「ちょっと無理があったかな」リライト お悩み姫さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと無理があったかな
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池田エライザと橋本愛の高校生役にちょっと不安はあったが、まあ(ギリギリ)合格点だと思うし、途中はかなり楽しめました。が、最終的にはもやもやの残る一作でした。
スタートは”時をかける少女”をオマージュした展開で、尾美としのりや石田ひかりのキャスティングからみても”時かけ”だけでなく尾道シリーズ全体を意識しているのは確か。特にオールドファンにとってはいいことなんだが、中盤から独自路線に入ってからはちょっと無理しちゃったかなという印象。
タイムリープ物のお約束ともいえる伏線回収はきれいに行われていてその点は楽しめたんだが、美雪の行動や友恵と保彦の関係など感情が深く掘り下げられていないから、何でそうするの?としか思えない。美雪のダンナの扱いなんて中御半端この上ない。
映画だからうまくいかなかったのかな、原作はいいのかな?ちょっと読んでみたくなった。
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uzさんのコメント
2025年6月18日
原作では美雪の旦那は海外赴任中であまり出てきません。
また、「パラドックスはどうしようもなくそこに在って、どっちが先とかは誰にも分からない」というスタンスです。
整合性を求めるならお薦めしませんが、パラドックスに到る原因はしっかり書かれています。
上記が許容できそうであれば、是非読んで、慄いて下さい。笑
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