アドヴィタムのレビュー・感想・評価
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奇跡的なシチュエーションが面白い
大画面(130インチスクリーン)で視聴したら迫力満点で、主人公フランクの身体能力の高さが爽快で、ロケ地もアクションも見応えがあり、政府の陰謀に触れていたり、奇跡的なシチュエーションが(それをツッコミどころとも言いますが)面白かったです。
最後まで飽きさせない展開で、現在パートからの10年前の馴れ初めとニコとの交流のシーン、その9年後(つまり現在パートから1年前)のエピソードの後に現在パートに戻り、フランクとレオには兎に角幸せになって欲しいと思いながら観ました。
久々に興奮しました。
フランスの特殊部隊の隊員が同じ国家組織から狙われ、妻を人質に取ら...
フランスの特殊部隊の隊員が同じ国家組織から狙われ、妻を人質に取られ命を脅かされるという物語。いわば、国家内部の問題だが、夫婦を抹殺するためになり振りかまわない残虐な仕打ちは、とても同じ国の中の組織とは思えない。
敵は、実は本来見方であるべき身内の者というよくある筋書きで、結局、獅子身中の虫が国を滅ばしかねないスキャンダラスな事件に発展する。
アクションやサスペンスに気を取られ、なぜ夫婦が狙われる事態になったのかという原因がはっきりわからないまま見ていることが多い。この種の映画では、見終わってから、なぜこんなことになったんだろうと釈然としないことが度々ある。
ネットフリックスでその肝心な部分を見返してみたが、なんとなくわかりはするが、果たしてあんなにひどいやり方で片をつけなきゃならない問題ではないだろうに思ってしまう。
テンポよい!アクションだけでなく人間関係の描写と丁寧。
98分という短さと思えないほど、今目の前で起きてることからそこまでの過程がちゃんと描かれていた。
長くしようと思えば長くできるところはもっとたくさんあったと思うけれど、必要なところだけを必要なポイントを抑えて描写していた。
例えば、ホテルでの事件で隊員の一人が亡くなった。その隊員とのこれまでの関係性や家族との繋がりなどについても描写されていて、主人公の苦悩も伝わってきた。
物語は国家レベルのことに自分の知らないところで巻き込まれてしまい、自分と家族を守るところに主眼を置いているので、その観点からはテンポもよくてアクションだけでなく人間描写もされていて、私は好きな映画でした。
意外と楽しめたフランスアクション映画
個人的には結構面白かったし
先に見た「バック・イン・アクション」よりは
数段よかったんだけど、意外と評価が低い本作。
とにかく10年前に遡った回想シーンが長い!
その為、物語の重要なシーンに
たどり着く頃には、ゆうに80分過ぎていて(体感)
このまま終わるのか?!
え、ドラマだっけ?と思ったわ(笑)
地味だ!という声もあったけど
結構見応えあるアクション(カーアクション含む)や
ストーリー性も嫌いじゃないけど、
とにかく前半の回想シーンの長さから
間延びしちゃった感じがとてももったいない。
フランス映画だから、勝手なイメージで
ラストの国を揺るがす事件は観る側に委ねる
パターンかと思ったけど
気持ちいいハッピーエンド👍
ベンも助かっていて、よかった🤣
Netflix フランス語アクション映画
Netflix original フランス語アクション映画 吹替版有り
原題の“Ad Vitam”は、英語で”for life”の意味のようです。(映画での翻訳は「命ある限り」)
序盤にいきなり主人公フランク宅に何者かが侵入し、妻のレオが拉致される。
10年前になり、フランクは過去にGIGN(国家憲兵隊治安部隊)に所属していた事が明かされる。しかし、この場面がとにかく長い。特殊部隊出身の凄腕だと見せたいのだろうが長すぎ。その9年後、ある事件が起きる。ここから重要な場面となる。
フランクが重要な事に気づき、現在に戻る頃には本編92分位の半分がすぎている。
後半の直接対決以降はアクションも悪くはないが、いかんせん前半が間延びしすぎた。そしてGIGN やDGSI(国家治安総局)など実際にある組織のようだが、日本には馴染みがない名称の為、対立関係がわかりにくかった。あと10年前に特殊部隊の学校を卒業している主人公の年齢はどうなのか。俳優の実年齢は50歳。
………………
日本語版キャスト
フランク:田村真、レオ:木下紗香、ベン:中務貴幸、ニコ:北村謙次、マノン:新井笙子、ヴァナケン:さかき孝輔、シルヴァン:及川いぞう
派手なアクションシーンは少ない
派手なアクションシーンで目を引く作品ではない。
しかし、その代わりに、
観客をハラハラさせる巧みなカメラワークや演出が光る。
アクション一辺倒ではなく、
ラブ、絆、家族、仲間といった人間ドラマが深く描かれている。
ドラマ成分が多いと感じる観客もいれば、
このくらいのバランスが好みという方もいるだろう、
評価は人それぞれだが、
複雑になりそうな物語を映画のテーマである「〈ad vitam〉(命のため)」に集約させ、
見事にストーリーテリングを実現している点は特筆すべきだろう。
シナリオや演出における工夫、
ユニークなアイデアの数々は、
視覚的にも知的にも観客におもしろい体験を提供する。
特に、95分という短い時間の中でアクションとドラマの割合を絶妙に配分し、
飽きさせることなく最後まで緊張感を持続させることに成功している。
各シーンのテンポや演出は、
全体として高い技術に裏打ちされており、
映画制作におけるチームワークの素晴らしさが伝わってくる。
タイトルなし(ネタバレ)
頭の中を空っぽにして見て、それなりに見られる映画がある。
やっている事はめちゃくちゃ。まぁ、いいのだろう。
ジャン・ポール・ベルモンド系のアクションのみの活劇。
フランスはgignとか訳が分からない行政機関が多すぎる。
そもそも、こんな仕事している者同士の恋愛なんてご法度だし、男も避妊くらいしなけりゃ。
命ある限り…
所々都合良い展開だったけどフランスらしいテンポ良いアクション映画。仲間の死は政府の隠蔽工作によるものだったが、そのせいで身重の妻を誘拐される。政府からの刺客や冤罪により指名手配され、警察からも追われるという絶体絶命のピンチにアドヴィタム精神で乗り越えていく。接近戦、パルクールのようなアクション、カーアクション、バイクアクションと短時間ながら見せ場あって良かった。
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