リロ&スティッチのレビュー・感想・評価
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みんなオハナ
ディズニーの人気アニメが映画実写化。
両親を亡くした少女リロと姉のナニ。ひとりでリロを育てようと
奮闘するナニだったが、若すぎる彼女は失敗ばかり。
離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に、
見た目はかわいらしいのに、ものすごく暴れん坊な
不思議な生き物が現れる。
その生き物は、違法な遺伝子操作によって破壊生物として生み出された、
「試作品626号」と呼ばれる地球外生物(エイリアン)だった。
そんなことは知らずに、リロはその生き物を「スティッチ」と名付けて
家に連れ帰る。予測不可能なスティッチの行動は
平和な島に混乱を巻き起こすが、その出会いがやがて思いもよらない奇跡を
呼び起こし、希望を失いかけていた姉妹を変えていく。
といったあらすじ。
アニメを観たことがなく、東京ディズニーランドのアトラクション
「スティッチ・エンカウンター」に行ったことがある程度。
もちろん、スティッチがエイリアンだというのは知っていたけど、
こんなストーリーなんですね。破壊生物の試作品だったとは。
まして、最初は手足が6本とか、角があるとか。
そして、実は頭がよいとは。
単なるイタズラ好きなエイリアンかと思っていました。
映像は素晴らしく、ハチャメチャですが、可愛らしかった。
犬というよりはコアラ?のようなモフモフ感。
そして、すばしっこい動き。
次第にリロと心を通わせ、絆を築いていくところにはほっこり。
言葉も覚え、最後の「オハナ」には、ちょっと涙が出そうになった。
あの「どこでもドア」のような道具、私もほしい。
期待度○鑑賞後の満足度◎ いかにも悪童面で、これがディズニーの人気キャラ?と思っていたスティッチのアップが思いがけずとても可愛いことにキュンキュンしてしまった。
①同じディズニーの実写化でも興業も評価も散々だった『白雪姫』(私は好きです)に比べて大ヒットしているとの事なので観てみました。
②確かに面白くて楽しい。登場人物が殆んどポリネシア人なのでポリコレであれこれいわれる恐れもないですし(主要人物が白人に変えられていたら別でしょうけれども)。
ただ、誤解を招くのを承知で言うとお話とその描き方が如何にも子供向けです。大人の鑑賞に絶えないとまでは言わないけれども子供向けのアニメや絵本を読んでいるような印象は拭えません。
楽しめましたけれども醍醐味はなし。
従い、これくらいの点数で宜しいかと。
③リロのお姉さんがちょっと魅力的。
④ジェイソン・スコット・リーもチョイ役だけれども健在そうでなにより。
⭐︎3.7 / 5.0
ターニングポイントは「悪い子じゃなくて、悪いことをしちゃうだけ」
序盤はリロとスティッチがひたすら暴れ回り、生活をかき乱し、すでに火の車だった家計にどんどん追い打ちをかけていく。「これ本当に最後まとまるのか?」という不安と、子供ながらの無邪気さゆえに現状の危機感が全くないまま、家族を破滅の道に進めている姿にドン引きしていたけれど、終盤では気づいたらついつい涙が流れてしまっていた。
変わり者扱いされてクラスに馴染めないリロと、何もわからないまま生まれてきたことすら罪とされ、追われる身となったスティッチ。
お互い未熟ながらも「初めての友達」ができたことで生まれる喜怒哀楽を通して、少しずつ成長していく。
特にターニングポイントになったのは、リロが自分を『悪い子』と否定するスティッチに対し、「悪い子じゃなくて、悪いことをしちゃうだけ」と声をかけるシーン。
子供なら誰しも、自分の欲求をうまくコントロールできずに他人を傷つけたり、モノを壊してしまったり、後戻りのできない失敗をしてしまうことがある。そんな時、行動と人格を分けて考えることができないからこそ、「自分は悪い子なんじゃないか」と思い詰めてしまうのだと思う。
人間誰しも失敗はあるし、いつまでも未熟なもの。それでも生きていかなきゃいけないし、否が応でも明日はやってくる。
なにかやらかしてしまったらといって、自分を悪人扱いするのではなく、「悪いことをしてしまった」とちゃんと反省して謝って、また立ち直るしかないんだと思う。
この言葉は、リロ自身がナニからかけられた言葉でもある。一見すると、ただ聞いたことのある言葉をスティッチにそのまま返したようにも見えるが、その後のリロの言動を見ていると、決して上っ面だけの受け売りではないと感じた。
おそらく、ナニに言われた当時のリロは、その言葉の意味をまだちゃんと理解できていなかった。でも、スティッチと暮らすことを決め、ナニからリロの「世話係」という役割をもらったことで、責任感やある種の親心が芽生えたのではないかと思う。
そして今度は自分がその言葉をかける側になったことで、はじめてその意味を立体的に理解し、実感として気づけたんじゃないだろうか。
いまの時代、リロやナニのように不可抗力によって厳しい環境や立場を強いられている人は少なくないと思う。
そして、苦しむたびに「努力不足だった」「運が悪かった」と自責の念にかられて、さらに追い詰められてしまう人もきっと多い。
でも、その問題の原因は単純じゃなくて、いろんな事情や制度が複雑に絡み合っている。たとえひとつ法律が変わったとしても、それだけで救える人ばかりじゃない。
理屈だけではどうにもならないことがたくさんある世の中だからこそ、理屈では説明できない“原動力”になりうる「オハナ(親しい友人やコミュニティも含めた、広い意味での家族)」の存在こそが、人を救ってくれるのだと感じた。
とにかく、ナニが報われてよかった。
あと、今回のヴィラン(?)であるジャンバ博士とプリークリーの掛け合いもコミカルでとても良かった。笑
正しい実写版
実写はこれくらいでOK
家族になるために成長していく姿は超美しい!
