プロジェクト・サイレンスのレビュー・感想・評価
全72件中、41~60件目を表示
パニック映画はこんなんでいい
イ・ソンギュという俳優は、イイ男でありながら裏がありそうな感じで幅広い役を担ってきた。惜しい人を亡くしてしまったと感じる。本作で彼が演じるのは、娘思いの役人。娘思いという意味ではいい人なのだが、職務に忠実すぎたりリアリストすぎてちょっとやな奴だったりする。こういう役に彼は絶妙に合ってる。
空港に続く道路の上で起こった交通事故に加え、救助ヘリの墜落という多重事故に巻き込まれた人々を描くパニック映画。そもそもの発端が承認欲求の強いYouTuber的なやつの迷惑運転ってところがやるせない。そこから、玉突き事故に発展し、海上の橋で孤立する流れ。本格ミステリーじゃないけど、クローズドサークルが完成する流れはなかなか面白い。
そこから軍事目的で開発されたエコーたちが放たれるともう道路上はカオスだ。そこからはパニック映画の様式に従って話が進む感じ。狭い空間の映像、道路上を俯瞰で観た映像、橋全体を映した映像をうまく織り交ぜて、このカオスでパニックとなった状態をうまく表現していた気がする。
そもそもこの状況を招いたYouTuber的なアイツがどうなったかは描かれなかった。生き残って、撮影しながら色々と勝手なこと言ってエコーに殺されるシーンが欲しかった。それでも、次々と起こる困難に立ち向かう彼らが生き残ろうとする姿と、彼らの結束はなかなかテンションが上がってしまう。ものすごく驚きの展開はないが安心して観ていられたパニック映画だった。新しい展開がなかなか観られないところを見ると、パニック映画ってアイデアが出尽くしているのかもしれないなんてことを考えてしまう。でも、パニック映画はこんなんでいいと思う。十分楽しかった。
期待裏切らないデザスタームービー 韓国の谷原章介
海の上の橋でバトル
韓国、犬、大統領、隠蔽、裏切り
シチュエーションの作り方が上手い
イ・ソンギュンさんには敬意を払うが…。
韓国ならではのハラハラ
観ていて苛つく局面も多い
『最後まで行く』のイ・ソンギュンが、亡くなる前に主演した作品なので観に行きました。
『新感染』のゾンビが、軍事実験体「エコー」たちに変わっただけのような展開。
主人公たちは逃げるにしろ戦うにしろ、決断が遅くて、やることが中途半端で事態が悪化していくだけなので、観ていて苛つく局面も多かった。
韓国映画って、いつも警察と軍は無能で、政治家は闇落ちしてるパターンばっかだなぁ、としみじみ。
人間が利己的かつ愚かで、「エコー」たちが被害者側にしか見えないから、最後には「エコー」を応援して、人間が死ねばいいやと言う気持ちになりました。
パニック要素がてんこ盛り
なんでもありの出来レースみたい
海外留学する娘を空港へ送るため、空港への大橋を渡っていた国家安保室のジョンウォンは、濃霧のために発生した玉突き事故に巻き込まれた。さらにタンクローリーの横転により有毒ガスが発生、そして電波障害により携帯電話が圏外となった。救助のヘリコプターが来たが、ハプニングにより墜落してしまい、墜落時の爆発で橋のワイヤーが切れ崩落の危機に陥った。橋の上では100人以上が孤立状態となったが、そんな状況の中、国家機密計画・プロジェクト・サイレンスによって生み出された軍事実験体エコーが脱走したことが判明した。さてどうなる、という話。
まぁ、都合の良いように事件が起きるから、ドキドキするより白けてしまった。
あんな濃い霧の中、黄色のマスタングが暴走したことが解せない。そして、他の車も次々に追突した事もありえないでしょ。前がよく見えなかったらいつでも止まれるように徐行するんじゃないの?それとも、韓国人はア○なのか?
ま、それからもご都合よく事件が起きるし、どうせ助かるんでしょ、くらいの気持ちでしか観れなかった。
娘がフックを持って落ちかけた橋から父を助けに行く所など感動的な設定なんだろうが、ちっとも緊張感無かった。
ゴルフボールが当たったくらいでフロントガラスが破れるとも思わないし。
ま、何でもありで、お好きにどうぞ、って感じだった。
ワンダフル!
エリート感
残念…
全72件中、41~60件目を表示
















