リライトのレビュー・感想・評価
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いいじゃない
原作は既読。出だしの青春純愛パートは原作通りかな。池田エライザも期待通り上手く演じてる。
中盤のミステリーパートは脚本頑張ったねぇ。原作は字だけなので色々ミステリー的小細工ができるんだけど映像では出来ない。そこを早々にネタバレして青春純愛じゃなかった混乱を楽しむ方向に持っていったか。クラス全員手抜きせず高校生してる。いや、良い出来だと思います。
終盤の黒幕パートはイマイチかな。原作の方が味がある。ここをどう演じるかで解釈が変わるので楽しみにしてたんだけど、イマイチだったかな。
大林作品オマージュ部分も私は違和感無く楽しめました。ちなみに大林作品好きです。尾道聖地巡礼もしております。
もっともっとヒットして良い作品だと思うんだけどなぁ
主役の池田エライザさんはとても可愛かった
中盤の早い段階から、完全に台詞でのお話しの展開の説明(ほぼ言い訳)が始まってしまい、エンディングまでセルフネタバレ的な説明地獄が続きます。
極めて稚拙で面白くない映画だと感じてしまいました。
まるで、手足を縛りつけられたままで、動く歩道でゆっくり延々と、目的地まで運ばれていく感じでした。
橋本愛さんの演技は、また一つ私の中でガッカリが増えました。
主役の池田エライザさんはとても可愛かった。
なにげに尾道
友恵の物語が勝ってる
友恵の物語が勝ちすぎてる。。。
親ガチャ大ハズレ。
浴室が自室で、
読書(フィクション)がよりどころ
小説を書くことがあるいみでの復讐
しげるの密かな片想い
ロープウェイには乗れず
花火も片隅でみて
いっそのこと、友恵を実質の主人公にするくらいの脚本でもよかったかもしれません。
影の立役者がすごい
予告で気になってたので鑑賞しました!
高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。
彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。
保彦と秘密を共有する美雪。やがて二人は恋に落ちた。
そして、7月21日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は10年後にタイムリープする。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。……絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説―タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし。
10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。―
しかし運命の日、いくら待っても10年前の美雪は来なかった。なぜ来ない!?
あの夏のタイムリープの謎と秘められた感情が、10年の時を翔けて明らかになる―
現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は?
というのがあらすじ!
原作があるみたいでそれは未読です!
観てて思ったのがパラレルワールドはなさそうでしたね
同じ時間軸で物語は展開してそうでした…
たぶんですけど笑
最初は二股かなと思ったけど花火のことがあるしな〜と思ってたらまさかの茂以外のクラス全員とは思わなかった…笑
しかも保彦が33人いるのは笑ってしまった!笑
旧校舎が倒壊した時は友恵以外みんな飛び出して未来に行ってるし…
そこまで保彦がみんなと関係性を深めてたのがすごいですね
そして1ヶ月間の茂の役割が大変すぎる…
夏祭りはほんと地獄でしたね笑
会わないように立ち回ってるのすごいし面白すぎた😂
ほんと影の立役者ですよね
彼がいなかったらこの現在はなかったと思います
でも友恵を最後にしたことで拗れた可能性があるけどそれは運命の可能性もある…
そしてこのパラドックスで人生に影響出てる人もいるけどこれも運命なのか…
あと美雪が10年前の美雪に何て言ってたのか気になる
「それと…」って違う言葉をかけてたし🤔
そこから現在が変わってないとするとパラレルワールドができたかも…
そもそも未来の美雪と同じ言葉をかけたのか?
いろいろ気になるし考えるときりがないですね笑
でもいろいろ考えるのは楽しい😊
原作は読んでないですがとても楽しめました!
原作はいろいろどろどろで最悪なパラドックスみたいで…笑
映画とは違う結末みたいなので読んでみたいです!
面白い映画をありがとうございました!
33人いる!