スティッチ(エイリアン)が宇宙のある星から地球のハワイに逃走したシーンから、憧れのハワイなので強い親しみの感情が湧き上がりました。そこから物語の虜!?に。それでも最初はリロ(6歳の妹)とスティッチの暴れ加減にちょっぴりイライラが募りました笑。でも二人?(スティッチとリロ)の最終の成長譚が観れるはずだと、我慢しながら続行。流れが変わったのがスティッチが「家族」と呟いた時からでした(山寺宏一の声と気づいてびっくり!)。そこから急激に場面が融和の方向に動き出したのでした(少しホッとしました笑)。リロには頭脳明晰な姉のナニ(後日海洋生物学の奨学生に)がいて甲斐甲斐しく両親の代わりを務めますが、めちゃくちゃうまくいきません。そのドタバタにスティッチが絡みつくわけですから、喜劇のような楽しく笑えるシーンも多め。ところで騒ぎまくって迷惑をかけたスティッチがどんどん大人しくなると、その可愛さが反比例するかのように増幅していくのがとても心地よかった笑。ラスト近くでスティッチが海中で死にかけますが(水分を含むと浮き上がれない体質?)、助けるために海中で全力で走るナニの颯爽とした姿に涙が。そして止まったスティッチの心臓にショックを与え、生き返った時の顔を観ていると号泣(ヤバイ!)。そして極め付けはナニ、リロ、スティッチが一つのベットの中で重なって眠る姿に、本当に家族って良いいなと爆感動でした。やっぱりディズニー映画は暖かくて愛に溢れていて、地球上のエンタメの宝ですね!
追記 ハッピーエンドまでの道筋がめちゃくちゃ秀逸。素敵なディナーのよう。まさに本当の家族になるために学んで成長していく姿は超美しい。
違和感なくみれた
アニメ未見。はじめドタバタすぎて疲れるのでもう一度アニメでも見たいかというと微妙だけど、楽しく見れました。ハワイの雰囲気もあったし、泣くとこあったっけと思うのに後半はなんかずっと涙出てた。家族モノはこれだから。。
ちなみに2列目しか取れず、最初は首と目が忙しかった。。
子育てしてる人にはもっとささるんだろうな〜と思いつつ。リロとスティッチが家も職場も滅茶苦茶にしていく様子が庇いきれないレベルで始めの方はヤキモキした。現実世界であれでイライラしないの本当に大変だろうな。。大人がいたらもう少し言うこときくのかな。お姉ちゃん普通に面接一人で行ったら受かったよね。。
まあでもそこから最後は都合よき大円団。リロがおとなになったらスティッチどうなっちゃうのかな。。とかは気になりつつ。頭脳があるからめっちゃ雄弁になって可愛さゼロになってそう。
一番好きだったキャラは地球フリーク宇宙人、一つ目の元の姿も擬態の姿も両方可愛かったし、「ハンガー!」とか地球のモノにいちいちウキウキする姿に笑った!最後受け入れられて良かったね。笑
マルセル 靴をはいた小さな貝 の監督さん!!
