プロジェクト・サイレンスのレビュー・感想・評価
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⭐︎3.6 / 5.0
3月8日(土) @映画館
プロジェクト・サイレンス
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これぞ韓国パニック😱スカッと系!でも設定が雑(結局プロジェクトとは?)だし、ご都合主義的な展開かな〜(特にラスト) 🙄
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スカッと
安定のパニック映画
ヨガフレーム?火炎噴射器?
ハイハイよくある韓国映画、でもオモシロイ!
みたいものをみせてくれる
事故により倒壊しかかった橋からの脱出劇(と思ってた)が何故プロジェクト・サイレンスなのか、と思ったらそういうことか。
オープニングから(こういうの好き)、壮大な音楽の流れるエンドロール(こういうのも好き)まで、これでもかこれでもかの危機また危機の連続。ディザスターフィルムお決まりの人間模様もくどくなく、物語の流れにしたがって解ってくる脚本と演出。(こういうの大好き)
二枚目だけど非情さも少しある主人公のイ・ソンギュン、
「ランサム」に続いて男前だけど三枚目パートのチュ・ジフン。まさにはまり役。
下手に奇を衒ったり、オリジナルを改変したりしてガッカリさせられることが多いけれど、これでいい。
観たいもの(観たことのあるもの)を観せてくれる。
観終わった後の満足度大でした。
イ・ソンギュンさんはとてもいい声をしてるのに、吹替版の上映が多いのが残念。
続きが作れそうな終わり方だっただけに本当に残念。
ファーストキスの松たか子じゃないけど犬があまり好きじゃない。それでも昨年観た韓国映画で犬っていいなと思ったのに、ゴルフクラブであんなことするんだ。
イ・ソンギュン R.I.P.
何だろうイラッとした(笑)
まさかの続編😲
90年代の米国製パニック映画を踏襲。全く予想通りの展開『上出来』です!!
『リボルバー』を観て、はぐらかされた。ムショを出たのに豆腐無し!?主人公に危機はなく、ワルもチンピラ程度。銃の弾は耳をかすめただけ。このタイトル何なの?“リリー”みたいに撃ちまくれ!
なので本作はホント優等生。全編先読みできる。お調子者のレッカー野郎。犠牲になってくれる老夫婦。特技を活かすゴルファー。母親の絵本。トランシーバーで大統領候補を痛罵したあと、生還してコイツを殴る。すべて、予想はハズレない。ラスト、続編を匂わせるE9のアップもお約束。興収次第で続きも撮れるぞ~(成長してラッパーとなった娘は、市中で、大型犬が人を襲うという事件に遭遇し……とかなんとか)
ケセッキ(犬野郎)なんて悪口や犬食文化もあるお隣さん。そうとう恨みをかってますよ。ワンコは大事にしましょう。
エンタメに必要な要素を全て兼ね備えながら、凡作に留まる不思議
崩落橋の上で逃げ場を失った生存者が、霧の中から襲い来る脅威に立ち向かうパニック・スリラー。主演は、惜しくも2023年12月に逝去し、本作が遺作となったイ・ソンギュン。製作費185億ウォン(約19億円)を投じて製作された意欲作。製作陣には、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『パラサイト 半地下の家族』のスタッフが名を連ねており、監督・脚本は新鋭、キム・テゴン監督。
360℃を海に囲まれた空港大橋は、その日車の走行に支障を来しかねない程の濃霧が立ち込めていた。
国家安保室行政官チャ・ジョンウォン(イ・ソンギュン)は、娘のギョンミン(キム・スアン)の海外留学の為、空港へ向かう。大橋に入る前のガソリンスタンドで、店員のチョ・バク(チュ・ジフン)と揉めながらも、親子は空港へと向かう。
途中、軍の護送車が大橋に合流。同行する黒塗りの車で軍人らと行動を共にするヤン博士(キム・ヒウォン)は、ただならぬ気配を漂わせていた。
突如、過激なドライビングテクを披露して視聴者から金を稼ぐ迷惑配信者が起こした連続玉突き事故により、橋の片道が封鎖されてしまう。タンクローリーの大破により有毒ガスが立ち込め、皆先へと進めなくなってしまう。
