「第一弾の「ルパン三世 ルパンVS複製人間」へと続く、“小池健監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズ”の集大成的な作品。」LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族 細野真宏さんの映画レビュー(感想・評価)
第一弾の「ルパン三世 ルパンVS複製人間」へと続く、“小池健監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズ”の集大成的な作品。
2014年に劇場で期間限定公開された「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」から始まった“小池健監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズ”。「次元」編、「五ェ門」編、「不二子」編、「銭形」編と、エッジの効いた作画と共に、それぞれのキャラクターを関係性の薄い段階から描いて、長編映画である本作へとつながります。
本作はアニメ「ルパン三世」シリーズとしては、1996年に公開された「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」以来となる約30年ぶりの2Dアニメ劇場版です。
そして、初期を舞台に描いてきた“小池健監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズ”の集大成的な本作によって、1978年の劇場版第一弾となる「ルパン三世 ルパンVS複製人間」へと続いていくのです。
つまり、本作は誰もが知っている「ルパン三世 ルパンVS複製人間」より少し前のエピソードを描いているため入り込みやすい物語となっていて、しかも“その後”を垣間見ることもでき、深みのある作品に仕上がっています。
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