劇場公開日 2025年4月11日

「90歳の尼僧よりもか弱いヘラー」アマチュア カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

4.590歳の尼僧よりもか弱いヘラー

2025年4月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

アマチュアThe Amateur

原作小説『チャーリー・ヘラーの復讐』(ロバート・リテル、1981年)

原作と脚本は随分と変更されて、画面スピードと台詞合ってなく、そして言葉足らずのノンアクションサスペンスとなっている。

アクションは無いけれど、
いかんなくIQ170が駆動し、
3件の抹殺と主犯をまんまと拿捕して真犯人を失脚させてしまう凄腕CIA。

何処がアマチュア?
それは射撃と武闘だな。

今やスパイ映画は、サイバー操作やハッキングの知能や技術のゲーム合戦なんだろう。

それにしても、復讐心が、妻を思う気持ちが回想として幾度も出てくるのが愛おしい。
最後に修理を終えてセスナで空高く舞い上がって行くのが、パズルの回答のデートに思えてくる。

アマチュアThe Amateur

(o^^o)

アマチュアThe Amateur

「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが主演を務め、
戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションサスペンス。

内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。
最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。
テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。
組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。

原作は、スパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説。
監督はドラマ「窓際のスパイ」や映画「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」を手がけてきたジェームズ・ホーズ。
主人公チャーリーをラミ・マレックが演じ、
上官のヘンダーソン役で「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーンが共演。

アマチュア
The Amateur
2025/アメリカ

カール@山口三