一つの事故から始まった連鎖によって、軍の護送車も横転。中に入っていた“それら”が放たれてしまう。それは、軍が極秘に進めていたある計画“プロジェクト・サイレンス”だった。
最初に、主演のイ・ソンギュンさんのご冥福をお祈りします。
天候や事故によるディザスター・パニック×モンスター・パニックの組み合わせ方が面白く、連続玉突き事故のシーンは、「少々オーバーだな」とは思いつつも、次々と車が大破していく様は圧巻。そういったディザスター描写、後々効いてくる伏線等は、流石、韓国映画といったところ。その後の崩壊寸前の橋でのモンスターパニックも見事。
しかし、登場人物が皆テンプレート通り過ぎて、魅力的に感じられなかったのは非常に残念だった。唯一、レッカーことチョ・バクの道化的なキャラだけは僅かに面白味があったが。
主人公であるジョンウォンの、上司の大統領選勝利の為に、あれこれ隠蔽工作のシナリオ作りを提案する姿に、脚本の政府に対する不信感や批判がよく出ている。テロリストによる誘拐事件への対応として2パターンのシナリオ作りを提案する冒頭の安保会議室のシーンが、中盤で自分がそのシナリオ作りの被害者に回るという皮肉はベタだが王道。正義感の強い娘や周囲の人々の犠牲から改心していく様も御約束。
そんな正義感の強い娘ギョンミンのキャラクターも少々鼻につく。言っている事もやっている事も正しいのだが、主人公が卑怯者キャラとしてあれこれ思索する中、それと対立するポジションになるので鬱陶しく感じられてしまう。これは、親子間の不和の修復というテーマや、それぞれの立ち位置の違いによる当然の対立なのだが、もう少しやりようはなかったかと思ってしまう。
唯一、魅力的に映ったのは、やはりチョ・バクだろう。愛犬ジョディを大事に抱えて走る心優しい性根の姿や、状況次第でコロコロ態度を変える調子の良いキャラの前半と、真相を知り生き残る為に怯えながらも果敢に行動する後半の姿とのギャップが上手く決まっていたように思う。
くすねておいた酒を松明に吹き掛けて、火を吹くシーンの迫力や盛り上がりはナイス。何と、CGを用いず実際に撮影しているというから驚きだ。
パク・ヒボンとパク・ジュヒョンによるミランとユラ姉妹は、プロゴルファーである妹ミランとマネージャーである姉ユラという立ち位置のオリジナリティは○。特に、ミランは試合に破れるのが怖くて、パスポートの更新期限に気付いていながら、ユラに黙っていた弱さ、それを振り払うかのように持ち前のゴルフテクニックで窮地を脱する一助を担うという展開は良かった。しかし、とにかく姉のユラが喧しく、負傷により窮地を深刻化させる所謂足手纏いキャラになっていたのは残念。演じたパク・ジュヒョンはパンチパーマ姿にメイクしている都合で、普段の姿の美しさも全く活かしてもらえず不憫でならない。
いかにも生き残りそうな、認知症の妻とそれを献身的にサポートする夫という老夫婦組が、容赦なく犠牲になるという展開は好感が持てる。その辺りの容赦ない犠牲には、韓国映画の油断ならなさが出ていた。
キム・ヒウォン演じるヤン博士。元はマイクロチップ制御による優れた救助犬を開発する事を夢見ていたのに、軍の命令で対テロリスト用の狩猟軍用犬を開発させられてしまうのは不憫。しかし、典型的な卑怯者キャラによるラストの勇気ある改心にはあまり乗れず。
本作のメインとも言える、政府の対テロ用機密計画“プロジェクト・サイレンス”により生み出された、マイクロチップ制御による任意ターゲットの襲撃を可能にした軍犬、通称:エコー。
特に、E(エコー)9は非常に魅力的だった。クローン技術によって生み出された軍犬達の母親に当たり、襲撃の指揮を執る。ワザと橋に頭を打ち付けて、自身に埋め込まれたマイクロチップを取り外して見せる姿や、車の警告音を即座に学習し、特殊部隊員を呼び寄せる罠を仕掛ける姿といった知能指数の高さが素晴らしい。
ラスト、生き残ったE9と一頭のクローン犬。崩落した橋を静かに見つめるE9の瞳には、どんな意志が宿っていたのだろう。それは、未だ絶えずに燃え盛る復讐心だろうか?
