アマチュアのレビュー・感想・評価
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Into the clouds. Sarah
ラミ・マレック は007ノー・タイム・トゥ・ダイでダニエル・クレイグ最後の強敵を演じた。
今作ではCIAに所属はしてはいるが、スーパースパイでは無いデスクワーカーの気弱な暗号解読者・チャーリー。
そんな大人しい主人公が自分の持ち得る能力を活かして、テロ事件で殺害された妻の復讐を果たそうとする物語。
今迄のスパイの人間像は、組織の陰謀を暴いたり、危険な国際ミッションに挑むとても強くクールに見える人物。しかし実は人間的で、抑強扶弱を行う正義漢。
そんなステレオタイプからパラダイムシフトした感のあるのが本作。
(現実に映画も対外諜報機関であるCIAが、その制作過程に深く関わっていると言う話しも有り、自らのイメージを操作すべく暗躍している事実は、あまり知られていない。
そう言う意味では、新たなCIAのイメージ戦略かも?)
復讐の戦いを進めて行く中で、多くの妨害や障害が有るが、アマチュア・スパイが段々とタフになっていく姿が頼もしい。
度々、サラとの回想シーンがあるが、最後はチャーリーの目的をやり遂げた安堵の表情。
しかし復讐は達成したが二度と戻って来ない大切な人を想う悲しい気持ちが置いてけぼりになって、行き場を無くしまった様を描いている。
ラストシーンで、サラから貰った最後のプレゼントのセスナ機で初フライトをする。
「空高く舞い過ぎて、迷子にならない様に」とチャーリーを心配してくれた、亡き妻がくれたコンパスが切ない。
75~80点ぐらい。スパイ・テクノロジー
スパイ復讐モノって感じの映画だけど、スパイ・テクノロジーがカッコ良くて、世界を股に掛ける壮大なスケールで描きます。
ラミ・マレック目当てで観ようと思ったら、カトリーナ・バルフも出てることを知って嬉しかった。
ラミ・マレックはCIAのコンピューターオタクを演じてますが、カトリーナ・バルフの役柄は秘密にしときます(笑)
『ベルファスト』観てから彼女のファンなんだけど、今回の役カッコ良かったし、いい役だった。
出てくるのは後半だけど、お楽しみに(笑)
IMAXで鑑賞したけど終始ずっと通常画角で、この映画のIMAX上映は通常カメラで撮ったものをIMAXスクリーンで上映してるだけ、ご注意を。
通常画角だと分かってたら通常スクリーンで観たのに、損した気分。
毎回思うけど、画角のアナウンスしてほしい。
映画自体のスコアは、75~80点ぐらいです。
優れた演出とやや粗いキャラ設定
転落死や爆死、領海侵犯させて逮捕させるよう仕向けるなど、主人公が復讐の手段に直接的な戦闘を用いない点は斬新だと思う。
戦闘教官がなぜ急に主人公の味方になったのかの描写が少なく、やや唐突感がある。CIAに所属する人物が主人公を守るために上官の指示に背き、同僚である他の捜査官を殺害するといった展開は少し強引すぎるのではないだろうか。
セキュリティ回避やハッキングを用いた攻防、謎の協力者など、スパイ作品としてのお約束はしっかりと組み込んだうえで、復讐手段にはオリジナリティを持たせているなど、演出は優れていると思う。一方で登場人物の行動に一貫性がない箇所がいくつかあり、キャラクター設定の粗さは少し気になった。
軽くて薄い屁ラー‼️❓からかい上手な変ダー損‼️❓
主人公の憎しみが伝わらない、能力も伝わらない、爆弾作りの天才でも仕掛ける能力が❓、コンピュータの能力もおかしい、殺し方も奇をてらうばかりで、協力者のことも掘り下げない。多分、原作は緻密であろう事は想像出来るが演出が稚拙だ、主役をげそげその姿ばかりで選んで、暗殺のプロも見掛け倒しにしか見えないのは致命的だ。良い俳優を揃えているのに脚本と演出の悪さが台無しにしている。ただ、予定調和の結末には安心した、作品の品質とは別に。余談だが日本の殺しのプロの殺し方は、電車や車への飛び込ませ、首吊らせ、飛び降り、だそうだ、伊坂幸太郎の小説の話、ところで昨日夢で殺しのライセンスを貰えた、ダブルオーエイトとして、関係無いけど。話はそれたが、予告編のシーン以外に見せ場はなかつた、以上。
戦闘力、暗殺力がゼロでも!
正直期待よりは……残念な…
面白いとは思うところもあるが復讐し始めてからは展開が急だし雑な感じだったかな
もっと丁寧というか頭脳派なところを見たかったし、"インクワライン"の犠牲は残念
彼女があそこまで助ける理由も弱いし、もっと関係が濃く強いものになれば良かったなぁ…残念だけど感情移入しにくいし、それらの犠牲を出しても行動し続ける主人公にも感情移入しにくい
頭脳派ならではの行動をもっと伏線絡めてやってほしかったし、弱さもほしかったかな
復讐し始めるまでは好きでした
悪くはなかったけど正直期待が大きすぎたかな
謎解き要素とかもっとハラハラドキドキ感とかも見たかった
奥さんからのあのパズルに何かを仕掛けがあるのかと思ったし、奥さんが殺されたのは別の思惑が?または実は生きてる?とか探ってしまったが何もないんかいっ
ラストも個人的にはあんまりでした
まぁ彼が生きてたところは良かったが
ラミ・マレック
「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが...