何を隠そう、時間SF好き。だけど残念ながらほとんどの時間SFでは因果律が破綻している。
この物語も10年前の自分との再会がなくなった顛末がよくわからなかった。そもそもタイムトラベル要素は薄く、同じ時間軸内で33人に33回も同じ人物が学校内や祭りで接触して露見しないという無理筋な設定の方が際立つ。いわんや全員に小説を書かせようとするとか、何のことやら。未来人という告白を皆がすんなり受け入れすぎとも思う。
だいたいクラスメイトの誰かに小説を書いてもらわないと元の時代に戻れないとわかっていて、そんな危うい条件で過去にやってきたのだろうか。あまりにも無謀だ。主人公以下彼に言われたから書くことになったので、自発的でない時点でおかしなことになっている。
法条遥の原作は未読だが、尾道とかラベンダーの香りとか尾美としのりとか、おそらくこんなに大林宣彦色が強いはずはなく。ヨーロッパ企画の上田誠の脚色の段階でこうなったのかと推察するが、余分な味付けに感じた(同劇団の時間SFものは好きです)。
池田エライザも橋本愛も29歳とか、ま、10年後も演じるのでかろうじて納得するけれど、高校生?とクエスチョンマークが浮かぶ。年配の役者が若者に扮するのと、若い役者が年長者に扮するのでは…、後者の方がハードルは低そうだが。10代の有望株はあまり育っていないのだろうか。
時をかけるオマージュはともかく
本を読んでこちらにやってきた
だから誰か!にその本を書いてもらわないと完結しない
でクラス中に書いてもらう?
週毎に試みに失敗して未来人は増殖するチューリップ
まぁ解決は現在に残ったようにみえたのだが
暖かな想い出が利用されているのは嫌な味
人生を書き直すなんて言えるのは小説家か
タイトルなし(ネタバレ)
「サマータイムマシーン・ブルース」「ドロステの果てで僕ら」「リバー、流れないでよ」と、タイムリープモノに定評のある上田誠さんの脚本ってことで観にいきました。さすがに33周でクラス全員男も女もすべていい感じにカップルになるのは無理がありすぎ(すべては描かれてないけど)とか、花火より学校内の方が鉢合わせないようにするの大変だろとか、ツッコミどころは多かったけどけっこう楽しめた。たぶん読まないけど、原作はどうなってるんだ?
爽やか青春SF化
原作既読組です
映画化にあたりだいぶライトな展開になるように、特に終盤を改変しています。
これ自体は話の本筋を変えるようなものではないし、個人的にはアリかなと思います。
なので、「史上最悪のパラドックス」というコピーは、うーんそこまでかな?という感じです。
原作のほうは思いっきり最悪ですが、本作はイヤミス的な展開が得意じゃない方も安心して観られるストーリーになっています。
途中のドタバタ展開、確かに無理がありますが、論理的には矛盾していない。
まぁタイムリープものだしSFだし、都合がいい話だけどあれはああいうものだとして理解するしかないし、多少のご都合主義に過剰に突っ込まないはSFのマナーだと思っているので、仕方ない 笑
しかし、橋本愛さんがキャスティングの中で明らかに異質なので、あーこの人キーパーソンだなー的な感じが序盤から見えてしまうのがちょっと残念でした。
端役で出るはずはないので、主演の池田エライザさんと対をなす存在になるんだろうなという推測ができてしまいます。
予算的な事情もあると思いますが、もう少しキャストのバランスが取れているとモアベターだったのになーと思いました。
オマージュ
要素がまんまなので、「時をかける少女」等のオマージュなんだろうけど、あまりにも薄すぎないかと感じた。
33人が未来から来た普通の人にコマされ、皆で花火を観る一連の流れも陳腐。
ただ終盤、嫉妬からの独占欲を丸出しにした展開にシフトしたのかと思ったら中途半端。
原作ではこのあたりの描写がどうなっているのか気になるところ。
前半から奇抜な橋本愛を映すのであれば、青春に舵を切るのではなく中後半ドロドロさせても良かったのにな~。
広げた大風呂敷をたたむのに懸命の忙しい映画だった
うーーーん
映画自体がリライト
面白かった
「カメ止め」ファンも「ぼく明日」ファンも観て!
けっして共有されることのないはずの思い出
―そのかけがえのない思い出が、わたしだけのものではなくなってしまったら?
とつぜんの転校生の出現から始まる、甘酸っぱくてちょっと不思議な青春の記憶。
やがて、それが誰かによって“書き換えられていた”かもしれないという疑惑と不安に転化する。
映画『リライト』は、あの『カメラを止めるな!』のように伏線が鮮やかに回収されていく快感を知っていたり、
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のように、逆行する時間の中で精一杯愛し合うふたりの健気さに胸を打たれたあなたならきっと気に入るはず。
これは誰の物語なのか?
そして、あなたが今見ているこれは、どこから来て、どこへ行くのか?
