「まあ一種の青春群像劇なんだろうけど…… いちばん成長したのが美雪 いちばん活躍したけど切なかったのが茂 いちばん得をしたのが友恵 そしていちばん気の毒だったのは室井」リライト Freddie3vさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ一種の青春群像劇なんだろうけど…… いちばん成長したのが美雪 いちばん活躍したけど切なかったのが茂 いちばん得をしたのが友恵 そしていちばん気の毒だったのは室井
タイトルは上記のようにしたのですが、忘れてはならないのは未来からやってきた謎の転校生 園田保彦。悪気はないんでしょうけど、時間のパラドックスに捕まってしまって作戦展開……
思えば深町くんはよかったな。遠い過去にラベンダー等の植物の研究をしにさっと来てさっと帰ってゆきました。和子の深層心理の中に深町くんは残っているのかな。吾郎ちゃんはちょっと切なかったかな。この『リライト』ではあの『時をかける少女』で吾郎ちゃんを演じた 尾美としのりが「初老の」先生役で出てました。時の流れを感じます。時は地球の自転と公転のスピードに従って流れてゆく、そういうものです。
この『リライト』、まあまあ面白かったです。エンタメとしては合格点はつくのではないでしょうか? 観ている最中は、コメディ寄りの箇所ではけっこう笑いましたし(作り手側にコメディにする意図があったかどうかは不明)、ストーリーも楽しめました。で、鑑賞後にこの映画について印象に残っているところはどこ、と訊かれると、私はこんなキーワードをあげるかもしれません。
-物語の舞台は尾道
-未来からやって来た高校生
-その彼に思いを寄せるクラスメイト
-地震が発生する
-ラベンダー
-理科室
-倒れたフラスコ そこから白い煙がもわっ
え、これって…… そう、42年前の映画へのオマージュ。
「『リライト』って観た?」
「観たよ。最初のシーンはモノクロで画面のサイズも違ってた。スキー場だったな」
私の脳内の記憶も「リライト」されてしまったようです。
共感ありがとうございます!
自分も大林版時かけにドはまりして(というか原田知世推しだから)映画館に8回も通った猛者です。本作は確かに大林版のオマージュかも知れませんが、自分のレビューに書いた通り300年先の高校生が現代にタイムスリップするには動機が薄いんですよね。無理やりでもいいからもっと大きな動機を作って演出してくれれば良かったのにと思いました。
共感ありがとうございます。
薬の下りが今一つ良く解らなくて・・隠して使用をずらしたって事ですかね。橋本愛用に調整とか言ってたのであの夫婦は今や“かけまくり”ですか?