「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが主演を務め、戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションサスペンス。
内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。
原作は、スパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説。監督はドラマ「窓際のスパイ」や映画「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」を手がけてきたジェームズ・ホーズ。主人公チャーリーをラミ・マレックが演じ、上官のヘンダーソン役で「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーンが共演。
アマチュア
2025/アメリカ
配給:ディズニー
傷ついたアマチュアの復讐
妻大好き夫♡
なんとな~く、物足りない…
CIAだけど、分析官なので殺しはアマチュアな主人公が、頭脳を武器に復讐する…
確かにあらすじ通りの展開なのです。
なのですが、何かが物足りない。
主人公は監視カメラの映像やGPSなどを駆使して犯人を割り出し、追い詰める。
けど犯人の正体は上司達はとっくに知ってるし、主人公が復讐に走るのが邪魔だからって主人公を暗殺しようとさえする。
結局、仇のテロリストと上司はぐるで、その陰謀を暴いて復讐完了なんだけど…
陰謀を暴くきっかけをくれたのは、第三者だし、協力者になってすぐ死んじゃうし。
人が人の命を奪うのは容易な覚悟では無理。それを殺すことで妻の死を乗り越えようと怒りに燃えてたはずが、最後それでは解決ではないと悟って逮捕させる。
殺人では解決しないよといいたかったのかな?
物騒ではありますが、殺し方はもっと知的にスマートに冷徹にやって欲しかったのかもです。
戦闘力ゼロという主人公の設定が、十分に活かされているとは思えない
宣伝文句にある「驚くべき陰謀」とは、一体何だったのだろうか?
主人公の妻が殺されたテロ事件にCIAが絡んでいたということなら、犯人の捜査をろくに行おうとしない時点で、そんなことは推察できてしまい、驚きでも何でもない。
例えば、ラストで、「主人公を暗殺者に仕立てるために、CIAが妻を殺した」みたいな事実(これも、陰謀としてはありきたりだが・・・)が明らかになったならば、少しは「どんでん返し」感を味わえたかもしれないが、結局、何のヒネリもないままで終わってしまい、完全に肩透かしを食らってしまった。
サイバー分析官の主人公が、いとも簡単に様々な情報を入手したり、色々なシステムをハッキングしたりできる「お手軽さ」には目をつぶるとしても、各国を自由に行き来したり、たやすく爆弾を仕掛けたりできるところには、やはり、「ご都合主義」を感じざるを得ない。
主人公が、どこで、何をしようとしているのかが分かっているのに、それを阻止することができないCIAの幹部たちも、標的となっているテロリストたちも、間が抜けているとしか考えられず、「頭脳戦」の醍醐味が、あまり味わえないところも物足りなかった。
主人公が死んだら、CIAの汚点がマスコミに公開されるはずなのに、どうして主人公を殺そうとしているのかといった疑問の他にも、暗殺の教官が殺したCIA職員は誰だったのか(長官が派遣した「信用できる者」?)とか、ラストで船を遠隔操作していたのは誰だったのか(港にいた、主人公に命を助けられたことのある工作員?)とか、説明不足で分かりにくいところが多く、物語に入り込むことができなかったのも残念だ。
せっかく、ひ弱なオタクを主人公にして、派手なアクションや肉弾戦以外のところで見せ場を作ろうとしたのであれば、ストーリー・テリングの面で、もっと工夫があっても良かったのではないかと、少し勿体なく思ってしまった。
復讐の仕方が面白かった (☆o☆)
ヘタレな時代のジェイソン・ボーン
予告編で「妻を殺されたCIAの暗号解読専門の職員が犯人に復讐しようとするが、殺しに関してはまるで素人。しかし…」というところまで周知されている。
蓋を開けてみれば、予告編通りヘタレ気味の主役(演:レミ・マレック)は銃を撃ってもまともに的に当てられず、格闘技もからきしダメ。
圧倒的に頑健で無敵なヒーローが大暴れするエスピオナージュ・アクションがお好きな方には口に合わないと思う。
しかし私は非常に楽しめた。
これ、たぶん脚本家や監督が『ジェイソン・ボーン』シリーズから影響を受けているか、あるいはオマージュのつもりかもしれない。孤立無援で世界各地を転々と舞台にするところも似ている。
ただし設定はボーンのようなオールマイティなヒーローではない。IQ170という頭脳によって追ってくる者やターゲットに周到に罠を掛け、追い詰め、不利な状況で逆転に次ぐ逆転をしまくる。この逆転のストーリー・テリングはなかなか巧みである。
ネットへのハッキングはもちろん、生成AIの活用?悪用?も今風w
ただ、亡くなった妻の幻影がしつこいのと、ローレンス・フィッシュバーン(モーフィアス!)の役どころの位置づけが曖昧なのが残念。ということで星を0.5減らして3.5。
内気なCIA分析官が…
新しいスパイ映画の誕生かと思いつつ観ました。
CIA分析官の最愛の妻がテロに巻き込まれて他界、過酷な復讐にひとりで世界を股にかける追跡劇であった。
頭脳派の分析官は決してテロ組織の犯人に直接手をかける訳ではなく様々手法で追い詰め抹殺するから凄い。
殺しの経験もない分析官が試行錯誤しながら目的を叶え行く姿が何とも傷ましい。味方が刺客を送るなどスパイモノなので仕方ないのかも知れなが複雑な境遇も辛いね。
派手さは感じられなかったが頭脳戦を感じた復讐劇でした。
最早プロの仕事
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