アマチュアのレビュー・感想・評価
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知能的なジョン・ウィック風
前半はジョン・ウィックと同じフォーマットにしか見えない
かつ、IQ170という設定の凄さがあまり分からない
もちろん、ランチの会話やちょっとした情景描写で、頭の良さは分かるのだが、IQ170ということの凄さが分からない
(そもそもIQ170だからなんなんだ?というのもある)
たかだか一日で戦闘が理解できるのか?とかCIA内部の駆け引きとかは、あぁ、テレビ的と思ってしまう流れ
後半は、知能戦になるのだが、中盤からローレンス・フィッシュバーンの無駄遣いになっているようにも思う
もう少しこの辺りを描写して欲しかったかも
面白いんだけど、入り込めないというのが、全体的な感想
おそらく次回作もあると思うので、そこでしっかり評価が決まると考えている
天才は一人だけでも天才。
静寂のインテリ復讐劇ーー
『アマチュア』は、妻を失ったインテリ主人公がその頭脳を駆使して復讐に挑む――しかしその“熱量の低さ”が最大の特徴だ。
殺された妻の存在は物語の出発点だが、彼女が襲われる場面は防犯カメラ映像を通じてしか描かれず、主人公自身も現場の悲劇を直接体験しない。だからこそ観客は「がんばれ!」という感情移入が難しく、復讐劇としてのカタルシスが薄い。
だが、この“熱の低さ”こそが本作の仕掛けでもある。タイトル通り「アマチュア」な復讐――完璧なスパイでも、激情に駆られるでもない、淡々とした知性戦が繰り広げられる。加害者も黒幕も、登場人物全員が抑制された感情で動き、画面全体にクールな緊張感が張り詰められている。
一般的な復讐アクション映画(例:『96時間』)のように「大切な人が今まさに危ない!」というリアルタイムの切迫感はない。そのぶん、「もし自分だったら」と現実的に想像させるリアリティと、既成概念を覆すスパイものとしての新鮮さが際立つ。インテリが淡々と用意した罠が奏功する瞬間は、むしろ静かな驚きと共に心に響く。
総じて、『アマチュア』は“激情ではなく知性”で描く異色の復讐劇。熱量高めのアクションを期待すると肩透かしを食らうが、その控えめな演出が織り成すクールなスリルは、逆に新鮮な味わいを観る者にもたらしてくれる。
ちょっとご都合主義ではある
シリアスな話かと思えば・・・
ド派手に殺すからアマチュアなのだろう。
理由付けで、射撃がド下手な印象の描写が有るが、
本来で有れば、それを補うレーザーサイトなどを使っても
良いはずだが、ソレをせずにワザワザ失敗の可能性が高い
方法で殺害を行うというのは、主人公の思考と云うより
エンタメ作品な方向性で走らされてるとしか思えない。
話としては良く纏まっていると思うが、やや詰め込み過ぎで
結局思わせ振りで登場する「生命を助けられた~」の実行部隊の
男はカットしても良かったんでは無いかと思う。
エピローグも上司が逮捕、妻の墓に献花、飛行機完成と教官との
再会で盛り沢山で綺麗に終わってるが、唯一の失敗と言っていい
協力者の女の死を悼んでくれれば、自分的には良かったと思う。
結局、主人公の教官のローレンス・フィッシュバーンは敵だった
のか見方なのかは自分には解らず仕舞い・・・、正しい側の女性長官が
配置を命じた”信頼の置けるCIA捜査官”が殺されてるので。
IQ170の考え得た作戦は凄いが、成功率は
5%も無いんじゃ無いのかと思う。
タイトルなし(ネタバレ)
続編を観たいかどうかは別として、続きそうな感じもあって楽しめるアクション映画。いろんな国に行くので世界の風景も観光的に楽しめる。だが予告編で2人を殺る(復讐に成功する)シーンの「プールを破壊して落とす」、「廃墟で爆破させるんだ」というのは見てたので、それが予想外じゃ無くて "そのまんま" だったので意外性はなかった。しかし一人目と四人目の復讐は予想外で驚いた。
続編があるなら多分観るだろう。
原作はスパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説らしい。
予告編でワクワクして
これ大昔に読んでた!
