リロ&スティッチのレビュー・感想・評価
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最近のディズニー実写化では良作
実写版の白雪姫がイマイチだったので、観る前はあまり期待していませんでした。しかし、いざ蓋を開けてみると、製作陣の原作愛が伝わってきた素敵な作品になっていました。
基本的には概ね原作通りで、そこまで大きな改変はなかったです。そのため、「僕の好きなディズニーが帰ってきた!」という嬉しさで溢れ、実家に戻ってきたような安心感を抱きました。
違法な実験から産まれたスティッチと周りに馴染めないリロ、トラブルメーカー同士がお互いの気持ちを理解し合いながら友情を深めていく光景に心が温まりました。全体的に2人の繋がりを大切にしている印象が強く、その関係性が丁寧に描かれていたのが好印象でした。
勿論、他の登場キャラも魅力的でした。ナニはリロの面倒や新しい仕事を探すのに必死になる所から、様々なプレッシャーと向き合いかながらも貢献していく姿勢に共感しました。また、ジャンバとプリークリーは人間に化けてスティッチを探しますが、彼らのドタバタな行動やなかなか噛み合わないやり取りがお笑いコンビみたいで笑いが止まりませんでした。
ディズニーの実写化では久々に満足できるクオリティでした。結構激しめのアクションも多く、楽しい物語と上手くバランスが取れていたのも流石でした。
リロ以上にリロ!
キュートでもふもふ!は納得
この作品鑑賞のために先月2002年公開のオリジナルの方を観たわけだけど……結果的にはそっちのアニメ映画の方があたし好みだった☺
ストーリーラインは同じで、実写化したことでスティッチはCGになっただけ、だと思っていたけどなんか基本的な設定が大人向けにアレンジされた印象。
アニメのナニは不器用だけどリロのために一生懸命な普通のお姉ちゃん。
こっちのナニは成績優秀、サーフィンやらせたらトロフィーの嵐、大学の奨学金GET、みたいなワンダーウーマン。それなのに日々の生活に追われて自分の人生をリロのために諦めたり、支払い滞って詰んでるような描写が些か不自然な感じする。(そんなに賢きゃもーちょいなんとかなるだろ、的な💦)リアリティがなく見えちゃってるからなんか腹落ちしない……
とゎいぇ、脇を固める登場人物には良いアレンジが施されていて魅力的な面々になってるし、終わり方も上手く次に繋げられるような形にもなってるから続編出来るんだろーなー、きっと。そして続編出来たら観に行っちゃうんだろーなーあたしも。
AI?
アニメはアニメのままがいい⁈
とっても良かった
実写路線の内容改変はあったものの周りの環境や展開的にリアルな辻褄合...
実写路線の内容改変はあったものの周りの環境や展開的にリアルな辻褄合わせになっていて良い実写化だったと思う。大人になった今見ると姉のナニの途方もない努力と根性、そして寂しさが身に染みた。今回はそこに”ちゃんとした大人達”が関わってくれていて個人的に良かったと思った。
実写のスティッチはアニメ版で言っていた通りモフモフ度が増して確かに可愛かったが反面実写化したエイリアン達の気持ち悪さがなんかアレだった 笑 リアルさは良かったけれども…笑
そしてなんといっても改めて山寺宏一という人の凄さを感じる吹替作品だったかと。アニメ当時の吹替とほぼ変わらないってどういう事なんだよ…というかあの声マジでどっから出してんだってくらい声の魔術師すぎる山ちゃんだった…まだまだ健康•現役バリバリでこれからも進んでいってほしい。
実写成功作なのでは?!
アニメ版を観たばかりで
アニメ版未視聴勢が実写版を見た
取り敢えずお姉ちゃんが健気で可愛いそれに尽きます。
リロも可愛いっちゃ可愛いが、6歳ならそろそろ分別も着いてよい頃じゃないかと?
