「尾道映画の新たな秀作」リライト ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
尾道映画の新たな秀作
尾道を舞台にして、未来から来た転校生とタイムリープ、当然のようにラベンダーの香り、と「時かけ」をガッツリ素材にしながらさぁどうするのか。
原作は未読ながら脚本がタイムトラベルものの名手、ヨーロッパ企画の上田誠だけに期待は高まる。
観てみれば…うーん、ネタバレにならないように語るのは難しいが、「時かけ」やりながらセッティングする第1幕、上田誠み全開の第2幕、ツイスト加えながら松居大悟監督らしく切なさを滲ませる第3幕、ってところか。
特に中盤めちゃくちゃ楽しいんだけど、ちょっと食い足りないところを終盤回収してくる感じ?がとても居心地良い。
尾道人としては、尾道なのか瀬戸田なのか行ったり来たり忙しいこっちゃ、と思ってしまったけど、映画的には大正解。尾道映画の新たな秀作誕生で、聖地巡礼は瀬戸田も入れるべき時だな。
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