「情報収集が凄い」アマチュア りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
情報収集が凄い
愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いていたが、現場での戦いの経験がないデスクワーカーだった。そんな彼は、最愛の妻とともに幸せな日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件でロンドンに出張中だった妻を失い、彼の人生は光の無いものとなった。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、上司の秘密を掴み、その事を公にしない見返りとして特殊任務での戦いの訓練を受けた。しかし、教官のヘンダーソンに、お前に人は殺せない、と言われた。チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、CIAの上司に歯向かったため刺客を送られ、インクワラインと名乗る協力者も現れ・・・さてどうなる、という話。
原作がある様で、もちろん読んでは無いが、スパイってここまでやるのかという奥の深さが素晴らしく、ストーリーが面白かった。
チャーリーは何ヶ国を訪れ調べ回ったのだろう、というくらい行動力があり、妻を愛する強い気持ちが伝わって来て素晴らしかった。
日本でもこれくらいのスパイ情報収集能力を持っているのだろうか?、日本では公安になるのかな?、大丈夫なのかな?、そんな心配をしてしまった。
主人公チャーリー役のラミ・マレックも弱々しいデスクワーカーかと思ってたのに知識は素晴らしく上司を翻弄するほどの腹の座った行動が良かった。それと、インクワライン役のカトリーナ・バルフが魅力的だったのと、妻サラ役のレイチェル・ブロズナハンが美しかった。
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