのだろうか、と考える。上田誠の脚本は『リバー』もそうだけどループとわかってからの見せ方はもういくつもやりすぎてるくらいだろうからお手のものなのだろうけど、画面が盛り上がらない。『サマーフィルムにのって』ほど盛り上がってくれればと思う熱さがないのは単にメインキャストが30歳近くで高校生を演じなくてはいけないからかはわからない。画面も美術的にも編集にも音楽にも隙というか隙間というかそんなものを感じる。終わってみると話はとても面白かったのだけど、もっと弾け飛んだSFかつ切なSFをみたかったのかもしれない。大林宣彦『時をかける少女』が45歳の時、松居大悟監督が原作39歳どうも年齢の問題だけではなさそう。
これじゃない感(ネタバレなし)
時をかける少年がいっぱい
SF好きに
主人公達の高校時代の青春とその10年後を美しい尾道の夏を舞台に描くタイムリープ・エンターテインメントの新たなる傑作の誕生!!
斬新なストーリーと魅力的なキャストに加え、夏の尾道、夏祭り、花火大会、甘酸っぱい思い出の青春時代
と、ノスタルジックでメチャクチャ心地良い秀作
主役の池田エライザさんと橋本愛さんは大好きな女優さんでその2人が出ているというので個人的にはとても贅沢な作品で眼福でした
エライザさんはすごく可愛いくて良かったし、特にJKと10年後の役を微妙に雰囲気を変えた演じ分けがさすがだなあと思いました
愛さんも演じ分けは良かったけど、明らかに違いがある役なのでそこまでではなかった、その代わりキリッとしてて相変わらずクールビューティーで本当にカッコよかったです
原作は読んでないけど先も結末も読めない一瞬たりとも見逃せない、ツイストが利いた面白い脚本にグイグイ引き込まれましたが、後半の展開は少々頭がこんがらがってきて、ついていくのに必死だった感もありました
が、総じてすごく雰囲気が良くて面白く、どことなく懐しい匂いのする良い作品だったと思います
そして本作は下記に示すポイントから明らかに邦画の大傑作『時をかける少女』(1983)やその監督 大林宣彦監督の作品を意識したシーンや設定が散りばめられており、当時のリアルタイム世代としては観ていてとても楽しかったです
・舞台が尾道
・学校の先生を演じるのは尾美としのりさん
・主人公のママを演じるのは石田ひかりさん
・ラベンダーの香り
・ストーリーの中心は“転校生”
・エライザさん演じる美雪の書く本のタイトル
また毎年夏になると観たくなるお気に入りの作品が増えました
ネタバレ厳禁系
上田誠脚本、本広克行監督の「サマータイムマシーン・ブルース」(05)が大好きなので、大いに期待して観ました。池田エライザ主演映画は初めてかもしれませんが、彼女の目力には引き込まれますね!前半は尾道の美しい風景とエライザの美貌を観ているだけで満足でした。タイムループものだからややこしい話になるのは覚悟していましたが、想定どおりややこしく、種明かしになる後半が見所でしたが…(汗;)。物語としては面白いのですが、みんなを一瞬でトリコにしてしまう保彦役(阿達慶)などのキャスティングや演出が個人的には好みでなかったような気がします。脇役では、後半になって活躍する倉悠貴に好感を持ちました。ドタバタコメディに徹していた「サマータイムマシーン・ブルース」と比べてはいけませんが、わりと平板な印象でした。
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