ナマズのいた夏

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ナマズのいた夏

解説・あらすじ

衰えゆく地方都市を舞台に、生きづらさを抱える若者たちが織りなすひと夏の物語をつづった青春群像劇。

外来種であるアメリカナマズが生息する地方都市。遠山達生は中学時代に亡くなった友人の墓前で旧友の高木哲也と再会し、実の父を捜す元同僚・佐伯結衣と3人で、夏休みの数日間を地元の田舎町でともに過ごすことに。彼らは達生の父が社長を務める経営不振の工場の寮に滞在しながら、そこで働くベトナム人の技能実習生たちと交流し、それぞれが抱える過去と向きあっていく。

「朝がくるとむなしくなる」「ココでのはなし」の中山雄斗が主人公・達生、「グッドバイ、バッドマガジンズ」の架乃ゆらがヒロイン・結衣、「四月になれば彼女は」の松山歩夢が達生の旧友・哲也を演じ、「れいこいるか」の河屋秀俊、「そして泥船はゆく」などの監督として知られる渡辺紘文が共演。「あ・く・あ ふたりだけの部屋」の中川究矢監督がメガホンをとり、「うみべの女の子」の平谷悦郎が中川監督と共同で脚本を手がけた。

2024年製作/88分/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2025年2月8日

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映画レビュー

5.0映画館で観た。

2025年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ベトナム人技能実習生のリンさんが特に印象深かった。日本人の若者3人と工場の社員の間に入って、この映画に色々な気づきを与えてくれる存在だった。外来種である魚のナマズと外国の人であるベトナム人の日本での生き方の対比を考えさせられるシーンも面白かった。
みんなそれぞれに事情があって、全部知ることはないけれど、想像して、お互いを想いやることはできる。社会に出ると立場があって、環境により息苦しいこともあるけど、どちらが強い、上か下なのかも本当はないのかもしれない。人はみんなどこか弱いところがある生き物だと感じた。

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おふぅ

2.5ナマズ?

2025年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

終始暗い雰囲気の中、物語は進んでいく。
それぞれが吹っ切れたようなラストだがやっぱり暗い。
ナマズの意味も良く分からず惹かれるものがあまりなかった。

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ニックネーム

4.5普遍的な青春映画

2025年2月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

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難しい

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ニカ

2.5「気にしない」は寧ろダメじゃね?

2025年2月8日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

幸せ

東京の大学に通いながらもたまに地元に帰ってくる町工場のせがれと、大学をやめた幼なじみの友人と、以前バイト先の釣り堀で知り合った女の子が数日間を田舎町で過ごす話。

半端に大きな川の流れる田舎の町出身の達生と哲也が、中学の時に亡くなった友人の命日に墓参りに行って再会し、みんなで釣りデートの流れから、たまたま近くにいた達生の友人結衣を釣りに誘うことになり巻き起こっていくストーリー。

なんで息子が隣の鍵持っているの?とか、今時技能実習生にそんな扱い?とか、たまたま仕事ってそんなアホな…とか、ツッコミどころは多いし、雑に感じる部分はあったものの、達生の親父との関係や思い、熱血漢みたいなことを言って自分1人ではなかなか動かず達生に振る哲也の弱さ、そしてなかなか決心がつかない結衣の気持ちなんかはしっかりと伝わってきた。

そして哲也はイマイチ判然としなかったけれど、なんともやり切れない結衣と達生のラストの展開もなかなか良かったけれど…ナマズは臭そうだし、見つからないほどの増水じゃ、そこにそれはなかったかとw

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Bacchus