対話する世界のレビュー・感想・評価
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フィルムを通じて対話する世界
新宿での初上映以来2年ぶりにスクリーンで鑑賞。8ミリと16ミリのフィルムとデジタル撮影を駆使して過去と現在が交錯する物語を描いています。ぼくは最初に観たときは「去年、マリエンバートで」を思い出しましたが、2度めの鑑賞はまた少し印象が変わりました。フィルムに焼き付けられ、映し出される世界はとてもおぼろげで、物悲しくて、それが過去のものであることを強く感じさせられます。もはやこの世界に存在しないものが、フィルムのなかには存在する。その存在感がフィルムの中ではとても強く感じられます。その存在がフィルムを映写した瞬間から、この世界に語りかけ、影響を与えていく。そうした心のなかで起こることを、この作品は描いているのだと思います。失われてしまったものとの対話。それもまた映画のもつひとつの力なんだと思いました。おぼろげで幻のような作品ですが、夏海さん演じる主人公と小原徳子さん演じる過去を生きた女性の力強い存在が、この作品に温かみとぬくもりを与えてくれてると思いました。
五十嵐さん良い人過ぎ
叔父さんが亡くなり遺品整理の手伝いに上京してきた高3女子が、叔父さんが撮影していたフィルムの世界と交錯した現実をみる話。
とりあえず、カラーグレーディングをミスってるのか劇場の問題か、それとも敢えてなのかわからないけれど、画面が白く飛び気味でみにくいこと…(-_-)
葬儀もまだなのに遺品整理?そして母親こないなら喪主は叔母さんじゃね?な始まりからシャワーの行いらなくね?そしてこのホテルはフロントから部屋に電話掛けられないのか?
手紙の主の家を訪れて、ん!?下手したら知的障害か?というくらい頭の足りない子の設定?
そしてそして昔からの仲ならまだしも、この友達がこの子と一緒にいる理由がみつからん…。
それにサメジマがどんな立ち位置かわからないから、監督のレベルもわからないんですがね…。
何をみせたいのかわからない夢と現実の行ったり来たりからの、逼迫感がまるで感じられないリアクションだし、良くわからない夢オチみたいな展開だし、そこからの主人公の機微とかもなければ明確になんだったかも示さないし…何をみせたい作品か良くわからなかった。
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