劇場公開日 2025年4月11日

「地味なスパイ映画」アマチュア ihatakaeightさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0地味なスパイ映画

2025年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

テロリストに妻を殺されたCIA職員チャーリーが、銃やナイフなどを使わずに報復を行う復讐劇。

物語は予告編の通り、工作担当ではないCIA職員が、CIA内部の協力が得られないという条件下で、いかに復讐を成し遂げるか、が描かれている。

スパイ映画への私なりの見方は二点。
主人公のキャラクターと協力者が魅力的か否か。その点、チャーリーは地味だ。他のスパイ映画では派手な銃撃戦くらいあるが、彼は時限爆弾とITを武器に頭脳戦を地味に戦う。今回は紹介編なのか脇の協力者は、「ついで登場」であまり魅力を感じなかった。というのが正直な感想。
もう一点は、スパイツール。スパイツールも魅力の一つ。「これが最新CIAの…」が定番で期待するのだが、今作は即応性のあるモバイルITを使い、SNSとAI補正によるカメラ画像が随所に出てくる。これもまた地味だ。そこで得た情報から作戦を立て、対象を追い込んでいくのが本作の見所。ただ位置情報や監視カメラの顔認証のくだりは見飽きている、フーンという感じだった。

異色作としてシリーズ化がありそうな感じですが、頭脳派チャーリーの次なる活躍に期待したいです。

ihatakaeight
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