それなら行かねば!!と思った人はそんなに居ない気がしますがw
インディーズ映画からの大抜擢!!すごすぎる。
オファーしたプロデューサーの人もすごすぎる。
観てみたらこれがとっても良い!(字幕版鑑賞)
クールなカットの連続、ディテールへのこだわり。
クリーチャーと子ども、動物たちの魅力を引きだす温かい眼差しは、E.T.のスピルバーグみたい。
フレッシュな野心と、低めな期待値(?たぶん)が化学反応を起こして、ディズニー実写化の中でも屈指の名作誕生となりました。
やっつけ仕事、こんなもんでよくね?ムードが漂う実写化ですが(失礼wダンボは好き)
本作は平均点には目もくれず、ベストを尽くしてあがいた熱が残る、ディズニーっぽくない作品でした。
監督の次の作品も、その次も、楽しみに待っていきたいと思います!!
2人のイタズラは実写だとやり過ぎ感が出てしまう
字幕版を鑑賞。オリジナルは未鑑賞。
オリジナルを観ていないから勝手にリロとスティッチが友情を育み家族になっていく話だと思っていた。いや、大筋そうなんだけど。それよりも姉妹愛が強く描かれた物語だった。
リロもスティッチもイタズラ好きで、序盤は2人の大暴れするシーンが多めだ。アニメだったらリアリティに欠けるからもう少し受け入れやすかったかもしれないが、実写だとやり過ぎ感が出てしまう。お店のソーダガンでお互いにソーダをかけ合うシーンは不快に感じてしまった。そりゃクビになるし雇われもしないよな。
姉のナニにリロを養育していく能力があるのかを審査され、児童福祉の施策が適用されるってことなのかと思っていたけど、里親を見つけるって話だったんだな。あまり脚本に期待するのは野暮だからこれくらいでいいかと思えたら気楽に観ることができた。姉妹愛の物語としてそれなりに楽しめた。泣けはしなかったけど。
ちょっぴりモフモフのスティッチはたしかに可愛い。根強い人気があるのも納得だ。
キュートアグレッション!!
オリジナル版アニメのよさ ✕ 監督のよさ = ファミリー映画としての風通しのよさと温かさ、(オリジナルに忠実に始まるものの)ほどよい変更と膨らませ方。そして何よりかわいすぎるスティッチ!『美女と野獣』に端を発する一連のディズニー映画実写化プロジェクトが、思い入れの強い傑作揃いなディズニー・ルネサンス期のものが多いこともあって、どれも正直パッとしないところも多い中で、本作は実写化に際ししっかりとあるべき己の道を見つけては比較的成功している方だと思う。
安心して見られる
スティッチが可愛すぎる
家族が愛おしくなるハートフルムービー
「号泣上映会」って自らハードル上げてきた試写会で鑑賞
普段「ハンカチ必須!」みたいに言われてる映画に限って泣かないから、半信半疑で観たら、忖度無しで本当に泣いた
私も手探りで1歳児育てて母親やってるから、ナニに共感しまくりだった。
母親って急になれないよね…。なのに子育てってノンストップで運転しながら運転技術学ぶみたいな
リロとスティッチがはしゃいで、ぐちゃぐちゃになっちゃったところとか、本人は悪気ないから責められないけど、めちゃくちゃにされてもうこの気持ちをどうしていいか分かんないってなるの、普段の育児との親和性高かった
映画で描かれる家族像が私の理想の家族像だった
家族だから上手くいかないこともある。他人だったら楽だろうにって思うこともある。でも、完璧じゃなくていいから、ずっと側にいたい。憎めない、嫌いになれない、それが家族。
スティッチに家族が見つかって良かった
キュートでもふもふ!は納得
この作品鑑賞のために先月2002年公開のオリジナルの方を観たわけだけど……結果的にはそっちのアニメ映画の方があたし好みだった☺
ストーリーラインは同じで、実写化したことでスティッチはCGになっただけ、だと思っていたけどなんか基本的な設定が大人向けにアレンジされた印象。
アニメのナニは不器用だけどリロのために一生懸命な普通のお姉ちゃん。
こっちのナニは成績優秀、サーフィンやらせたらトロフィーの嵐、大学の奨学金GET、みたいなワンダーウーマン。それなのに日々の生活に追われて自分の人生をリロのために諦めたり、支払い滞って詰んでるような描写が些か不自然な感じする。(そんなに賢きゃもーちょいなんとかなるだろ、的な💦)リアリティがなく見えちゃってるからなんか腹落ちしない……
とゎいぇ、脇を固める登場人物には良いアレンジが施されていて魅力的な面々になってるし、終わり方も上手く次に繋げられるような形にもなってるから続編出来るんだろーなー、きっと。そして続編出来たら観に行っちゃうんだろーなーあたしも。
AI?
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