見たいと思ってて見られなかったヤツ、Disney+で発見。期待を超えて面白かった。冒頭からあっという間に引き込まれて気弱そうなラミ•マレック扮するチャーリー•ヘラーに感情移入だ。ん?チャーリー•ヘラー?どっかで聞いた名…。調べて発見、40年前に読んでた小説「チャーリー•ヘラーの復讐」が原作じゃった!本の内容はほとんど忘れてるが面白かった記憶はある。俄然視聴にも気が入る。序盤から終盤まで、地味なにわかエージェントながら欧州を股にかけ、段階を踏んできちんと楽しませる。スパイス的な飛行機とか情報源とかフィッシュバーンコーチとかの見せ方も手抜かりなく、この辺のディテイル具合、個人的には邦画が苦手とするとこだと思う。唯一、港まで来てた同僚が放置された感、俺の見落としなのかな?ともあれ劇場で見たかった作品でした。
あんなのアマチュアぢゃない
2025 34作目(劇場 7本目)
アマチュアではない笑
冒頭こそ冴えない内勤のCIA職員として描かれているが、本当にそこだけでアマチュアではなかった。考えてみれば007シリーズで唯一ボンドを殺した(致命傷を負わせた)ヴィランのラミ・マレックが脆弱スパイなわけがないのである。
最初の方は主人公がギーク(オタク)キャラっぽく、リュックを背負ったりしてて、花形のジャイアンタイプの凄腕スパイにいじられたりする様子が描かれるが、上司を脅して訓練に入るあたりから「キングスマン」方面へ行くかと思いきや、そっちはそんなに苦労した様子もなく、元々の知性と、妻のための復讐というモチベーションで、それ以降は完全に「ボーン」シリーズ。モヤモヤする展開かと思いきや、わりとバサバサと敵を派手に殺していくので、楽しく観ていられる。
「007」のQや、「ミッション・インポッシブル」のルーサーなど、どのスパイ映画でもハッカー役は凄すぎて、なんなら主人公なしでもハッカーキャラの活躍だけで結構危機を乗り切れちゃうんじゃないかと思わされるが、これはまさしくそういう映画。ラスボスを嵌めるに至ってはハッキング能力凄すぎなうえ、現場のスパイとしても度胸据わりすぎ。
要するに、ギークの観客に、スパイとして活躍する夢を与えるという意味で、「妻のための復讐」と、当初はギークだという入口を設けて、あとは勧善懲悪スパイ物という感じ。つまりスパイの「なろう系」なのだが、訓練後のスパイ像が007的な方向ではなくジェイソン・ボーンなので、訓練自体も「キングスマン」や「レモ第一の挑戦」のようなファンタジックな味付けにならず、リアル寄りの重さがそれなりに維持できていたのがよかった。
ただ「アマチュア」だったのは最初の15分ぐらいかな? ラミ・マレック主演のボーン・シリーズ単体作と考えればOKじゃないでしょうか。
スパイ映画なの?
悪くはないが、、、
頭脳タイプが復讐を企てるっていうのが売りであるにも関わらず、よくあるスパイものの域から抜けられていなかったように感じた。
脳筋タイプによって敵をぶっ倒す派手なアクションシーンで一般人が巻き込まれるのはまだ理解できるが、頭脳タイプのキャラが関係のない人間(プールのシーンの地上にいる人々など)を巻き込み、ましてや全く罪悪感を感じていない描写には、違和感があった。
そして、話が進むにつれてだんだんと、製作陣の主人公に対する理解度の低さが露呈していたようにみえた。
プロフェッショナルよりアマチュアかな
本作「アマチュア」が公開されると同時に「プロフェショナル」という映画も公開されるという冗談みたいな状態になりましたが、勿論、私は「アマチュア」の方を選択させてもらいました(笑)
人に向けて引き金を弾く事もできない男が頭脳プレイで復讐を果たすというアイデアなので派手なドンパチを望む人には不向きな作品かもしれませんが、緊張と不安を煽る事で観客を魅了して来る映画となっておりました。
単調すぎた1981年の「ザ・アマチュア」とも一線を画しており、見応えも充分です。
主人公をラミ・マレックにした点も好感が持てました。
可愛らしい口元のせいか、頼りなく見えてしまう彼が慌てながらも修羅場を潜り抜けていく様子は観る側に適度な緊張と不安を与えてきました。
そんな彼がPCや機械を巧みに扱い、復讐相手だけでなく、追跡してくるCIAの連中をも手玉に取っていく展開は観ていて爽快感さえ感じました。
どこにでもいそうな人物に見えるからこその成功だったと思います。
最後まで気の抜けない作品にもなっていたので、主人公と共にハラハラしたい人にはおすすめです♪
最愛のヒトが亡くなって、どうする?
最愛の妻がテロの犠牲になってしまった主人公は、今後どうする?ってストーリーなのだが、CIAに勤めているからこそ、犯人を特定でき、その前に掴んでいた上司の不正の証拠も掴んでいたので、実行に移すことができる天才だから、犯人でも直接殺すことができない天才だから、こんな方法になりました。ってお話しでした。
ローレンス・フィッシュバーンの意味とは
直接の殺しには向いてないけど間接的な殺しと破壊力はとんでもないので、大変迷惑な奴だ…ホテル大損害じゃん!
てまあアクションのない映画だから画面派手にするためにってのは解るんだけどさ
あのいかにも悪人て感じに描かれたボスの作戦が、今後のアメリカのためにどうしても必要な事だとしたら、ほんとに個人的感情で復讐するラミは邪魔すぎるよね〜
まあ普通できないしやったら投獄だから、地味な天才がやってのける爽快感を見て鬱憤晴らしにはいい映画なのかもね
巻き込まれたスパイの女性が気の毒だったけど、孤独に身を隠しての暮らしより夫の元に旅立ててよかったのかもね(いや…異国の地でも逃げて自由に暮らしてほしかったな)
ラミ・マレック見たさだけで見に行ったけど、ほんとそれだけでした!
ローレンス・フィッシュバーン出てくる意味ほとんどなかった😆
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