高い知能を持つ彼女なら、あるいは自身の怪我を案じ、崩落寸前に父親の為に馳せ参じるギョンミンの姿を目の当たりにした以上、「良い人間もいる」という事だけは理解していてほしいと願うばかりだ。
脅威となるのが異星人やゾンビ、キメラといった特殊な生命体ではなく、あくまで軍用犬というリアリティがあるが故に、犬達に対するヘイトコントロールに気を遣っている様子が見て取れた。犬達が人間を襲撃するシーンと、特殊部隊により射殺されるシーンは、暗闇や濃霧という状況を上手く利用し、残酷や陰鬱になり過ぎないように描写されている。特に、被害者の悲惨な姿を映し過ぎない様子は上手いと感じた。彼女らもまた、被害者なので。
内容の評価とは関係ないが、有毒ガスは普通に「有毒ガス」と発音していたのには驚いた。
全体的に、そもそものアイデアの素晴らしさ、極限の状況下における人間ドラマ、襲い来る脅威とそれを生み出した政府に対する不信感を盛り込んだ脚本、巨額の製作費を投じた映像は、一級エンターテインメントとして必要な要素は全て兼ね備えている。しかし、やはりあらゆる要素が教科書的、予想の範囲内に留まってしまっており、凡作の域を出ていない印象。また、ラストでチャ親子が護送車の荷台で生還するシーンをギャグに落とし込んでしまったのは、明らかに悪手だったと思う。せっかく『新感染』のスタッフ、何より同作でも娘役を演じたキム・スアンが出演しているのだから、あそこは親子で有毒ガスと霧の中から口元を押さえて生還するといった描写でも良かったのではないかと思う。
ストーリー展開や設定は抜きにして、モノ・ヒトの回収は面白かった!
期待していた作品だったけど、それを上回る事は無かった感じ。
濃霧で視界が悪い中、空港に向かう高速道路の大橋で多重事故が発生。
前方は橋が崩落して進めず。
後方は毒ガスで戻る事が出来ず。
逃げ道が無い上、救助も出来ない設定。
その事故の中に「エコー」と呼ばれる数匹の動物が逃げ出す展開。
エコーは脳内に埋め込まれたチップにより人間が自由にエコーを操作出来る設定。
脳内じゃなくて額にチップ埋め込んでたのか(笑)
エコー達に命を狙われる生存者達。
レッカー車の運転手。
女子プロゴルファー等。
登場人物達が、後にその能力を活用するのが見え見えなんだけど、そのシーンは熱かった。
韓国映画の迫力やどんでん返しなどが無く満足度はソコソコ。
政治が絡んだ設定は面白かったけど、もう少し意外性のある展開が欲しかった感じ。
イ・ソンギュンさん。
ご冥福をお祈りします🤲
パニック映画はこんなんでいい
イ・ソンギュという俳優は、イイ男でありながら裏がありそうな感じで幅広い役を担ってきた。惜しい人を亡くしてしまったと感じる。本作で彼が演じるのは、娘思いの役人。娘思いという意味ではいい人なのだが、職務に忠実すぎたりリアリストすぎてちょっとやな奴だったりする。こういう役に彼は絶妙に合ってる。
空港に続く道路の上で起こった交通事故に加え、救助ヘリの墜落という多重事故に巻き込まれた人々を描くパニック映画。そもそもの発端が承認欲求の強いYouTuber的なやつの迷惑運転ってところがやるせない。そこから、玉突き事故に発展し、海上の橋で孤立する流れ。本格ミステリーじゃないけど、クローズドサークルが完成する流れはなかなか面白い。
そこから軍事目的で開発されたエコーたちが放たれるともう道路上はカオスだ。そこからはパニック映画の様式に従って話が進む感じ。狭い空間の映像、道路上を俯瞰で観た映像、橋全体を映した映像をうまく織り交ぜて、このカオスでパニックとなった状態をうまく表現していた気がする。
そもそもこの状況を招いたYouTuber的なアイツがどうなったかは描かれなかった。生き残って、撮影しながら色々と勝手なこと言ってエコーに殺されるシーンが欲しかった。それでも、次々と起こる困難に立ち向かう彼らが生き残ろうとする姿と、彼らの結束はなかなかテンションが上がってしまう。ものすごく驚きの展開はないが安心して観ていられたパニック映画だった。新しい展開がなかなか観られないところを見ると、パニック映画ってアイデアが出尽くしているのかもしれないなんてことを考えてしまう。でも、パニック映画はこんなんでいいと思う。十分楽しかった。
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