626号ことステッチも天性のトラブルメーカーの割に自分がリロ家に迷惑かけたんだと反省する姿が健気で可愛らしかったです。
結論:健気が過剰、でも面白かった。アニメは見る気がしませんが・・・・
最高の姉妹愛+エイリアン
ナニが真の主人公へ
ディズニー実写版の中では久々に高評価と噂の『リロ&スティッチ』、総じて好感度の高い、良い作品であった一方で、リメイクの難しさを再認識する機会となった。
【良かった点】
◎ 実写版ならではのリアリティを感じさせるアレンジが多く「請求書が溜まった家」「医療保険に入ることもままならない姉妹」「ナニのアルバイト先は有名なワイキキのホテル→ローカルなカフェ→サーフィン教室」など、ハワイのロケーション(観光地的側面と、そこに住む人々の生活風景)を存分に活かした映像作品となっていた。
◎ 「家族」は血縁だけを指すのではなく、地域のコミュニティもオハナになるのだと考える、ハワイに根づく精神を表現し切った作品に仕上げている点は見事である。
◎ プリークリーとジャンバが人間に変身するのはアクションシーンを描くうえでとても効果的な演出だったと感じた。空間を繋ぐ銃もエンディングをハッピーエンドへと導いていく良い伏線になっており、無駄のないストーリー展開であった。
⚪︎ ガントゥが登場してこないのは原作ファンとして寂しかったが、今回の上映時間の中で物語を上手くまとめるためには良い判断だったと感じた。
◎ 何よりスティッチが可愛い!質感も意識した撮影方法には圧巻。
⚪︎「悪い子」ではなく「悪いことをしちゃう子」という表現はやはり秀逸。本作品のターゲットであろう親にも子にも届くメッセージ。
⚪︎ 今回吹き替え版を視聴したが、どの声優も素晴らしかった。特にリロはオリジナル版と同じか?と思ってしまうほど。
⚪︎ スクランプは事故に遭ったとしても直るお友だち(人間とは違って)だから、リロにとってことさら大切だったのだろうなあと。そこに現れた無敵の新たな友人スティッチにも、その点は共通している事にも気づき、オリジナル版を観ていた際にはなかった新発見も得られた。
【気になった点】
△ 後半のテンポ感が良すぎる。スティッチがリロたちを家族として大切にしたいと思うようになる契機(みにくいアヒルの子のストーリー)なども丁寧に描いた方が、心に迫る作品となったような気がする。前半のナニの苦労が前面に出過ぎてしまった結果、リロが主人公というよりナニのお話に落ち着いてしまったような。
△ ガントゥが出てこない代わりに、ジャンバが完全に悪役となってしまった。難しいのは重々承知だが、その点も救ってあげられると「本当に悪い子は1人もいない」オリジナル版の魅力が伝わったような気がする。リメイクがオリジナルに勝ると感じるのは大変希少なのだろうと改めて感じた。
△ 瑣末なことだが、プリークリーやジャンバの質感は、もう少し子供が見ても怖くないサラサラ感があっても良かったかも...?エイリアン感は出ていたので、狙い通りなのかもしれないが。
原作通りにしてほしかった
ハワイのディティールがよき
原作アニメにリスペクトしながら、実写版ならではのアイデアや、姉妹の絆をメインにしたストーリーがよかった!
ロコな演者が皆いい!リロ役を勝ち抜いたマイア・ケアロハちゃんは、コナ生まれ生粋のロコガール。好奇心旺盛でフラを愛す、リロそのままの生い立ちに惹き込まれる。ナニ役のシドニーも同じく生粋のロコ。等身大の演技が心地いい。トゥトゥが渡辺えりさんにしか見えなかったんだけど、吹き替えもご本人だった(笑)
ハワイアンのディティールがとにかく素晴らしいよ。ファミリーを大切にする温かさや、太陽のような前向きさ、海に救われる姿。住まい、仕事、ファッション、生き様などなど、生活感がリアルでサイコー。ナニが転がすボロボロのトヨタピックアップは、エンジンの調子が悪すぎて切ない。
そしてキング・オブ・アロハ、エルヴィス"の名曲たちが全編に散りばめられて泣きそう。オトナも子どももみんな楽しい。ディズニーのクオリティは、健在でした。
若い頃、辛い時にオアフで2ヶ月ボーッとしてたことがあって生き返った。それ以来行ってないけど、またソワソワしてきちゃった。今年は長い休みとって絶対行こう😊
推しキャラに昇格
子どもも大人もちゃんと楽しい
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