初見では物事の成り行きに翻弄され、全体像がわかった上で臨む二回目ではすべての事柄がつながっていることに感嘆することは必至。
そう、“もう一度最初から観たくなる系”の青春SF映画、それがこの作品です。
原作さえもリライト
原作(映画ノベライズ版でない方の小説)にはあった、校舎を何度も崩壊させたり、いじめの場面を描写したりの場面は、実写映画で描くには適していなかったのか、原作の良さを損なわなず変えてあるのは好印象でした(ただ、舞台設定が静岡から広島に変わっているので、原作の地元の方々にとっては大変残念な変更かもしれません)。撮影上の都合と思われる変更にとどまらず、映画版独自のストーリー展開もあり、タイトルの「リライト」にはその意味もあるのかも、と思ってしまいました。
原作を読んでいなくても楽しめる内容でしたので、ストーリーや出演者など、何か少しでも気になっている方にはぜひ鑑賞をおすすめします。約2時間の上映時間で理解できるよう、原作よりも入りやすいのではないかと思います。ただ、原作ストーリーを少し簡略したのが映画版、というわけではないので、映画も原作も(元の原作も2度目、3度目と見直すことで発見することも少なくないです。興味持たれた方は、1回で終わらず何度も楽しんでほしい作品だと思います。
追記
監督登場のティーチイン上映会含め、今時点で映画版を4回見ましたが、どうしてもストーリーに関するもやもやが解消されずに残った部分があったように思います。一番大きいところでは、美雪は保彦との人生を選ぶべくさらにリライトしたのか、夫の章介さんとの人生を選び続けたのか、についてですが。
監督としてはどちらと決めず、映画を見た人それぞれが思い描いて良く、それが正解との趣旨のお話しをされていたと思います。
が、それでも気になってしまった方は、映画ノベライズ版の方に正解(の大部分)が書かれていますので、読んで答え合わせをしてみてください。もしかすると、答え合わせをする「覚悟」が必要かもしれませんが。
(ただもちろん、ノベライズ版と映画とで、どちらかのほうが他方よりも正解である、と決まっているわけでもないと思いますので、見た人次第・読んだ人次第、という監督の言葉がやはり正解なのかもしれません。
そこまで言い出すと、元の原作者が直接には描いていない、映画やノベライズ版の内容がそもそも「正解」になりうるのか、の話にもなってしまいそうなのでやめておきます。)
あとは細かいですが、表紙に美雪が「リライト」と手書きしたロルバーンのノートが映るシーン。何か重要そうだがどういうことなのか、映画では理解が追いつきませんでしたが、ノベライズ版を読んで「そういことだったか」と知ることができました。
評価も、当初の星4から4.5に変更しました。2回見てもまだもう1回見たいと思える作品となったので、星4では足りなかった。5にしようか非常に迷いましたが、ノベライズ版では答えがあることについては、映画の方でももう少しは教えてくれても良かったのにと思うので、満点の手前の4.5にします。
追記前に書いていたコメント内容とも重複しますが、原作小説や映画ノベライズ版を読んでおかないと楽しめない・ストーリーが追えないということでは全くありませんので、その点はぜひご理解いただきたいです。映画だけで十分楽しめる作品であり、本の方ではどうなっているのだろうかと買ってしまうくらい、私にとっては良い映画でした。
タイムリープはしても、リライトはしない夏
タイムリープ作品が、実はあまり好きじゃない。
何回も同じ場面を繰り返す単調さが往々にしてあるからなのだけれど、この作品はおもしろかった!今までのタイムリープものとはちょっと違う!
未来からタイムリープしてきた転校生を、無事に未来へ帰す為に繰り広げられる同級生33人それぞれとの20日間。
しかし、そんな予定調和を壊す者が現れ、未来に変化が訪れる。そんな変化を受けた世界線を歩む主人公の目線で描かれた物語。
ラストに過去をリライトするチャンスを得るけれど、彼女はそれを選択しなかった。今の自分に満足しているから。むしろ、この経験をリライト物語として次なる小説に活かそうとしている。
そして本屋で自分の小説をリライトして書かれた「エンドレス・サマー」を読んでもなお、彼女は今を生き続ける。このポジティブなラストが印象的。
まあ、登場人物が高校生には見えないとか、未来人の彼があまりにも自己中心的で感情移入できないとか、気になる点もあるけれど、過去のタイムリープ作品へのオマージュとリスペクトも込められた青春映画としてこの夏にピッタリ!
ミステリ的な部分は面白かった
全196件中、61~80件目を表示
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