「最弱の暗殺者?」アマチュア カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
最弱の暗殺者?
現実離れな無双の強さで敵を圧倒するジェイソン・ステイサムのまるで対極に位置するような最弱アクション俳優ラミ・マレックと言うことで今後はよろしくとかでしょうか?
何故かすごく期待していたのだが、残念の方が強めにの結果だった。
最愛の妻を殺され復讐の鬼になる筈がなりきれず、ただ何となく結果として目的を成し遂げてしまったという感じで「お前の気持ちはそんなものか!」と途中で気合いを入れてあげたくなった。
入れ歯無しで本作に臨んだラミ・マレック演じる主人公チャーリーはIQ170の天才で暗号解読のスペシャリストの設定なので、わざわざ暗殺の訓練を受けなくても元々持っているスキルだけで何とでもなるのではと思いながら観ていた。(解錠のスキルは動画でw)
花粉攻撃は斬新で感動したし、これからどんな彼なりの復讐が見られるのか期待してしまったし、ハイテクの真逆のクラシックな飛行機が趣味とかいいところもたくさんあったのに。
最近のこの手の映画ではどこへでもハッキングでき、粗い画像を容易に補正し、顔認識で世界中のどこにいるかを特定出来るのが当たり前の設定になっており、ほとんどのスパイアクション映画はこれらを多用しているが、いい加減何とかならんものかと思う。
まあ確かに犯人特定に時間がかかったり、隠れ場所を見つけられなかったりすると話は面白くなくなってしまうのでわかるんだけど。
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